佐藤隆 / Takashi Sato / Official Web Site
 
 

 
New Album = 戯れ = 2024年7月24日発売。
 
= 戯れ =  曲目と曲順
01.Here Comes The Sun (Cover sonng)
02.痛いよ (Re-Recorded 2024)
03.短くも狂おしく燃え (Re-Recorded 2024)
04.G線上のリンダ( Re-Recorded 2024)
05.赤い靴は嘘つき (Re-Recorded 2024)
06.マリー橋への道 (Instrumental) (未発表曲)
07.希望商人 (Re-Recorded 2024)
08.みんな元気かい (Re-Recorded 2024)
09.リディアのメリーゴーランド (Instrumental) (未発表曲)
10.サンデーアフターヌーン (Re-Recorded 2024)
11.Prerudio (Classic Guitar Version) (Instrumental)
12.イエスタディ (Re-Recorded 2024)
13.どじ (Re-Recorded 2024)
14.オルフェ(Re-Recorded 2024)
15.廃墟にて (Instrumental) (未発表曲)
16.Imagine (Cover song)
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Blu-ray 「Music Video Letter」2024年2月21日発売。
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ニューアルバム「Mosha 2」を9月1日に発売します。 
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ニューアルバム #LoveTheBeatles , 2023年7月10日に発売します。
今日7月7日(七夕とRingo Starrの83歳の誕生日)から予約を開始します。
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「I've been walking」「Urban Au-ri 」のリマスター盤を4月11日より発売します。予約も始めました。
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2023年1月23日より発売。 
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2022年8月15日発売。
 
佐藤隆コンサート " 日々の泡 " 1986.2.15 at 渋谷公会堂
Blu-ray 映像 : 4K (3840x2160), 音声 : Hi-Res (48kHz/24bit)
収録時間 : 1時間55分
 
- 収録曲 -
Opening 
 1. 12番街のキャロル
 2. 僕達の孤独
 3. マイ・クラシック
 4. ひとひらの雪
 5. 北京で朝食を
 6. 希望商人
 7. 否 (Non)
 8. アンダルシアの娘
 9. 桃色吐息 
10. 旅芸人の恋歌
11. 映画時代
12. 霧のスカンジナビア
13. カルメン
14. ください
15. 壁になったジャンゴ
16. 少女
アンコール
 1. カルメン
 2. 桃色吐息 (アンコール・バージョン)
 3. 日々の泡
 
※ なおOpening 映像の中で2~3秒、そのすぐ後に1秒ほど画像が乱れますが、これはオリジナルのビデオテープ自体がこのような状態のため修復ができませんでした。
 
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「青の時代」[2022] Blu-ray、発売中。
 
- 収録曲 -
01. カルメン
02. エスメラルダ
03. 裸足のゼルダ
04. オルフェ
05. 12番街のキャロル
06. 失楽園
07. デラシネ
08. アジャンタ
09. 僕たちの孤独
10. 桃色吐息
- Bonus Track -
二十三夜 (編集用映像)
 
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NEWS

        
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2024
 
11.20 Messageを書きました。
11.10 Messageを書きました。
11.04 Messageを書きました。
10.27 Messageを2つ書きました。
10.19 Messageを書きました。
10.07 Messageを書きました。
09.20 Messageを書きました。
08.26 Messageを書きました。
08.25 Messageを書きました。
08.09 Messageを書きました。
07.30 Messageを書きました。
07.28 Messageをかきました。
07.23 Messageを書きました。
07.15 Messageを書きました。
07.07 Messageを書きました。
06.10 Messageを書きました。
03.06 Messageを書きました。
03.01 Messageを書きました。
02.19 Web Shopに「Music Video Letter 」を加えました。Messageを書きました。
02.10 Messageを書きました。
01.25 Messageを書きました。
 
 
2023
 
12.29 Messageを書きました。
12.20 Messageを書きました。
12.03 Messageを書きました。
11.29 Messageを書きました。
11.24 Messageを書きました。
10.16 Messageを書きました。
09.29 Messageを書きました。
08.31 Web Shopに「Mosha 2」「Encore」を加えました。Messageを書きました。
08.24 Messageを書きました。
08.11 Messageを書きました。
07.07 Web Shpに「#LoveTheBeatles」を加えました。Messageを書きました。
07.03 Messageを書きました。
06.14 Messageを書きました。
05.29 Messageを書きました。
04.13 Messageを書きました。
04.04 Messageを書きました。
04.01 Messageを書きました
03.23 Messageを書きました。
03.16 Messageを書きました。
03.15 Messageを書きました。
03.13 Messageを書きました。
03.11 Messageを書きました。
03.06 Web Shpに「Live at Eggman volume 1, 2 , 3 」を加えました。Messageを書きました。
03.02 Messageを書きました。
02.16 Messageを書きました。
02.15 Messageを書きました。
02.12 Messageを書きました。
02.08 Messageを書きました。
01.30 Messageを書きました。
01.26 Web Shop に「P.S. I love you (2023 Remaster」と「憧れは夢の中に (2023 Remaster)」を加えました。Messageを書きました。
01.15 Messageを書きました。
01.07 Messageを書きました。
 
2022
 
12.31 Messageを書きました。
12.22 Messageを書きました。
12.02 Messageを書きました。
11.24 Messageを書きました。
11.12 Messageを書きました。
10.24 Messageを書きました。
10.18 Messageを書きました。
10.17 Messageを書きました。
10.03 Messageを書きました。
09.03 Messageを書きました。
08.25 Messageを書きました。
08.10 Messageを書きました。
08.05 Messageを書きました。
07.27 Messageを書きました。
07.12 Messageを書きました。
06.30 Messageを書きました。
06.26 Messageを書きました。
Web Shop に「青の時代」[2022] Blu-Rayが仲間入りしました。
06.13 Messageを書きました。
06.05 Messageを書きました。
05.09 Messageを書きました。
04.30 Messageを書きました。
04.25 Messageを書きました。
04.22 Messageを書きました。
04.11 Messageを書きました。
04.10 Messageを書きました。 
04.05 Messageを書きました。
03.19 Messageを書きました。
03.11 Messageを書きました。
03.03 Top Pageに次回のライブ情報を載せました。
02.27 Messageを2つ書きました。
02.25 Messageを書きました。
02.20 Messageを書きました。
02.14 Messageを書きました。
02.11 Messageを書きました。
01.25 Messageを書きました。
01.16 Messageを書きました。
01.08 Messageを書きました。
01.06 Messageを書きました。
01.03 Messageを書きました。
 
2021
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12.29 Messageを書きました。
12.25 Top Pageにライブ告知を載せました。Messageを書きました。
12.15 Messageを書きました。
12.07 Messageを書きました。
11.28 Messageを書きました。 
11.24 「Album コーナー」の「8 beat dream 、、、」に文章を載せました。
11.22 Message、「Albumコーナー」の「Woman (2021 Remaster)」のアルバム紹介文を書きました。11.10 Albumコーナーの「8 beat dream 、、、」の情報を加筆しました。Messageを書きました。 
11.09 Album コーナーにNew Album 情報を書きました。
11.02 Messageを書きました。
10.14 Messageを書きました。
09.28 Messageを書きました。
08.25   Messageを書きました。
05.30 Messageを書きました。
05.26 Messageを書きました。 
05.18 Messageを書きました。
05.15 Messageを書きました。
05.10 Messageを書きました。
05.09 コンサートに関するメッセージを書きました。
05.01 Top Page, Message にコンサート情報を載せました。
04.24 Messageを書きました。
04.23 Messageを書きました。 
04.22 「4/24ライブ中止」のMessageを書きました。
04.12 Messageを書きました。
03.31 Messageを書きました。
03.28 Top Page にライブ情報を載せました。
03.28 Top Page にライブ情報を載せました。
03.23 Messageを書きました。
03.01 Messageを書きました。
02.23 Messageを書きました。
02.16 Messageを書きました。
02.07 Album コーナーの「アンプラグド・ライブ [2011 Remaster]」に追記を載せました。
02.02 Album コーナーに「アンプラグド・ライブ [2011 Remaster]」を載せました。
01.28 Messageを書きました。
01.19 Messageを書きました。「Encore」の販売を再開しました。
01.04 Merssageを書きました。
 
2020
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12.29 Albumコーナー「Encore」に追記を載せました。
12.27 Top Page に「イヴリーの夕暮れ」の音声を載せました。
12.22    New Album「Encore」の販売を、「Takashi Sato's Web Shop」にて本日から開始しました。
12.21 Albumコーナーに「Encore」を掲載しました。
12.18 Top Pageに「Christmas Time」の音声を載せました。
12.08   Top Pageに「Imagine」の音声を載せました。Messageを書きました。
12.06   Top Pageに「みんな元気かい」の動画を載せました。Messageを書きました。
12.03   Album コーナーの「パレード」に追記しました。Messageを書きました。
12.02   Top Pageの写真を前回と同じ日に撮った別の写真に変えました。
11.25   Top Pageの写真を最近のものに変えました。
11.17 Messageを書きました。
11.14 Messageを書きました。
11.05 Messageを書きました。
11.03 Albumコーナーの「パレード」に加筆しました。
11.02 Album コーナーの「パレード 2」に加筆しました。
10.28 Albumコーナーに「パレード 2」を掲載しました。
08.02 New Album「パレード」の予約を始めました。Messageを更新しました。
07.30 AlbumコーナーにNew Album「パレード」について書きました。
07.28 Messageを更新しました。
07.25 Messageを書きました。
06.28   Messageを書きました。
06.14 Messageを書きました。
05.23 New Album「Mona Lisa」のCDの販売を、「Takashi Sato's Web Shop」にて本日から開始しました。
05.21 New Album「Mona Lisa」のジャケットと曲目を掲載しました。 
05.21 Messageを書きました。
05.19 Messageに「New Album」リリースの情報を書きました。
05.15 Messageを書きました。
05.14 Messageを書きました。
05.09   「Takashi Sato's Web Shop」をオープンしました。「Album」に「Morn' / 名画座」を加えました。Messageを書きました。
05.03 Messageを書きました。 
04.28 Messageを書きました。
04.19 Messageを書きました。 
04.16 Messageを書きました。
04.09 Messageを書きました。
04.01 Messageを書きました。 
03.30 Messageを書きました。
03.25   Messageを書きました。
03.23 Messageを書きました。
01.01 Message を書きました。
 
2019
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11.21 Top Pageの写真を変えました。
11.11 Messageを書きました。
09.21   Messageを書きました。
09.15   Top Page の写真を最近のものに変えました。
04.26 Messageを書きました。
03.12   Messageを書きました。
01.23   Messageを書きました。
01.03   Messageを書きました。
01.01   Messageを書きました。
 
2018
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12.31  Messageを書きました。
12.20  Message を書きました。
12.12  New Album 「En2」リリースです。「いいねぇ」とか「好きだなぁ」とか感じてもらえるといいのですが、、、さあ、どの曲も飛び出していきな !!
11.26  MessageにOfficial Web Site I の見方のヒントを書きました。
11.15  New Album 「En2」の収録曲についてコメントを書きました。
11.11  New Web Site を公開しました。
 
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Takashi Sato's Web Shop
 
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収録曲、楽曲、アルバム説明等は「Album
コーナー」に掲載してありますのでそちらをご覧ください。
 
※ 最近注文メールが僕の所に届かないという事が2件ありました。
もし1日経っても佐藤隆からのメールがない時はお手数をお掛けいたしますが takashisato3@mac.com の方へ「メールが届かない」と連絡頂ければすぐに対処いたします。ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、宜しくお願いします。
 
10月からの郵便料金改定に伴いレターパックに移行していく予定です。なお配送料は今まで通り¥350のままです。
 

 
 
 

 
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
 

 
 

 
 
 

 
 
 

 
 
 

 
 
 

 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
MESSAGE
 
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2024
 
11.20 昨日の夜に「イエスタディ」をYouTubeにアップしましたが、何回やり直しても思うようになりませんでした。音はこもって小さいし左右のピアノの振り分けも
バランスが悪いので、コメントをしてくださった2人の方、また「いいね」を押してくれた方には本当に申し訳ありませんが、一度削除させていただきました。もう少し自分の意図した音に近付いたら再度アップさせていただきますので、ご勘弁を !!
 
 
11.10 YouTube も今週の金曜日11/8に3周年になりました。やっと3年か、という感じでしょうか、、、今でもYouTubeで音が圧縮されるのには苦労しますが、初めの頃に比べると良くなってきているんではないかと思います。それからYouTubeを見て佐藤隆という存在を知ってくれたり、CDやBlu-rayを販売してるのを知って購入してくれたり、新しい出会いが多くあったことが一番嬉しかったことです。古くからのファンの方々、そして新しくファンになってくれた方々とのメールでのやりとりで色々な佐藤隆への想いや出会いを聞くことができるのがとても励みになります。これからも自分のペースで続けていこうと思っています。
 
 
 
11.04 昨日、今日と久し振りに気持ちのいい秋晴れです。でも朝晩がすっかり寒くなってきました。
 
今週は「君が居て、君を見て」をYouTubeにアップしました。この曲は8 beat dream の日本語バージョンのレコーディングが終わったあとにできた曲です。何かの時にEMIのディレクターに「最近こんな曲作ったんだよ」と言って聞かせました。そうしたら「これ絶対シングル候補ですよ」ということで急遽レコーディングしました。僕の部分は八ヶ岳の自分のスタジオで録音しましたがドラムは一曲だけのためにチトさんに八ヶ岳まで来てもらう訳には行かなかったので東京のEMIのスタジオで録音しました。ただレンタルしたドラムがあまりいい音をしていなくてミキシングした後もこの曲のドラムの音が気になっていました。しかしリマスター盤を作った時なんとか他の曲のドラムと同じようになるようにと色々と試して行って最終的に違和感なく仕上げることができました。ちなみに他の曲のドラムはチトさんのLudwig のドラムでした。リンゴ・スタート同じものでした。
 
曲は知人の後輩の有名なスポーツ選手がある問題で落ち込んでいるという話を聞き作りました。でも今自分にとってこの「君を見て、、、」の「君」が誰だろうと考えると今年の9/28にエレクトリック・ピアノとギターだけの弾き語りのようなセルフカバー・アルバムをリリースしたGilbert O'Sullivan か10/1から南米ツアーを始めこの何年かでは一番いい声で歌っている現在82歳のPaul McCarney かなと思います。みんなにとっての「君」は誰なんでしょう、、、
 
60の手習ということで還暦を迎えた後から始めたドラム。

 
 
10.27_2 「リマスターって何ですか」と時々聞かれることがあります。音楽的に説明すると難しくなりそうなので、映画の話にしようと思います。例えば小津安二郎監督の「東京物語」という古いですが有名な映画があります。この作品は白黒で撮られていた為、当時の映像を今そのまま観るとセピア色っぽく見えます。これをデジタルリマスターという処理をすることによってきれいな白黒映像になり、ぼやけていた輪郭まではっきりと観ることができます。これを音楽に置き換えたのが「リマスター」です。ポール・マッカートニーのアルバムのリマスター盤がよく発売されますが、やはりポールの曲がどれだけ良くても今の時代の音楽と比べると低音もモヤっとしていてはっきりしなかったり、高音も音がぼやけていたりします。そう言った問題を直し音に膨らみやシャープさ、全体の音量のアップ等を調整したものがリマスターです。しかしリマスターというのはミキシングされて一つになった音を処理するので限界があります。そこで「リミックス」というものがあります。これは録音された一つ一つの音や楽器を全部はじめから作り直す作業です。ただエンジニアの感性や感覚によって必ずしもオリジナルより良くなるとは限りません。ジョン・レノンの「Imagine」というアルバムのリミックス盤は何種類も出てきましたが2018年になってやっといいリミックス盤ができました。
 
僕は記載がなくてもYouTubeの音はリマスターしています。それがいい音を作るためのいい練習にもなっていると思います。ここ数年でレコーディングのソフトは飛躍的に良くなっていますが特にこの1年半くらいで大幅に変わりました。去年リリースされたビートルズの最後の新曲と言われた「Noe And Then」ではJohn Lennonの歌だけを取り出しています。これは僕らができるようになるまでには時間がかかりそうですが、これに近い事は今できるようになりました。「Moonlight Sonata」の楽曲がPA(ライブ会場の音響技師」の音だったため歌が大きくてピアノが聴こえづらかったのですが、これをヴォーカルの音だけを持ち上げられるようになったんです。ですから最近アップしたYouTubeの「日々の泡」と「短くも狂おしく燃え」は歌を小さくしてピアノが大きく聞こえるようにしました。こういう作業が自分の引き出しを増やすことにつながれば、と思っています。
 
10.27_1 昨日の夜にYouTubeの登録者数が2,000人になりました。3年近くかかりましたが登録してくれた方々一人一人に「ありがとう」の気持ちでいっぱいです。売れているアーティストは動画も綺麗でハリウド映画のようです。僕の方の動画はタイムコードが入っていたりでヌーベルバーグです。これからもいい音楽を提供していくつもりです。とりあえずの区切りということでお礼と報告です。ありがとうございます。
 
 
   2024.10.18 自撮り

 
 
 
10.19 Messageを書こう書こうと毎日思っていますが、次から次へといろんなことが起こって書こうと思っていたことを忘れてしまいそうです。
 
まず日本被団協がノーベル平和賞を受賞したことは本当に良かったなと思いました。改めて何でも諦めずに長く続けていくことの大切さを感じました。この受賞の背景には色々あったようですが、ここでは触れずにおきます。
 
今回の自民党総裁、立憲民主党の幹事長選挙で文化、芸術、スポーツの支援、発展等に触れる人は誰もいませんでしたね。当たり前のことを当たり前に話しているだけで、物価高騰や景気回復なんて言わなくてもやって当たり前のことだと思います。僕は政治的な発言はなるべく控えるようにしていますが、たまには書こうかと思います。
まず2024年度の防衛費の予算が約8兆円。日本は戦争をするつもりなのでしょうか? すでにウクライナにも相当な金額の援助をしていると思います。これだけ国内で生活が苦しい思いをしている人が多い中で何で人殺しのためにお金を援助しなければならないのでしょうか? 経済のことはよく分かりませんが援助をしないと輸出入ができなくなってしまうのでしょうかね? 援助するお金があるなら国民に回してほしいと思います。そして先ほどの8兆円もの防衛予算、もし日本が本当に戦争をしたら一番の働き手である20代から40代の人間が戦争に招集され戦場で命を落とす人が増えれば、今度は将来の年金を支払うための働き手がいなくなってしまうと思います。選挙では誰一人こういうことを言う人間がいません。皆が当たり前のことを選挙で言う前に日本は戦争をするのかどうかと言うことをはっきり言ってもらいたいと思います。スイスのような永世中立国というのは難しいのかもしれませんが防衛費の8兆円があれば、相当な数の問題が解決できると思いますが、与党はもちろんですがどうして野党がそのことを取り上げて食らいついてでもその答えを引き出してほしいものです。
 
最近音楽の事で思うことは、音楽の聞き方が完全に変わったんだなと言う事です。1ヶ月1,000円前後のサブスクやYouTubeで十分楽しめる訳で、CDやハイレゾで音楽を楽しむと言う人は50代以上の価値観の違う人なんだなということを思います。僕はさすがに音楽の送り手なのでサブスクは抵抗があるのでやりませんがYouTubeで知らない人の音楽を調べたり、自分のアップした曲の再生回数を見たりするとどうしても気になる他のアーティストの曲が出てくるので、気がつくと結構長い時間色々と聞いてしまっています。だから僕はもう無理にCDを買って欲しいとも思わなくなりましたし、やはり僕らの世代のように形のあるものにこだわる人が買ってくれればそれでいいのかなと思うようになりました。やはり人も世の中も変わるものは変わっていくし、変わらないものは変わらないと思います。
 
僕が以前このMessageのコーナーで「禁断のオペラは、まだですか」と書いた人に色々かいたせいか最近はYouTubeのコメントを書いてくれる人が少なくなってしまいました。今までコメントで嫌だなと思った人は2、3人だけで、書いてくれたコメントを読んで鳥肌が立つほど感激したり、涙が出そうになったり、勇気づけられるコメントばかりでした。また良かったら気軽にコメントを書いてください。僕の楽しみなんです。
 
なんか相変わらず取り止めのないMessageになってしまいました。
 
 
10.07 = 戯れ = のCDの売り上げもやっと成人式くらいということで、一曲くらいYouTubeにアップしようかと思い「短くも狂おしく燃え」を選びました。この歌は歌詞の一行一行の最後の部分に特に気を付けて歌ったせいで、今迄の自分の歌い方になかった歌になりました。ただやはりYouTubeにアップすると音が圧縮されてしまうので実際に聞こえる音の60%位しか聞こえないので、その辺が伝わらないのかなと心配です。「Moonlight Sonata」の頃のような歌い方はもう無理ですが「こんな枯れススキ」のような歌でも楽しんでいただければと思います。
 
「希望商人」を聞きたい人が多いのではないかと思いますが、あの曲は僕が作った歌の中では多分一番音域が広い曲だと思います。さらにサビの部分では3度上のコーラスをつけているので尚更です。そしてこの曲のコードは3つしか使っていないんです。ZIMAGINEのライブで歌った時は気にならなかったんですが、今回録音していてコードが3つでよく作ったなあと思ったり、呆れたりしました。それから歌詞の「俺は希望商人、、、幸せのひとかけらを、、、」恥ずかしいし、今は自分に「希望」を届けて欲しい心境です。そんな訳で一曲を選ぶのは難しいんですが、「短くも、、、」にしました。
 
 
10.07 10月2日に今月始めてのCDの注文が入り翌日に発送に行きました。料金を払おうと思ったら¥480ということで、今迄より¥80値上がりしてしまいました。この料金と黄色の袋を足すと¥600位になってしまいます。そこで郵便局の職員の方と色々相談をし一度考えてみると言ってその日は戻りました。家に戻ってまずCDを入れる袋の単価の安いものを探しました。確かに安いことは安いのですが、それに¥480が加算されるとやはり送料がかなりの金額になってしますます。
 
普通郵便だと安いのですが水曜日の午前中までの発送で東京都内がその週に届くかどうかということで、東京から遠ければ遠いほど日数が掛かってしまうということで一週間でも届かない地域が出てくるということです。
 
僕も一音楽ファンとして注文したCDは一日でも早く聴きたいです。そんな思いから今迄CD、Blu-rayを購入してくださった方には全部速達で送ってきました。不思議なのは全国どこに送っても料金は一緒なんです。
 
そんな経緯があって最終的には送料は現行のままの¥350でレターパックでお送りさせてもらうことにしました。防水も割合大丈夫そうな素材でしたし、中はプチプチのCDケースに入れてお送りさせていただきます。
 
これからもよろしくお願いいたします。
 
 
09.20 先日初めて僕のCDを買ってくれた方がいました。その方にお礼と発送のメールを送ると返事が届きました。その方は江國香織さんの「シェニール織とか黄肉のメロンとか」という小説の中に「登場人物が 佐藤隆さん 最高」というくだりがあって、どんな曲だろうと思ってYouTubeで見てくれてCDを5種類も買ってくださいました。CDを買ってくださった事もすごく嬉しかったですし、小説の中で僕のことを良く言ってくれたことがとても嬉しかったです。こんな事初めての経験です。
 
ただ僕は江國香織さんという方を知らなかったのでネットで調べたらとても人気のある方のようで多くの文学賞も受賞されていて恐縮してしまいました。そして写真もたくさん載っていましたがとても素敵な方なのでさらにまた驚いてしまいました。
 
僕はすぐにでもその本を読みたいと思いましたが、小説というのは10代の後半以降読んだ記憶がありません。読むのはほとんどがエッセイです。そんな訳で上記の本を買っても佐藤隆の部分しか読まないかもしれないなと思い、それも失礼だなと思い江国さんのエッセイはないかと探して一冊購入し今少しずつ読んでいるところです。江国さんの描かれる本のタイトルは惹かれるものが多く、そして僕の音楽の世界とダブルところがあるように感じました。今は横尾忠則さんの最近のほんと江國香織さんの本を交互に読んでいます。
音楽の方は佐藤隆ファンから一音楽家に戻り色々な人の曲を聴いたり歌を歌ったりをしています。
 
 
08.26 今月は3連休からお盆休みと休みが続き、書こうと思っているうちに大分時間が経ってしまいましたが、今日はアルバム = 戯れ = の曲順等について書いておこうと思います。
 
今回の曲順を決めるにあたって一番初めに考えたのは「痛いよ」と「Imagine」をどこに置くか?ということでした。Imagineが一曲目というのは違うなと、、、そして痛いよ、は曲中ではないなと、、、でも初めはHere Comes The Sun, 痛いよの順で並べ聴いてみましたが「違うな」ということで一曲目にHere Comes The Sun そして最後にImagine ということにしました。2曲目以降15曲目まではクラシックの曲は別として自分のオリジナル曲をずうーっと聴いてもらおう、と思いました。まずは「痛いよ」で始まり次に「どじ」か「短くも狂おしく燃え」にするか迷いましたが「どじ」にすると「男と女」の曲順と同じになってしまうので後者にしました。ここで「マリー橋への道」を入れようかとも思いましたが、ここに入れるとボーカルが消えてしまうので「G線上のリンダ」「赤い靴は嘘つき」と1st Albumの2曲を置きました。そして次の応援歌的な「希望商人」「みんな元気かい」の世界に行く前に「マリー橋、、、」を入れて一度世界観を変えようとしました。そしてこの応援歌の後の「サンデーアフターヌーン」も世界が違いすぎるかな? ということで「リディアのメリーゴーランド」という遊園地→休日→日曜日を連想してくれるといいな、という思い出「リディア、、」を選びました。そして楽しそうな日曜日と対照的な「サンデーアフターヌーン」を置きました。そして「Preludio」はクラシックギター・バージョンを聴いてもらいたかったことと後に出てくるクラシックギターによる「オルフェ」にもなるといいなと思いました。2曲を続けることも考えましたが一度違う世界からまたクラシックギターに戻った方がより効果的かな? と思いました。「Plerudio」のあとはガラッと変わるように「イェスタデイ」を置き、その次はまたガラッと変わってピアノと歌だけの「どじ」そして「オルフェ」と続けました。そしてこのまま「Imagine」に行くには違和感がありすぎると思い今も続く戦争の状況を少しだけ考えてもらえるといいな、ということで「廃墟にて、、、」を置きました。ノイズのような音で不快に感じる方もいらっしゃる方もいるかと思いますが、廃墟を見ればやはり形こそ違え不快感を感じると思うんです。それがあって初めて今回のアルバムに「Imagine」を入れる意味があるのかなと思った訳です。
 
まあこんな感じで曲順を決めた訳ですが、音楽を聴いて何かを感じるのは十人十色だと思います。佐藤隆はそんな風に考えていたんだくらいに思っていただければと思います。
 
 
 
08.25 今月は最後のレコーディングが終わった後の疲れと暑さのせいでバテていました。そこで好きなアーティストの歌を横になって聴いていることが多かったです。意外だったのがRod StewartのHave you ever seen the rain で歌や楽器の定位が自分とすごく似ていて、それから他の曲も聴きましたが、やはりよく似ていました。これは意外でした。70年代のRockやSoul, Funkって面白いんですよね。他にも色々と聴きましたが作り手としてではなく佐藤隆を聴きました。聴くだけというのがこんなに楽で気持ちいいものかと改めて思いました。特に今回の= 戯れ =は1日に2回も3回も聴きました。そうしているうちに「空をみながらひとりごと」が聴きたくなり、何年かぶりに聴いたこのアルバムが= 戯れ =とのつながりで心地よかったです。ただやはりリリースしてから大分経つので「アマゾンの月」だけラフ・ミックスをしてみました。折角なのでYouTubeにも上げたというところです。夕方になって少し涼しくなってきました。もう少しですね。変な夏でした。
 
 
08.09 先日YouTubeに = 戯れ = から「痛いよ」をアップしました。今回のアルバムの中で一番編曲をし直したかった曲です。「男と女」に収録されている「痛いよ」は歌の前のチト河内さんと林立夫さんのツインドラムが長すぎ曲中も16ビートになっています。僕がこの曲を作ったのは当時のプロデューサーから「痛み」を感じる歌を作ってほしいと言われ、どうしても思い浮かばず「痛いよ、痛いよ、痛いよ」と叫ぶ歌になりました。「男と女-Demo Track」のアルバムを持っていらっしゃる方なら分かるはずですが作った頃は「Don't Let Me Down」のようなアレンジにしたかったんです。しかし遊ばれてしまいました。ツインドラムは始まる前に楽しんで貰えば良かったのですが、、、そんな訳で歌が良かっただけに残念な思いを持ち続けていました。あれから約40年経った今は流石に「Don't Let Me Down」風のアレンジはしたいとは思いませんでした。そこで今回のアレンジになった訳です。分かる人は多いと思います。ただ間奏にエレキギターを入れただけでエンディングにはエレキギターを入れませんでした。入れれば「石の枕」のような曲になる可能性も感じていましたが、ただシンプルに毎回毎回自分の内に向かって「痛いよ」と歌いたかったんです。「男と女」の頃はどこに向けてかも分からず思いっきり叫んでいました。今回はアルバムの多くにも言えることですが、自分の心に向かって歌っています。そして「痛いよ」はフェードアウトではなく、きちんと終わっています。一区切りの痛みです。そしてアルバムの宣伝のためにアップした訳ではなく10代の頃の音楽仲間、その後出会った多くの素晴らしいミュージシャンへ佐藤隆の現在の立ち位置を知らせておきたかったんです。こんな曲を作るやつも、こんなアレンジをするやつも多分いないでしょう。佐藤隆にしかできない、佐藤隆しかやらないアレンジです。まあそれでもアルバム全部をこの色にする気はなかったですし佐藤隆の色はたくさんあります。今回のアルバムではその多くとは言わないまでも、かなりの色を出せたと思います。
 
 
07.30 前回Here Comes The Sun の曲目解説をしてませんでしたので書こうと思います。今回のレコーディングで最初に録音したように思います。この時はMusic Video Letter の時と同じマイク(Ear Trumpet) で録音しました。しかしその頃音の良さそうなマイクが見つかり安い物ではなかったのですがペアで買いました。2曲目以降はそのマイクをペアーで使ってアコースティックギターやピアノを録音しました。そしてその録音したギターの音を聞いてみると明らかにEar Trumpet よりもいい音がしていました。そして今回のギターはステレオで録音したものを2回ずつやりました。従ってアコースティックギターは大体の曲で4本分のギターの音が入っています。
 
さてHere Comes The Sun ですが、この曲は変拍子と言って4分の四拍子に拍子数すらよく分からない箇所が何箇所もあって、初めただの8ビートのドラムを録音してやりましたが途中で引きづらくてしょうがないため、ドラムを聞かずに1。2、3、4 というカウントだけを入れて2回録音しました。なかなか出だしが揃わず何回かやりました。そして曲の構成が微妙に変わっていてよく間違えました。そんなことをやりながら
全編上手に弾けたと思っていたら真ん中部分のsun,sun,sun の部分が一回足りませんでした。ここは演奏だけで一回歌が入って5回なんですが1回少なかったんです。もう数を数えながら弾きたはずなのに、と言う訳でまたもう一度2回ともやり直しました。更に他の曲の録音も進んだある日久し振りにHere Comes The Sun を聞いてみると他の曲のギターより音がこもっていました。初めに書いたようにMicが違っていたからです。でもまた録音し直すのも大変だしと思っていましたが、なんか頭の中に引っ掛かってしょうがないので、結局新しいマイクに変えて再度録音しなおしました。全部が出来上がった時Here Comes The Sun のギターの音がすごくきれいだったのでやり直しておいて良かったと思いました。
 
さて今回のレコーディングの前に「Gibertmania」と言う本に出会いましたGilbert O'Sullivan の熱烈なファンの方が出された本で前アルバムやコンサート等と言った僕ですら知らなかったことがたくさん載っている本でした。その本の影響でO'Sullivanを聴き直したら、いやあこの人の曲作りの中の転調の凄さに驚きっぱなしでした。オサリバンは相当聞き込んできたつもりでしたがその驚きの連続でした。かなりコピーをしましたが難しくてコード進行のわからない曲ばかりです。全部解き明かすには年齢的にもう無理です。どうして気がつかなかったんだろうと後悔するばかりでした。「Alone Again (Naturally)」や「Clair」は何とか聞ける感じになりましたがオサリバンはアイルランド出身というせいか英語の発音が難しく、洋楽を歌うたびに英語圏に生まれて来れば良かったのになぁと今回はさらに思いました。
 
それから録音している最中に読んでいたのがフジコ・ヘミングの本でした。4冊か5冊読みました。勇気付けられると言うより、なんか失礼な言い方ですが「同志」の話を聞いているような感じでした。録音をしたくない時ややめたくなりそうな時に背中を押して来れたように思います。素晴らしい人ですね。
 
今回のアルバムの中から一曲だけYouTube にアップしようと思っていました。しかしアルバムが出来上がってみると一曲だけ選ぶのはとても難しいことに気がつきました。どれか一曲で今回のアルバムの色は伝わらないと思います。そう言った訳で今のところ無しです。
 
暑い夏何とか元気に乗り切りましょう !!
 
 
07.28 [曲目解説] Here Comes The Sun は別の機会に。
「痛いよ」これはアルバム「男と女」に収録されていましたが、アレンジがあまり好きではありませんでした。曲自体はディレクターから「痛み」を感じる曲を作ったら」と言われなかなかできなくてストレートに「痛いよ、痛いよ、痛いよ」と繰り返しました。「Don't Let Me Down」のような曲を作ろうと思ったわけです。今回のアレンジはその「Don't Let Me Down」にするか「Mother」にするか考えましたがシンプルな演奏にしたかったので「Mother」のスタイルを選びました。こういった本当に音の少ない歌は難しいですが今回の出来はとても好きです。アルバムの中の好きな曲の一曲です。
「短くも狂おしく燃え」これはアルバム「Moonlight Sonata」で同じスタイルで演奏していますが、73歳の「短くも狂おしく燃え」を録音しておきたかったんです。これは弾き語りではなくピアノと歌を別々に録音しました。同時にやるとどうしても歌のマイクにピアノが入ってしまうので別々にしました。「どじ」も「オルフェ」も同じです。この曲も歌も好きです。今回の少ない楽器の編成の曲では2、3回ずつしか歌いませんでした。その中で歌の表情のいいものを選んで使いました。
「G線上のリンダ」これはデモテープを忠実に再現しました。ただでもテープはドラムマシンがまだ出始めたばかりでチープな音だったので40年以上経ってやっと納得の行く曲になりました。
「赤い靴は嘘つき」今回のアルバムは自宅の道路を挟んだ向かいの空き地で新築工事が始まると言うことで先にガイド用のドラムを録音し次にアコースティックギター、ピアノ、仮歌という順番で全曲録音しました。そしてこの曲はアレンジが決まっていなかったのでどう言う仕上げにしようかと考えましたが最終的にはブラスとエレキギターとエレクトリック・ピアノを入れて完成させました。
「マリー橋への道」「リディアのメリーゴーランド」「廃墟にて」はサウンドコラージュです。既成の音を色々と組み合わせ、積み上げて作りました。
「希望商人」この曲は僕の中でも多分一番歌のキーの広い曲だと思います。出だしの「生きて行く、、、」が最も低い音でサビの「幸せのひとかけらを、、、」の部分が一番高いキーになります。ですから全体のキーを2つのうちのどちらにするか迷いましたが出だしが聞こえるようにするために高い方のキーにしました。低い方にしておけば良かったかな? と思う曲です。僕は全部の楽器と歌とコーラスをやっているため、キーを変えてやり直すと言うのは大変な作業になってしまいます。そんな訳でそのままで完成させました。これも当時のデモテープを聴いて再現しました。忘れていましたがデモテープにはずうーっとクラシックギターもアコースティックギターと一緒にリズムを刻んでいるんです。だから聞こえづらいかもしれませんが同じようクラシックギターはアルペジオ的にリズムを刻んでいます。
「みんな元気かい」この歌はMusic Video Letter の時に録音、撮影しましたがピアノの調律が悪く使いませんでした。そこで今回新たに録音しました。これはもっと間奏やエンディングを長くしようかとも思いました。そこにエレキギターでメロディーを作って録音しようかとも思いましたが、結局オリジナルと同じアレンジになりました。
「サンデーアフターヌーン」こういった曲もいいなと思って録音しました。いい出来だと思います。シンプルな演奏でいいと思います。だからコーラスが聞こえやすいと思います。
「Preludio」この曲の原曲は同じことをもう一回演奏しますが、ハーフサイズで録音しました。クラシックギターの切ないメロディを気に入ってもらえたらと思います。
イエスタディ」これも「希望商人」と同じようにキーで迷いました。初めはアコースティックギターと歌だけにしようかと思って録音しましたが、聴いてみると物足りなさを感じ少しずつ楽器を足していくうちに、CDに収録とれている感じになりました。この曲はアルバム「En」に入っていてアレンジが良かったので、今回はアレンジに困りました。ギターと歌だけの初めの演奏に音を足していくうちに「En」とはイントロや間奏のコード進行が違っていたので、新しいメロディを考えてこんな形になりました。
「どじ」この曲の歌は3回歌いました。1回目が一番きれいな声でしたが3回目の歌の表情が良かったのでそれを選びました。今回のアルバムの中でも好きな歌です。
「オルフェ」この曲は「土曜の夜と日曜の朝」で初めて発表しました。でもテープはブラジル映画の「黒いオルフェ」の中で主人公の男性が恋人にテントの中でクラシックギター一本で歌うと言うシーンが好きで、それを思い出してクラシックギターでポツポツと歌っていました。アルバムもそんなふうにしたくて初めはクラシックギターバージョンで録音しましたが、最終的には深町純さんのピアノで歌ったバージョンになってしまい、いつかクラシックギターで録音したいと思っていましたが、これも40年近く経って実現しました。演奏は歌の合間にもクラシックギターでメロディを弾くバージョンも作りましたが、歌の邪魔になるように思ったのでリリースした形にしました。作曲した当時の切なさを感じる曲に仕上がったと思います。
「Imagine」はオリジナルと同じように頭の4小節をモノラルでその後からいきなりステレオにと言うことも試してみましたが、それをやるとなんかアルバム全体が遊びっぽくなってしまうように感じられたので、ただ「Imagine」の歌詞とメロディを僕なりに歌いました。だからスッキリした終わり方で遊び心でなく「Imagine」という曲を今歌ったと言う形で終われて良かったと思います。
 
大体の感じはこんな所です。
 
 
07.23 熱い日が続きますが、みなさん元気ですか? 昔は梅雨明け10日なんて言いましたが、最近では今年は去年よりも熱いねぇなんてことばかり言ってます。
 
さて明日いよいよNew Album = 戯れ = の発売になります。このアルバムの内容を説明するのはとても難しいです。結果的にですが選曲はコロンビア時代、EMI時代そして自分のレーベルGelsomina Records の中からの曲になりました。あ、それから未発表の新曲も3曲あります。あとはMoshaの流れからHere Comes The Sun とImagine も入っています。ピアノと歌、ギターと歌だけの曲も何曲かあります。ただ他はバンド編成の曲です。「痛いよ」のような曲はあの一曲だけで他は様々な編曲になっています。全体的にアコースティックなサウンドだと思いますが新曲が変わった世界なので説明が難しいです。軽快な曲からしっとりした曲、そしてダイナミックな曲まで色々です。
 
アルバム・タイトルは始めもっとロマンチックで爽やかなタイトルを考えていましたが、どうもアルバムと離れているようで、いくつかの候補の中から = 戯れ = にしました。もちろん音、音楽と戯れるという意味が大きいですが「戯れる」だと男女のあっちの世界が浮かんでしまうので「戯れ」にしました。もちろん男と女の世界を歌っているのであっちの世界観もまぶしてあります。あと「戯れ」には遊び、道楽という意味もあります。現在のCDの売り上げを考えると「これで食べています」とは言えないことから「遊び、道楽」まさに好きなことをとことんやる僕にとっては当たっている言葉だなということで = 戯れ = というタイトルにしました。
 
アルバムが出来上がって自分でも何回か通して聴いても一言で「こういうアルバム」と言えないアルバムです。本当にこんな感じ、あんな感じという言葉が見つかりません。でも「佐藤隆の色」なんです。敢えて言うとすれば「73歳の佐藤隆にしか作れない世界」とおこがましくも言っていいのかなと思います。
 
まだまだ暑い日が続きそうです。夏の夜にゆったり、じっくり佐藤隆の世界に浸っていただきたいと思っています。
 
 
07.21 Top PageにNew Album = 戯れ = の曲目と曲順を書きました。
 
07.15 ようやくミキシングが終わりました。次はマスタリングという作業です。これはまず曲順を決めその順番で一曲一曲が前後の歌や音と違和感がないか、そして音量も揃えて行きます。この作業でアルバム全体の曲の統一感を作ります。
 
あとはアルバムタイトルと写真がまだありません。一枚のアルバムを作るのは大変な作業です。でももう少しです。楽しみにしていてください。
 
07.07 今日は七夕ですね。この日は僕にとって忘れられない出会いのあった日です。さて昨日録音の方が終わりました。これからミキシングの作業です。一つ一つの楽器の音色や歌声、そして全体のバランスを整える作業です。パソコンと向き合う時間が多くなるのでなかなか大変です。大体の予想では今月の20日から25日くらいの間には発売できるかな? と思っています。楽しみにしていてください。
 
06.10 たまにはMessageも書かなくてはと思いつつ随分経ってしまいました。
実は4月の下旬からレコーディングをしています。初めはMusic Video Letter 2 を作りたかったのですが経費がかかりすぎるので、映像なしのMusic Letter を作ろうと思いました。ギターやピアノでの弾き語りです。しかし録音となると間奏も作れるし、コーラスも入れられます。そんなことをやっているうちに、これはドラムとベースを入れた方がいいなあ、なんて思ってやっていたら時間がかかり過ぎてまだ完成しません。
 
そんな訳で完成させられるかもどうかもわからないアルバムを作っています、なんていうMessageも書きづらく久し振りになってしまいました。
 
今回録音していて思うのは「こんな面倒なことをよく長いことやってきたな」ということです。できればバンド編成で一発録りできれば楽でいいのになあと思うことが多いですが、人に演奏してもらえる程の予算がある訳でないし、自分でやるしかない訳です。
 
17曲録音していますが全部が満足のゆく仕上がりではないので、この中から仕上がりのいい曲をまとめてアルバムにできればなと思っています。
 
でもじゃあ元気だったんですね? と聞かれれば「いや、そうでもないよ。いっぱい、いっぱいだよ」と言ったところです。
 
それから最近CDやBlu-rayの注文メールが「迷惑フォルダ」に入ってしまうことが、たまにあります。注文をしていただくと必ず直ぐに注文確認メールが届くようになっています。僕の方にもです。それが最近のPCやスマホ等のセキュリティの強化で「迷惑フォルダ」の方に行ってしまうことがあるようです。もし注文後メールが届かなかったら「迷惑フォルダ」を確認してみてください。
 
早く新しいアルバムの完成報告ができればいいな、と思っています。
 
 
03.06 昨日YouTubeに「Preludio」という曲をアップしました。これは先月リリースした「Music Video Letter」の収録曲の前の1月10日に撮影したものです。初めての試みだったのでマイクも持っていかずカメラの内蔵マイクだけで撮影したので、歌ありの曲は歌が小さく、またミックスで試してみましたがノイズが多過ぎて使えるものがありませんでした。特にピアノでの弾き語りはほとんどピアノの音に歌が隠れてしまっている状態でした。そう言ったわけで次の1月23日の時は機材も揃え普段のレコーディングで使用しているマイクも持っていき撮影しました。まだ機材に不慣れな点もありましたが、音も映像も良かったので「Music Video Letter」というBlu-rayとして作品にすることができました。
 
ただ「Preludio」という曲はギターだけの曲で僕自身とても好きな曲なのでYouTubeに載せたわけです。バッハのアルバムは以前リリースしましたが、もっと哀愁のある曲を演奏してみたいと思い、10曲近く覚えました。「Mona Lisa」にするかそれともその哀愁たっぷりのギター曲のアルバムのレコーディングにするか悩みましたが、やはり僕は歌を歌うべきだと思い「Mona Lisa」のレコーディングをしました。
 
そんな訳で「Preludio」を撮影した時のBlu-rayは作品化することは無理ですが、こんな事、こんな曲もやっているんだという事を伝えたくてYouTubeに載せました。
 
 
 
03.01 「Music Video Letter」のBlu-rayをリリースして10日くらいになります。購入してくれた方達からのメールも多くいただきました。みなさん一応に「音がいいですね」と書いてくれます。それから画面もすごくキレイだと。あとはいろいろな感想をいただきましたが「自分のためのライブをやってもらっているようです」という感想も何人かいて意外な捉え方があるんだなと思いました。
 
今回歌ってみて自分で作った歌は久し振りでしたが難しいなと思いました。それにたいしてJohnとPaulの曲は出来はともかくとして歌いやすかったです。考えてみるとビートルズそしてソロ作品はデビューの時から聴いているのでもう60年位になります。初めはカタカナ英語で真似しバンドをやるようになると英語の発音がむずかしくて苦労しました。曲を作るようになるとあの曲のあの部分どうだったかな? そんな風に60年聴いてきました。それに対して自分のアルバムはレコーディングの時は何回も何回も聴きますが発売されるとほとんど聞きません。そして自分で作ったメロディだからそれなりに歌えるような気がしますが、やはりレコーディングの時の譜割が大体の曲でいいようです。最近は改めて自分の歌を歌っています。
 
69才の時にリリースした「Mona Lisa」というアルバムの制作は大変でした。毎日10時間以上の録音とその後のミキシング、本当に苦しくきついレコーディングでしたがその時に「大切なのは愛だな」ということを感じることがよくありました。今回「Music Video Letter」でJohn Lennonの「Love」を歌いましたが、この曲を自分で歌うということは考えたこともありませんでした。この曲は聴く曲だと感じていました。
でもある時「もうこの歌を歌ってもいい年齢だな」と思いました。以前なら恥ずかしくて歌えなかったと思います。いつまでも続く戦争、そしてコロナが明けたと言っても表に出ると他人を思いやらない人に多く出会います。なかなか難しいことですが今こそ「大切なのは愛」なんではないかと思います。そんな気持ちも含めてLoveを歌いました。
 
後10日で73才になります。以前はまた一年長生きできたなと思いましたが、今は正直年をとりたくないです。まだやりたいことがあるし、その為にも体力が必要です。70才を過ぎてからの体力の衰えは過酷です。だから年はとりたくないなと思いますが、自身と話し、自身の年齢にあった行動をするべきなんでしょうね。今83才のリンゴ、81才のポール、二人ともまだ現役です。二人を見ていると弱音を言ってる年じゃないよ、と言われそうです。僕の「Music Video Letter」がそんな役割をしてくれるといいなと思います。
 
 
 
02.19 今回のBlu-ray「Music Video Letter」は最近の自分の動画がないので撮影してみよう、というところから始まりました。あくまでも個人的な物で記録として残しておきたいという気持ちでした。しかし映像も音も良かったのでバレンタインデーに合わせて「My Valentine」だけYouTubeに載せました。そして反応の良さに驚き次第に作品としてリリースしてみようかと思うようになり今回のリリースになりました。
 
しかし何もかもの物価高で全2作のBlu-rayと同じようなパッケージングにするとコストが相当高くなり今回のBlu-rayの値段も高くなってしまいます。やはりせっかくリリースするのなら多くの方に見ていただきたいという思いから、今回はCDと同じケースで盤面も全面カラー印刷ではなくタイトルとロゴという通常印刷にしました。
 
今回のBlu-rayはスタジオを借りて撮影したので映像が綺麗です。ただプロの方にお願いしたわけではなく、逆光の中の撮影だったため暗かったり明るくなったりという映像もありますが、それでもとても綺麗でそれ程の違和感はないと思います。また音声も32bit48kHzで録音したものを最終的に24bit48kHzにしたので良い音になっています。
 
タイトル通り近況報告のような映像作品です。72歳10ヶ月の佐藤隆です。映像を見ていただいて少しでも励みになっていただければ、と思っています。
 
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02.10 一昨日僕の仕事を手伝ってもらえそうな方に会ってきました。僕がデビューした頃のWaterという事務所で他のアーティストを担当していた方ですが、よく事務所で顔を合わせ話もしていた方です。右も左もよくわからずデビューし音楽事務所というところにも初めて所属しアルバムを2枚リリースした後にWaterという事務所は解散してしまいました。でも40数年振りにその方と会ったらなんか兄弟に会ったような嬉しさと懐かしさを感じました。お互い40数年の間に色々な道を通ってきた筈ですが、なんか故郷に戻ったような感じでした。Waterが解散したあとその方は共同トウキョーで海外のアーティストを日本に呼ぶ仕事をしていたようでマドンナやマイケル・ジャクソン等そうそうたるアーティストの日本公演を実現化していたようです。最近では府中にある東京競馬場でRolling Stonesやユーミンの曲とのコラボで花火大会をしたようで映像を見せてもらいましたがスケールがすごかったです。東京競馬場の花火大会は15万人以上の人が見にこられる大イベントです。
 
そんな方と色々と話をしました。簡単にいうと「僕がやりたいことがあって人の力が必要な時は何でも手伝いますよ」という事でした。また僕が考えてもいなかったアイデアも提案してくれました。具体的には書けませんがこれが今すぐできそうな事です。
ただその方は少し書いただけでもスケールの大きな仕事ばかりしているので50人くらいのライヴとなると何をどうお願いしたら、という感じもあります。ただ大きな前進だと思います。
 
それからその方と会った時に彼の知り合いのビートルズ研究家(?)の藤本国彦さんを紹介されました。藤本さんはつい何日か前に「ビートルズ216曲全ガイド」という本を出されたばかりで、その日にその本をいただきました。その中の「Real Love」で僕のアルバム#LoveTheBeatles」も紹介してくださっていました。藤本さんは僕が毎日チェックするビートルズ関連のサイトよく見ていたのでお会いできて良かったですし、ビートルズの話をたくさんしました。
 
今回この席が持てるまでに少し時間がかかったのでMusic Videoを撮影しました。その中の一曲「My Valentine」を一昨日YouTubeに載せました。街を歩いていたらチョコレートを売っているお店がかなり目についたので「ああそういう時期か」と思い急遽載せた訳です。撮影したのは今年の1月23日なので本当に最近の映像になります。
 
そんな感じの今日この頃です。
 
 
01.25 今年は1日、2日と地震、航空機の事故が続き恐ろしい年明けになってしまいました。特に能登半島の地震では多くの方が亡くなり、避難できた方々もこの寒さの中大変な思いをしていると思うとMessageも何を書いていいのか、今日まで伸び伸びになってしまいました。
 
ファンの方から「ライブはいつ頃やりそうですか?」というメールを何人かの方から頂きました。僅かな知り合いをつてに一人紹介して頂きましたが、まだ何の進展もなく「2月になったら会いましょう」ということで、こちらもあまり当てにはできない感じです。喉の調子がやっと良くなってきたので勿体無いのですが、また自分で全て決めて動くとライブの時には疲れ切って声が出なくなりそうなので、当分ライブはできそうにありません。
 
また最近はYouTubeにたくさんの曲を載せすぎたせいなのか、コロナが収まって外へ出掛けることが多くなったのか、いずれにせよCDの売り上げが極端に落ち込んでいます。昨年も含めこれまでたくさんのアルバムをリリースしました。「佐藤隆の世界」に興味をお持ちの方は是非音の良いCDで堪能してほしいと思っています。
 
今年一年どんな年になるのか想像できませんが、みんなにとって、そして僕にとっても良い一年になることを願っています。
 
 
12.29 今年も一年ありがとうございました。
 
今年はコロンビア時代の4枚のリマスター盤を作ることができ、それに合わせて「Live at Eggman」をリリースできたこと。そしてビートルズ関連の2枚のアルバムをリリースできたこと、良かったと思います。そして長年のファンの方はもちろんYouTubeからの新しいファンの方との出会いも多くあり、これもまた嬉しいことでした。
 
忘れていましたが僕は今年「年男」でした。70歳を過ぎるとそんなものはないような錯覚をしていました。60歳からの12年間、本当に必死でアルバムを作り、残せるものはできる限り形にしようと思いやって来ました。おかげでもう出せるものは無くなってしまいました。40代の時の「8 ビート・ドリーム」の発売が遅れに遅れたせいで自分の音楽を表に出す道がなくなり、そんな中でも曲作りや録音をしていたおかげで60歳以降たくさんのアルバムを出せた訳ですが、これからはまたゼロからの始まりです。
 
ただ今思うことはアルバム作りよりもライブをやりたいと思っています。しかし昨年、一昨年のように何から何まで自分で手配してやるという事はもう無理だと思っています。来年はスタッフになってくれる人を探し自分は音楽に専念できる体制づくりをしてライブができればいいと思っています。
 
世の中の仕組みが少しづつ変わり、戦争の拡大、物価高等生活しづらい毎日ですが、新しい年が今年よりも少しでも良くなってくれることを願っています。
 
改めて今年一年ありがとうございました。
 
 
12.20  寒い毎日になって来ましたね。みなさん元気ですか?
 
先日「Urban - AuRi」のリマスター盤を購入してくださった方から「Au-Ri」ってどういう意味ですか? という質問がありました。僕も説明しなければと以前から思っていましたが、ついつい忘れてしまいました。
 
 「Au-Ri」 は 「オーリ」または「オウリ」と読みます。漢字で書くと「桜里」になります。
 
このアルバムに収録する曲を作っている時なかなかできない時期があって、そんな時にたまたまテレビで「水戸黄門」をやっていたので気分転換になるかな、と思って見ました。ストーリーはよく覚えていませんが劇中で黄門さんが俳句を作るシーンがあってその時に徳川光圀ではなく「梅里」という名前を書いた俳句の後に書いていました。水戸は梅が有名ですし「梅里」という言い方が粋でいいなぁと思いました。そんなことが頭に残っていて2nd Album ができた時にアルバムをタイトルを考えている時に「桜里」を「オアシス」「楽園」のようなつもりで使いたいと思いました。アルバムの歌詞は1st で「Spy」の詞が日本で初めてのハード・ボイルドの詞ではないかという高評価があったせいで、そちらの方向になっていました。そこでディレクターの提案は「Urban」都会的な、都会の、という言葉を使いたいというのがあったので「都会のオアシス」という意味で「Urban Au-Ri」となりました。
 
なかなか説明がわかりづらいかもしれませんが、そんな感じでアルバムタイトルをつけ、その頃のバンド名も「Au-Ri」という名前でやっていました。
 
今日はややこしい「Urban Au-Ri」の説明でした。
 
 
 
12.03 「僕の夢 / 佐藤隆」もっと、もっとCDが売れてくれたらいいな、そしてライブができるといいな。
 
 
11.29 一昨日11/1に注文したNow And ThenのシングルCDが、やっと届きました。まあ今更って言う気持ちでその日は聞きませんでしたが、昨日聴いて驚きました。既に発売になっていたダウンロードや青盤のものとは全く印象が違っていました。すごくいいです。ホッとしました。昨日2回今日2回聴きましたが、見る様には聴けず新曲を楽しむビートルズファンになっていました。ミックスが違うのは分かりますがまだ見えません。今まで気になっていたジョンのクリアすぎる声。普通は広さは様々ですがレコーディングする時に空気感が一緒に付きますが、それが AIで声だけ取り出せたのはいいのですが、その空気感がなくて不気味な印象でした。ところがシングル盤ではその感じが全くしないんです。これは もしかしたらジョンの歌をダブルにしてほんの少しダブル分をずらしたのかな? なんて思いましたが、よく分かりません。不自然に聴こえた流れも全く気にならず「The Beatles の作品」になっていました。このまま見ないで聴いて楽しんだ方がいい気がします。
 
それから前回書き忘れましたがNow And Then のBeatles Official Video はいいですね。ジョン以外の三人が一緒にレコーディングしている映像は本当に嬉しくなるし、オーケストラのダビングの最後のところでジョンがツイストの様な踊りをしているのを見てポールが笑っている顔がとってもいいですね。あんなポールの笑顔初めて見ました。そして今ポールはPaul McCartneyとして生きリンゴはBeatlesの雰囲気を今でも感じさせるRingo Starr に思えました。
 
今日11月29日はGeorge Harrison の命日ですね。僕はジョージの作った曲を練習しています。僕の中ではジョージはまだまだ生き続けていくと思います。教わることがいっぱいあります。
 
レコーディングもAI がこれから更に発展していくと思います。でも大切なのは音楽に対する「愛」だと思います。ダジャレじゃなくて、、、
 
 
 
11.24 またまた久し振りのメッセージになってしまいました。
今日は今月リリースされたビートルズの「Now And Then」と「赤盤」「青盤」について書いてみようと思います。
 
「Now And Then」は結構楽しみにしていました。しかしリリースされてすぐに聴きましたが「何これ?」と言うのが第一印象でした。と言うのもこの曲のジョンのデモテープを随分前から聴いていたし、1995年(?)のFree As A Bird, Real Love の時に録音された音も聴いていました。今月リリースされたものはAメロ, Aメロ, Bメロ, Aメロ,Bメロ,間奏, Aメロ, Coda と言う曲の構成になっています。しかしオリジナルのメロディは今回リリースされたAメロとBメロの間にもう一ついいメロディが入っていてそのメロディの後に今回のBメロが来るとどちらのメロディもお互いを高め合っていました。ただその今回カットされたメロディの最後の4小節は歌詞ができておらずスキャットでした。ここはポールとリンゴで歌詞を作って残してほしいメロディでした。そしてアレンジに関しては余りにもシンプルにし過ぎちゃったんじないかな? と言うのが僕の感想です。Free As ,,, もReal Loveもジョージの細密画の様な計算されたギターが入っていたのでジョージがいないとはいえ、ビートルズが曲を完成させる時にずうーっと続けて来たコミュニケーションと言うのが見えませんでした。ただ歌詞の日本語訳を読んだら泣けて来そうな歌詞でした。1977年の世間から隠遁生活と言われていた時期にこんなポールへのラブレターを書いていたんだと思うと、感動と共に複雑な気持ちになりました。ジョンはやはり寂しかったのかな? また二人で曲を作ってビートルズの4人でアルバムを作りたかったのかな? と、、、、そんな事からポールはジョンのボーカルと歌詞を聴いてもらう、と言う事でシンプルなアレンジにしたのかなと、、、でもストリングのアレンジと使い方は良かったです。それからミキシングに関しては赤盤、青盤のリッミックスでも感じましたが、リンゴのスネアの音が大きいと思いました。これはもったいないなと、感じました。
続いてまず赤盤ですがこれは「Revolber」の収録曲以外は全曲りミックスで一つ一つの音がよおく聴こえて新しい発見がたくさんありました。青盤の方はまず「Within Without You」「I WAnt You (She's So Heavy)」の2曲は入れなくても良かったのかな? と思いましたが「Within Without You」に関しては楽曲の良し悪しよりもこの曲の与えた文化的影響を考えると、やはり入ってくるんだろうなと思います。青盤はリミックスが少なくてどうかなと思いましたが全曲通して聴くと、やはりこの期間に作った曲の完成度は素晴らしいものだな、と改めて思いました。「Hey Bulldog」は面白い仕掛けがあって「これは自分でもやってみよう」と言うところがありました。そして何より赤盤、青盤の選曲で今回ジョージの曲が随分増えたことが嬉しかったです。やっとポールもジョージあってのビートルズだったんだ、と考えてくれた気がしてとっても嬉しかったです。
 
こんな感想ですが約3週間ビートルズから抜け出せず「このまま続いちゃうのかな?」と心配になった程でした。抜け出すきっかけになったのはEric Clapton and Jeff Beck の「Moon River」でした。ある時久しぶりに聴いて「ああ、この曲が今年の自分にとってのベスト・ソング」だなと改めて思いました。来年はジョンの「Mind Games」のリマスターが出ると言うことで頑張って長生きしないと、という今日この頃でした。
 
 
10.16 先程谷村新司さんが亡くなられた事を知りました。この何年かの痩せ方や老け方を見ていて谷村さんもしかしたら、、、と思っていました。そして今日10月8日に亡くなられたという報道を見てやはり逝っちゃったか、という思いでした。そしてなんとも寂しい気持ちになりました。丁度ギターを持って歌っていたので「夢の世代」を歌いました。
 
僕が「北京で朝食を」でデビューする時に大瀧詠一さんと谷村新司さんがソノシート(レコードをペラペラの薄いプラスティクにしたもの)にコメントをしてくれました。内容は覚えていませんがそれぞれ10分位話してくださった様に思います。その後ラジオの番組で文化放送に行った時に谷村さんとお会いすることがあり「いいアルバムだね。僕は詞も君が書いているのかと思ったよ。全く違和感がなかったからね」と言ってくれました。
 
僕はコロンビア・レコード時代に3つの事務所に預けられました。そして3つ目の事務所は谷村さんの事務所と同じ系列の会社でした。そして「P.S I Love You」が予想に反して売れず丁度「Live at Eggman」のVolume3 が終わった後くらいに事務所の社長に食事に誘われ何かと思ったら「佐藤君、申し訳ないんだけどうちではもう佐藤君の面倒は見てやれないんだ」と言われました。「ただ後輩に佐藤君のことは頼んでおいたから」とは言ってくれましたが、その時は本当にこの世のどん底に落とされた様な気分でした。そしてあたらしい事務所でEMIから「マイクラシック」「男と女」をリリースするまで1年半程かかりました。僕はこれで音楽を続けられるか諦めるかの最後のアルバムになると思いこの1年半で物凄くたくさんの曲を作りました。でも孤独感の同居した時期でした。だから「こんな俺のこと愛してくれる奴なんていないだろうな」と言う思いの逆説で「愛してくれるかい?」と言う歌を作りました。
 
そんな無我夢中で曲を作っている頃に僕のことを心配してくださった谷村さんが自宅に招待してくれたんです。そして谷村さんの奥さんやお子さんも交えて鍋をご馳走してくださいました。もちろん以前書いた秘密の部屋にも案内してくれましたが、その時の事で一番覚えているのは「佐藤君、僕はねアジアで一番を目指しているんだよ。そしてアメリカでアジアにすごい奴がいるらしいぞと話題になろうと思っているんだ。」と言う話でした。そして実際その時は既に中国でコンサートをやられていて「佐藤君ね、外国で歌うと自分は日の丸を背負っているんだ、という厳粛な気持ちになるんだ」という話でした。僕には遠い遠い話に思えましたが谷村さんはその後も中国だけでなくアジアで活躍されました。
その前か後に谷村さんがプロデュースしようとしているフィリピン近辺の女の子の曲を作ってくれない? と依頼がありました。僕は2曲作って渡しました。そのうちの一曲を谷村さんがご自身でレコーディングされ「夢の世代」と言うタイトルでシングル発売してくれ「夜のヒットスタジオ」でも歌ってくれ作曲 : 佐藤隆 と言うクレジットを初めてテレビで見ました。この曲のレコーディングにはコーラスにも呼んでもらい一人で3声のコーラスをレコーディングしました。
 
これら全て谷村さん流の僕への励ましであり、応援だったんですね。その後も何度か仕事をしたり他県に行った際に偶然お会いしたりしましたが、今思うと本当に深くて広い愛を持っていた方なんだなと思います。
まだまだ「12番街のキャロル」や「夜のヒットスタジオ」での共演などの話など書けばキリがありませんが、今は改めて谷村さんに「ありがとうございました」と書かせていただきます。お会いできて良かったです。
 
 
09.29 ずいぶんMessageを書いていませんでした。忙しい毎日でした。
 
#LoveTheBeatlesをリリースした後、購入してくださった音楽通の方からメールをいただきました。「どの曲も名曲なんで僕なんかが口を挟む余地はないんですが、「Mosha」のアルバムや「Woman」のシングルと合わせて聴いてみれば大作になるでしょう」と書いてありました。これは本当に嬉しいメールでした。なるほどと思い僕も「Woman」と「#LoveTheBeatles」「Mosha」をつなげて聴いてみました。確かに良かったです。そこでこれを一枚にできないかと思いましたがTotal Timeがどうかな? と言う事と既にどのアルバムも購入してくださっている方が多いと思ったのでハイレゾのファイルを使ってDVD Audioというのも考えましたが、音の大きさを揃えるためにマスタリングをし直さなければなりません。そしてDVDだとメーカーによる互換性の問題もあり諦めました。
 
そしてその時に思い出したのが今回の「Mosha 2」でした。前回書いた様に音の問題と僕にとってのデッサンのようなアルバムだったのでためらいがありましたが、試しにと思ってあらたに音を作ってみたら何年か前に作ったものの数倍良くなりました。そしてこれをアルバムとしてリリースすれば僕のBeatlesのカバーは大体揃うことになると思い「おっかな、びっくり」という気持ちで発売しました。しかし不思議なもので曲数が多かったり、知ってる曲が多かったせいかどうかMosha 2 は気に入ってくださる方が多く「聴いていくうちに佐藤さんのオリジナル・アルバムと錯覚してしまいました」なんて嬉しいメールもいただきました。Mosha 2 をリリースして良かった、と思っているところです。
 
さてこの先佐藤隆はどうなっていくのか、これは自分でも分かりません。今のところやってみたいと思うことは見つかっていませんし、音楽だけで生活していくというのも限界なのかな? と思うことが多くなりました。悩みの多い今日この頃です。
どの曲も名曲なんで、おいらなんかが口をはさむ余地はないんですが…
たくさん聴きます。
「Mosha」のアルバムや「Womn」のシングルと合わせて
聴いてみれば大作にな

08.31 明日9月1日にNew Album「Mosha 2」と「Encore」の再発売を始めます。
本日より予約を受付します。
 
まず「Mosh 2」について。
僕は1980年から1990年までの10年間メジャーのレコード会社に所属しアルバムをリリースして来ました。しかし良い事よりも音楽業界の酷い所に悩み続けました。そして編曲を他の人に依頼することによってサウンドがそのアレンジャーの色になってしまいました。そんなこんなで色々あって「もう音楽業界と距離を置こうかな」と思う様になりました。そしてそんな頃釣りにハマっていて新しい友人も何人かできました。色々と話していると僕より1、2歳年下の彼らは若い頃ミュージシャンを目指していましたがプロとしてやっていく自信がなく音楽の道を断念して他の職業に就く様になりました。しかし音楽好きは変わらなく僕が出会った頃彼らは毎週土曜日スタジオを借りて練習し終わってから酒を飲みながらその日の練習や次にやる曲を決めていた様です。
 
これは僕にとってはとても羨ましい話で純粋に音楽を楽しんでいる様子が目に浮かびました。ただ僕にはそういったバンドがないので一人で何か楽しんでやれる音楽はないかと考えた所やはりBeatles のコピーが自分には一番楽しんで音楽をできると思いました。そこで気分一心でそれまでのオープンリールのテープレコーダーの代わりにカセットテープの8チャンネルのテープレコーダーを買って録音を始めました。今回の「Mosha 2」はその時の音源です。これらの曲はリリース目的ではなくあくまで自分が楽しむためにやっていました。ずいぶん前に一度リマスターをしてみましたが「これは自分でたまに聴けばいいなあ」といった感じでした。「Because」というラジオ番組をやっている時に「お正月スペシャル」ということで何曲か流した記憶があります。
 
そんな曲たちを改めて向かい合いリマスターしてみるとかなり良くなりました。ここ最近のレコーディング、ミキシング等のソフトやハードウェアが急激に進歩したおかげで今回の「Mosha 2」はかなり納得できるものになりました。全曲Beatlesのカバーでソロの曲は入っていません。ただやはりカセットのテープレコーダーで録音したということで流石に音のレンジが狭かったり、8チャンネルしかないのでピンポン録音と言ってコーラスの6チャンネルを1つのチャンネルにまとめたりという作業を何回も繰り返しながら録音したので、「Mosha 1」程良い音ではありません。
 
そしてこの録音から数年してSVHSのビデオテープを使うてープレコーダーが割合買いやすい値段で発売になりそれを6台買って48トラックのテープレコーダーになり「8 beat dream」の録音という形になっていきました。
 
次は「Encore」の再発売に関して少し書こうと思います。これは元々の音の状態が良くなかったのでブート盤的に考えていたのですが、結構購入してくださる方が多くちょっと後ろめたさを感じていました。そんな訳で在庫がなくなった時点で一度発売を見送りました。そして「青の時代」のフルバージョンのBlu-rayを作ろうと思って買ったRCA入出力のあるDVDプレーヤーで再度この音源を取り出してみたら初めの時よりは少し良くなっていました。それでも元のテープの劣化があるので驚くほど良くなった訳ではありません。「Roll Over Beethoven」「Rock And Roll Music」の何箇所か切れてしまうのが無くなったくらいです。他の曲もそんなに変わった訳ではありません。ただ今回一番最後に演奏した「Stand By Me」が良かったので、この曲を含め全曲りマスターし直しました。ただ前回購入してくださった方がまた買うほどの事はないと思いますので、再発のリクエストをしてくれた方々が買ってくださればそれで良いのではないかと思います。
 
とりあえず今回のアルバムは大体こんな感じです。
 
 
 
08.24 少しずつ陽が短くなって来ましたね。日が短くなって来ましたね。もう少し辛抱すれば涼しくなるんでしょうか? 僕は寒い冬を乗り越えて迎える5月の青い空と暑い夏を乗り越えて迎える秋の清々しい天気がとても好きです。ただどちらもあっという間に過ぎてしまう。
 
先日李さんという方からCD7枚セットの注文をいただきました。日本の方ではないということは分かりましたが、中国か韓国かどちらかの方だと思いメールで尋ねてみた所日本で暮らしている香港の方でした。そしてそのリーさんの友人が僕の大ファンでそのリーさんという方にネットで買って香港に送って欲しいということの様でした。そういう買い方ができるんだなとここで紹介した訳です。
 
さて昨日のホームページの閲覧数はいつもの3倍位あり「どうしたんだろう? 何かあったかな?」と自問した程でした。さらに最近は外国の方のサイト訪問が多くなっていますが昨日はアメリカだけで58名いらっしゃいました。昨日はYouTubeに「En 2」から「女神のデモトラック」を載せただけで他は特別何もなかったと思うので不思議な喜びでした。アメリカはもちろん他の国の方も先程書いた香港の方の様に友人が日本に住んでいたら是非CDやBlu-rayを購入していただいて、聴いたり見たりして欲しいものです。
 
また先日YouTube上の「Free As A Bird」を差し替えました。コメントを書いてくださった方々には申し訳なく思いましたが、どうしても音が納得できなくて新たにマスタリングをし直したものに変えました。すいませんでした。
 
来週の後半はもう9月ですね。今年の夏は天候も含め「耐えること」が一番初めに浮かぶ言葉になりました。生きていくのは大変ですね。
 
 
きさて李
08.11 暑い毎日が続いていますが、みなさん元気ですか ?
 
今日はYouTubeについて少し。まずハンドルネームが「マナ」という人のコメントがあまりに異常すぎて怖くて、気持ち悪い。コメントしてくれるのは嬉しい事だが節度を持って欲しい。上品なコンサートに酔っ払いが入って来た様な感じだ。「君だけのためにアップしてるんじゃないよ」と言ったところだ。
 
僕はYouTubeに色々な扉を作っているつもりです。「桃色吐息」や「マイ・クラシック」の様な曲だけ作っている訳では無くて色々なタイプの曲を作っているということを知ってもらい、興味を持った人にはCDで更にたくさんの曲を聴いてもらいたくてやっている訳です。だから色々な扉を開けて聴いてもらいたいなと思っています。
 
 
07.07 1980年John Lennonが悲惨な亡くなり方をした時はショックが大きく心の中に大きな穴が空いた様な感じでした。そしてもうジョンの生き方、メッセージ、新しい曲を聴けないと思うとなおさらでした。「Double Fantasy」が最後のアルバムだなと思っていたらその後に生前次のアルバム用に録音してあった曲を集めて「Milk And Honey」というアルバムがリリースされました。どれもリズム隊だけでオーバー・ダビングがされていないせいかどうかもう一つ物足りなさを感じました。そんな中で生前ラジカセに録音していた「Grow Old With Me」がデモテープを少し音の処理をして収録されていました。この曲は本当に美しいメロディと素晴らしい歌詞そして大好きなジョンの歌声で大好きな曲でした。ただこの曲は自分が歌うというのではなく聴くものだとばかり思っていました。でも今年の初め何となく歌ってみたくなり歌ってみました。歌詞が好きでした。Grow old along with me 僕と一緒に年を重ねていこう、(中略) Spending our lives together, Man and wife together 夫婦として一緒に人生を歩んで の部分が心に響きました。
 
実は昨年くらいからCDやBlu-rayを買ってくださった方々から多くのメールをいただきそれぞれの方がそれぞれの人生を歩んで来られた。大病を抱えた方、克服された方、両親を亡くされた方、、、僕らの年代で経験する辛い思いを抱えながらもそれぞれの方がな何とか頑張っていらっしゃる、そしてその方達が僕の歌聴いて何らかの支えや励ましを感じてもらえている、という事がわかりそういったファンの方々の想いをひしひしと感じる様になっていました。そんな経緯があって上記の「Grow Old With Me」のMan and wife together の部分を You and me together という気持ちで歌いました。共に年を重ねていこう、というには年をとり過ぎたかもしれませんが一緒に年を重ねてきましたね、もう少し一緒に年を重ねましょう、そんな気持ちで録音しました。そしてこの曲を何とかファンの方に届けたいという思いが強く湧きましたが一曲だけでは難しいなと、、、
 
「Grow Old With Me」はジョンが39歳か40歳の時に作った歌だと思います。ですから72歳の僕には歌うキーが高くてきつかったです。そこでGrow old 、、、をリリースするためにもう一曲録音しようと思いました。何がいいだろうと考えている時に浮かんだのがPaul McCartney の「My Valentine」という曲でした。ポールの歌は大体キーが高くて広いので歌いづらいのですが、最近は声も出なくなって来ていて確か60代後半ごろに作ったMy Valentine という曲なら歌えるのではないかと思いトライしてみるとちょうど今の自分のキーに合っていました。これも好きな歌でした。
 
1曲目から4曲目までは25年位前に録音しました。このうち1〜3曲目まではどうしても納得のいくまでに仕上げられなかったものです。でもどれも仕上げればすごく良くなると思っていたのでトライしてみました。難しかったのでずいぶん時間が掛かってしまいましたが今の自分ができることをとことんやり尽くしました。いい感じです。4曲目もそうですが25年前に録音したこの4曲のピアノはシンセサイザーのピアノでした。そこも今回全部生ピアノで録音し直しました。その上で「Just For Today」はMixingをし直しました。
 
これが今回のニュー・アルバム#LoveTheBeatles の大体の所です。
 
 
 
07.03 昨日YouTubeの「佐藤隆 Official Channel」のチャンネル登録者が1,000人になりました。登録してくれた方々、ありがとうございます。まだまだ数も少ないし時間もかかったと思いますが、この間に多くのことを学び感じたと思います。
 
一番難しくて厄介なのはアップしようと思った物がYouTube側で圧縮されてしまうということです。例えばVolume 100で作った物がYouTubeに載せると50になってしまうと言った感じです。100から50は極端ですが大きく変わってしまうということです。また音の角が削り取られた感じになってしまいます。ノコギリの歯が全部なくなってしまった様な感じです。それから僕はアルバムを作るのと同じ感覚で作っていますが、例えばYouTubeをスマホのスピーカー、パソコンのスピーカーなどで聞いたらモノラルで再生されてしまうということです。僕は自分の曲を録音するときにギターやピアノは左右対称に同じものを並べます。それをモノラルで聞くとギターやピアノが大きく聞こえて歌が小さくなってしまいます。これはとても難しい問題です。YouTube用のミックスを別にしなければならないからです。最近色々と試していますがとても疲れます。
 
また自分の曲を載せようとYouTube上で手続きをしていると「この作品は著作権を侵害しています」と言った様なことがよくあります。楽曲はほとんどが僕の作曲なので作詞家の人達がそれぞれ何かしらしているのかな? と思いJASRACに問い合わせたら「そういうことはしていません」という事で、逆に「ご自身の作品が使われている曲のURLをエクセルにして送ってください」と、、、JASRACって何もやってないんだなぁと驚きましたがとりあえず「桃色吐息」くらいはやってみようかと思って始めましたが、まあたくさんあるので驚きました。全部というのは大変にので再生回数10万回以上のものにしました。それでもかなりの数がありましたが一番驚いたのは桃色吐息のカラオケが50万回を超えていた事でした。「へえ~YouTubeってこういう使い方をするんだ」とびっくりしました。カラオケはまずやらない自分にとっては別の世界のことの様でした。まあ無いものはないと言われるYouTubeですからね。
 
まあそんなこんなの1,000人突破ですが、これからも少しずつになるとは思いますが何か載せていこうと思います。
 
 
 
06.14 一昨日、録画しておいた印象派の画家クロード・モネのドキュメンタリ番組(?)を見ました。「なるほどなあ」というところがたくさんありましたが特にモネは自分が描いた玄関に立つ奥さんの絵と死ぬ間際の奥さんの絵は生涯手放さなかったようです。そしてまた奥さんが32歳で亡くなった後は人物画は描かなくなったそうです。
 
僕のレコーディングも一昨日に終わったつもりがエンジニアとギタリストの佐藤隆がそれぞれ一箇所ずつ直したいということでやっと今日終わりました。全部で6曲ですがずいぶん時間がかかりました。好きな事とは言え、給料も補償される中ゴールデンウィークで遊んでいる人達の姿をテレビで見ると複雑な思いでした。
 
さてこの新しくできたアルバム、値段をつけてWeb Shopに載せるというのはちょっと違うかな?  なんて思うところです。初めに書いたモネの様に死ぬ迄自分のところに置いておくのもいいのかな? なんて思ったりします。「Mona Lisa」の時も同じ様な気持ちになりました。結局しばらく手元に置いておいてからリリースしましたが、、、今回は多分「これが自分の最後のアルバム」だろうなと感じています。
 
2、3日で気が変わるのか一ヶ月かそれともモネのようになるのか今は分かりません。ただやりたかった曲をとことんやり尽くしたアルバムができた、という事です。そしてそれは言葉に書けないくらいの難産だったという事です。
 
早く梅雨が明けて青空が見たいですね。
 
 
05.29 Messageが久し振りになってしまいました。I've been walkingとUrban Au-Riのリ
マスター盤の製作をはさんでレコーディングをしています。もっと早く終わると思っていましたがプロデューサーの佐藤隆が厳しくなかなか完成しません。まあそのうち終わると思いますのでその時にゆっくり書きます。CDやBlu-rayの注文はよく入っています。Messageの更新がなくて気を遣ってくれてる方は遠慮せずに注文してください。
 
それから最近TwitterでYouTubeの「佐藤隆 Official Channel」の画像を勝手に使っているのを見かけます。遠慮してください。
 
 
04.13 今週の火曜日に「I've been walking」「Urban Au-Ri」のリマスター盤を発売しました。結果的にやはりこの2枚リマスターして良かったという事です。まず一番は鈴木茂さんが相当頑張ってくれた事が分かった事、そして僕自身リマスターをしていて気がついたことがたくさんあったことです。「へえ~こんな風になっていたのか」と言ったことが多くありました。「I've been walking」はまずリズム隊(ドラム、ベース、ギター、キーボードと言ったベーシックな編成)で録音しそれに後からいろいろな楽器の録音を追加していきました。また「Urban Au-Ri」は基本的にバンド編成で一発録音、そして足りないものだけ後から足すというレコーディング方法でした。だからこの2枚のアルバムはかなり色が違います。
よくデビューアルバムはその人のベスト盤だ、という人がいます。と言うのもデビューまでに書き溜めた曲の中から良い曲を選んで録音するからです。僕の場合は1979年に半分、年が変わって半分録音しました。後半の半分は新たに書いた曲が多かったのでベスト盤かどうかは難しい所です。今回1stのリマスターをしていて思ったのは「この時期によくこんな曲を作っていたな」と思うことが何度もありました。「Mr.ロンリー」「メソポタミア」「メトロポリス」「Any Day」「赤い靴は嘘つき」どれも練りに練った曲ばかりです。こんなに凝った曲はこの時以降作ってないかも知れません。それ位よくできた曲ばかりです。「佐藤隆、もっと頑張らなくちゃダメだよ」そんな声が聞こえてくる様でした。
 
「Urban Au-Ri」は1stと同じ1980年にレコーディングしリリースしました。アイドル歌手じゃないのに早すぎるよな、と思ったものです。この頃新宿のルイードでライブをやっていてライブが終わるとファンの女性3人組位の人が「佐藤さん、今回のアルバム「キャバレー」しかいい曲ないじゃないですか、もっといい曲作ってくださいよ」なんて言われたものでした。また音楽雑誌のアルバム評もあまり良くなく自分でもあまり聴いていなかったのですが、今回リマスターしていて「メチャクチャ格好いいアルバムだな」と思いました。とにかく勢いがすごくパワフルだ。リマスターの作業としてはこちらの方があまり聴いていなかったせいもあって、やりがいがあって面白かったです。一曲一曲で「ぇっ、こんなことやってたんだ」という発見の連続でした。リマスターによって聞こえづらかった音がよく聴こえる様になりこのアルバムがとても良いアルバムだと思う様になりました。1980年には音楽評論家は分からなかったんだなと思いました。
 
こうしてコロンビア時代のアルバム4枚のリマスター盤が出来上がり、僕のやってきた事、やろうとしていたことが今に繋がっているんだな、と言うことを再確認できました。アルバムは4枚ともとてもいい音です。「P.S I love you」「憧れは夢の中に」のリマスター盤を発売した頃ユニバーサル・ミュージックのアメリカ本社からメールが届きました。「あなたはユニバーサル・ミュージックのアーティストです」と言うのは分かりましたが後は延々と長いメールだったので目も通さなかったです。今までレコード会社からメールなんか来たことないのに、ちょっとした警告だろうと思いました。そんなことよりこんなにいいアルバムを発売も何もしないレコード会社の方がどうかしてると思うので、もし訴えられたらと僕の考えをことん主張しようと思っています。とはいえCDの発売ストップということもあるかも知れません。本当に良くできた音のいいアルバムたちです。是非多くの方に聴いてもらいたいです。
 
 
 
04.04 今1stと2ndのリマスターをしています。なかなか難しいです。リマスターをしていて鈴木茂さんのアレンジの良さ、まじめさに初めて気が付きました。これはドラマーが自分で考えたのかも知れませんがキックのフレーズ作りがいいです。以前茂さんのことをメチャクチャ書いてしまいましたが、自分がちゃんと聴いていなかったんだということ、そしてリマスターによって一つ一つの音がよく見える様になって改めて茂さんに感謝とごめんなさいです。
 
例えば僕はJohn Lennonの「Mind Games」というアルバムが好きなんですがこのアルバムができた時にはまだCDがなくアナログ・レコード盤しかなかった訳です。だからミキシングはレコードに合わせてやっていたわけで、それをCD化しても作った当時の良さは伝わりません。「Imagine」「Plastic Ono Band」が何回目かのリミックスで最近やっと良くなりました。そんな風に僕のコロンビア、EMI時代のCDはアナログ盤用のミックスなので今出ているCDではアナログ盤の良さは出ていないと思います。
 
今のリマスターもアナログ盤に近づけるというよりも今聴いていてベストな状態にできればいいなと思っています。
 
しかし毎回の事とは言えジャケットが酷すぎます。アルバムジャケットは何故かレコード会社が主導権を持って作るんです。何故だかわかりませんが、、「これじゃアルバムの音とイメージが違うよな」毎回そんな事を思いながらリマスターをしています。
 
そんな今日この頃です。
 
 
04.01 今日はレコードデビューから43年になります。72歳になっても音楽を続けていられることに感謝です。レコーディングは3曲しました。もう少し足す部分がありますが、ほぼできています。後は随分前に録音した曲の直しをしたいのですが、テープが八ヶ岳のスタジオにある為取りに行かなくてはなりません。最近の体力を考えると腰が重いです。まあ気が向いたらそのうち、といつもの感じです。
 
「Live at Eggman」のCDの注文も落ち着いてきたので今日は43周年記念もかけてYouTubeにLive at 、、、より「コスモポリタン」をアップしました。まあ本当にごく一部といった感じですがCDを聴いてない方達には少しは雰囲気がわかるかな? と言ったところです。
今日今年初めて散りかけの桜を見ました。冬の寒い時に「桜の咲く暖かい春」を想い辛抱しました。しかし過ごしやすいのもあっという間。直に梅雨です。日本の四季は楽器を管理するのが大変です。特にピアノはさすがにケースにしまうというわけにもいかず、いつでも弾いて歌える様にしてあるので管理が大変です。
今年の四分の一が終わったんですね。今のところはいい感じです。まあ良かったり、悪かったりの繰り返しの人生ですね。
 
 
03.23 少し前に何日かゆっくり寝ることができたお陰で体の芯の疲れもすっかり取れ昨日、一昨日と久し振りに新曲のレコーディングをしました。Engeneer的な作業が多かったのでやっと本来のミュージシャンに戻っきがしましたが、やはり全部の楽器を一人で演奏するので疲れます。でも楽しい作業です。
 
「Live at Eggman」のCDも多過ぎず少なからずと、いい感じで購入してくださる方がいてありがたいです。YouTubeに何曲か載せようとも思いましたがやはりこのCDは「聴いてびっくり玉手箱」という感じがいいと思い、部分的な載せ方は当面止めることにしました。
 
1st, 2nd のリマスターのリクエストが多いですが今は一人のミュージシャンとして恥ずかしくない状態で居たいので、レコーディングが一段落したら一度トライだけでもしてみようかな? と思っています。
 
季節が変わってきましたね。
 
 
03.16 今日残りのジャケットと盤面印刷を全部終えました。しかし昨日のサイト閲覧者数はすごく少なく外国からの閲覧者数の方が多い状況でした。注文も一人の方からしか入らず拍子抜けしてしまいました。まあ、作っておけば気が楽なのでこれでいいのかな、と言った感じです。
 
 
03.15 今日プリンターの修理が完了し僕のところへ戻ってきました。早速ジャケットと盤面印刷を半分くらい作りました。既に注文してくださっている方もいらっしゃるのでそんなには在庫数は多くないですが、少しずつまた作っていきます。ジャケットは印刷してから24時間乾かさなくてはならないので、明日の午後からの発送になります。今日から注文を受け付けますので、待っていてくださった方は是非サイト上より注文してください。
 
 
03.13 今日はCDに「Live at Eggman」の音を書き込む作業をしました。45枚、15セットです。プリンターの修理が上がってくる前にこれだけでもやっておけば早く追加分を作れると思ったからです。でも45枚というのは本当に疲れます。2月,3月とリリースが続き特に今回のEggmanはとても大変な作業だったので、音が出来上がった次の日は1日寝込んでしまいました。
 
ファンの方からEggmanの元の音を送る際に「コピーして送ります。」とメッセージをいただいたんですが、ある時「コピーか?」と思いました。マスターディスクを作りそれをコピーすればCD作りも早いし簡単だなと言うことです。これは全く考えた事がなかったので意外でした。僕はいつもMateringと言ってMixingした後の一曲一曲の音量や音質のバランスを揃えていく作業です。これがレコーディングの最後の作業になります。そのMastering した48kHz/32bit のファイルを一枚一枚CDにしていきます。ですから一枚一枚マスターディスクを作っていることになるわけです。一般的に言う「原盤」と言うことでしょうかね、、まあ時間はかかっても音は絶対この方法の方がいいと思うので今迄通りこの方法でやっていこうと思っています。
 
さて一昨日72歳になりました。ちょうどEggmanのCDのリリースと重なりCDの感想メールやBirthday mail を多くいただきました。みなさん思い入れが強いのか長いメールで疲れましたが、それでもやはり嬉しかったです。きちんと返事は書かせていただきました。
 
そんな中で1stと2ndのRemaster盤を出して欲しいという方が何人かいらっしゃいました。以前書いた様に自分では自分の歌とアレンジが気に入っていないのでRemasterの作業をする気はない、と書きましたが何人かということはRemaster盤を望んでいらっしゃる方が結構いるのかな? と思い始め少しやってみようかな ? と言う思いが少しずつ出てきました。ただやるとなると曲によっては作業によって100回位聴かなければなりません。果たしてそれに耐えられるかな ? と今迷っているところです。
この所Recording Engeneer 的な作業が多かったので、次はミュージャンに戻ってレコーディングをしてアルバムを作ろうと思っていた所でした。ただそうするとまた時間が長く掛かると思うのでそのアルバムが出来上がった頃は多分もうコロンビア時代のアルバムのことは興味がなくなっているだろうしRemaster はまずやらないだろうな、と言うことです。難しい所です。ただ今は疲れが相当溜まっているので少し休みたいと思っています。歌いたい時に歌ってギターを弾きたい時に弾く、そんな生活を少ししていこうかなと思っています。
 
 
 
03.11 僕はどれだけのCDを買ったか分かりません。LPも入れると膨大な量です。最近は海外のサイトでダウンロードできるので、本当に気に入ったものかダウンロード・サイトにないものしか買わない様にしています。そんな訳で僕が買うのは海外からの取り寄せが多く1ヶ月くらい待つこともあります。そして最近はBeatlesの Bootleg をたまに書います。そんな時注文から届くまで2日も3日も掛かることがあります。僕としてはいっときも早く聴きたいのに、という気持ちでガッカリします。そんな訳で僕は購入していただいたCDやBlu-rayは全部速達で送っています。確かに送料は超えますが一音楽ファンとしては早く聴いてもらいたい、そんな気持ちからです。また郵便法が変わって普通郵便だと発送と同じ街でも2日掛かってしまいます。以前は東京近県は普通郵便で翌日に届いたのですが、、、それで僕のCDやBlu-rayを購入してくださる方の住んでいらっしゃる方は本当に北から南までで驚きます。北は北海道の北見市、南は沖縄と驚きです。さらに驚いたのは沖縄へ速達で送ると次の日の夕方には届くということです。「え~ほんと、すごいな」と感心しました。ただそれなのに北見市は翌々日の午前中着という事なんです。不思議ですね。さてWEb Shop のコーナーにも書きましたが
土、日、祝日の発送は郵便局の本局まで行かなくてはならず、体力的にきついので今月から発送は平日のみとさせていただきます。もちろん注文はいつでもOKです。
 
先日発売して「Live at Eggman」のCDが好評で、たくさんのメールが届いています。読むのが大変なくらい長いメールの方が多いですが、思い入れの強さを感じ嬉しい悲鳴といった所です。そんな訳で在庫もあと1枚しかなく追加分を作ろうとしましたがとうとうプリンターが故障してしまいました。本当によく頑張ってきてくれたプリンターです。「プリンちゃん」って名前を付けてもいいくらいです。修理から戻ってくるのに一週間から10日掛かるとのことです。しばらく在庫がなくなるかもしれませんがプリンターが戻り次第すぐに追加分を作りますのでよろしくお願いします。
 
 
 
03.06 いよいよ明日「Live at Eggman」という3枚組のアルバムをリリースします。このアルバム佐藤隆の話が面白い。早口で高い声で機関銃の様にしゃべっている。
自分でもびっくりしました。
 
さてこのアルバムの音源をあるファンの方から送ってもらい聴いた所一番気になったのはやはりVocalが小さいという事でした。それからカセットで録音した様なのでカセット独特のリミッターが掛かっていないか、という心配もありましたがこちらはまあ大丈夫かな? とそんな感じでした。またvolume 2 に関しては右側から聞こえる音が小さく左、右と別々に音を取り出し改めて右チャンネルの音量を上げ左右のバランスを同じにしましたが右チャンネルの音はきちんと録音されていない様でした。全体的にモノラルな感じでしたが音像を広げ空間を広げました。Vocalは周波数の帯域が重なる楽器が多かったのですが何とか元の音に比べるとかなり聞こえる様になっています。
一番妨げになっていたのは丹波君のリード・ギターでした。彼は僕のライブになると燃えて普段持っていかないマーシャルのアンプをわざわざ持ってきて演奏してくれました。そしてその思い入れのせいか音が大きく歌にぶつかっている曲が何曲かあります。でもそこまで入れ込んで来てくれたことの方が嬉しいですね。
 
それからカセットテープ独特の音のゆがみがいくつかありましたが、取れるものはとり結果的に2箇所くらいほんの少しゆがみが出る程度です。
 
それからWeb Shopの所にも書きましたが何しろ佐藤隆の話が早口で曲だけ聴ける様に切り取り作業をしてそれをつなげて聴いてみましたがとっても不自然に聞こえるのでやむを得ずCD一枚につき一曲という形で全部がつながっている形になりました。まさにライブですね。
 
まあ今はそれ位しか思いつきませんがまた何か思い出したら書こうと思います。
 
それから前回の「P.S I love you」「憧れは夢の中に」のリマスター盤のCDを作っている時にも思ったのですが、CDを焼いて盤面印刷をしてジャケットも印刷して等の作業が相当大変になってきました。そんなにいつまでもできないな、、、そんな事を今回も感じました。多くの人に聴いてもらいたいですが段々ときつくなっています。まあ少しずつ作っていくつもりです。ご迷惑を掛けたら勘弁してください。
 
 
03.02 数年前にあるファンの方から「Eggmanの時のライブ音源のCD音源があるが聴きますか? 」という様なメールをいただきました。これには驚きましたが同時にあの頃の演奏をあまりはっきりと思い出せなかったので怖いな、という思いもありました。またその頃他の事をやっていたので集中力が途切れてしまうな、ということもありその時はまた改めて連絡させていただくという形になったと思います。
そして今回「P.S. I love you」「憧れは夢の中に」のRemaster盤を出した後ちょうどEggmanでライブをやっていた頃は今回のアルバムの曲を中心にやっていたのを思い出し、先の連絡をくださったファンの方にCDを送っていただきました。
 
CDは4枚ありました。まずその数に驚きました。そして1枚目から順に聴いていくとまあ楽しい事、楽しい事、、、客席との距離感は無いに等しい感じでお客さんとのやりとりの面白い事、それからその時のKeyboardの森村献とのやりとり等言葉では上手に説明できません。
まあそんな楽しいCDを聴いたらこれは絶対他のファンの方にも聴いてもらいたい、そう思い作業を続けてきました。まずこの音源は1983年の9月と12月の時のもので客席のファンの方がカセットに録音したものがマスターテープです。それをはじめに書いたファンの方が録音した方からテープを借りてCD(カセット?)にダビングして持っていたというものです。しかしやはりCDという形にしてリリースする以上はできる限り良い音にしたい、と思い随分何日も作業を続けました。歌が相当小さかったので一番のポイントはその部分でした。ただ一つにまとまった音なので歌だけ持ち上げるというのは至難の業と言った感じでした。音は「Encore」よりはいいが「日々の泡」のBlu-rayの音よりは落ちる位と言った感じです。ただ今からちょうど40年前のライブの音です。残っていただけでも奇跡なのに十分過ぎる程ライブ感を楽しめます。
 
さて音作りも終わりに近づいた頃、考えてみたらジャケット写真がない。僕は自分の記事とかは残しておいてないので困りました。そこで色々考えて上記の2枚のオリジナル・アルバムを発売した頃にラジオ局にリクエスト葉書を100枚くらい書いてくれたり、ラジオ局にスタッフと一緒に回ってくれたり等色々と手伝ってくれたファンの方が居たのを思い出しメールしてみました。そうしたら色々あるという事でスクラップ・ブックを送っていただきました。まあこれもCDの時と同じ様に知らない記事から宣材まで相当な量のファイルでした。僕が持っているのも怖いのですぐにスキャンしてパソコンに取り込みお返ししました。その方の言うにはあの頃僕はEggmanに来てくださったファンの方に「カセットに録音しておいてくださいね」とステージ上から言っていたらしくその方も別の音源を持っていると言う事でした。ただ音はあまり良く無いとは言ってました。
そんな事で今回はファンの方の思い、思い入れを僕が形にしたというアルバムになった気がします。アルバムは全部で37曲あります。もちろん同じ曲もありますがテンポや演奏、歌が違います。そしてコロンビア時代の全部のアルバムから選曲していて「ええ、こんな曲もやっていたんだ !!」そんな事がたくさんありました。全部で3時間くらいです。CD4は19分位と短いのとCD3の続き(アンコール)という事で2枚を一枚のCDにまとめる事にしました。ですから今回は3枚組のCDという事になります。
 
これからCD作り、ジャケット印刷等があるので発売までもう少しかかりそうですが楽しみにしていてください。
 
 

 
 
02.16 昨日「Mr.Blues」の事を書いたので少し追加で書こうと思います。
「Mr.Blues」は曲を先に作りました。この曲の詞は1st Albumの「Mr.Lonely」の女性版という事で Oh Mr.Blues という部分をOh Mrs.Lonely と歌ってデモテープを作りました。「裸足のゼルダ」がそれまでなかった詞の世界でいい感じだったので、それをもっと華奢で切ない女性のイメージを連想して作りました。しかし出来上がってきた詞はJohn Lennonの事でした。「コスモポリタン」もわかる方も多い様にJohn Lennonへのオマージュ的な要素がありました。いつかジョンに会った時に「いい曲作るね」なんて褒めてもらうのが夢だったのでジョンが暗殺されて亡くなった時には音楽をやめようかとも思いました。しかし続ける事の方が大切だと思い初めに録音したのが「コスモポリタン」でした。
 
「Oh my love」の入り方は10ccの「I'm not in love」を意識して作りました。曲のキーはEですがミ、ソ#、シそれに6thやメジャー7の音をそれぞれ単体で録音してミキシングの際フェーダーでそれらの声の音を色々混ぜ合わせながら作ったものです。楽しい作業でした。
 
「片手にマティーニ  片手にブロークンハート」は当時どこかの雑誌に「この歌は沢田研二さんが歌ったらピッタリだ」なんて書いてあって、想像もした事なかったので意外で面白いこと言うな、と思いました。
 
「Be My Woman」は今回作業をしする為に久し振りに聴いてみたら間奏の転調が2回あって「萩田さんやるなあ」と嬉しく感心しました。
 
「スチューデント・ライン」は山川啓介さんの詞ですが、いつ聞いてもサウンドゆったり感と相まってやんちゃだった若い頃の自分に微妙に重なってうるっときます。
 
とりあえず今日はこの位で。
 
 
 
02.15 今日「憧れは夢の中に」のリマスター盤を購入してくれたファンの方からメールをいただき(もちろん「P.S. I love you」も購入してくれましたよ。) 「Mr.Blues」のエンディングの音が切れているような気がしますが、、、という質問があったので同じ様に思っていらっしゃる方もいてはいけないと思いMessageに書くことにしました。あまり種明かし的な事はどうかな? と思っていて書かなかったのですが、これはBeatlesのAbbey Road というアルバムに収録されているI Want You (She's So Heavy) という曲の終わり方を真似たもので、敢えて演奏の途中の部分でカットしてしまうという終わり方にしたものです。手にされたCDに傷等の為では無いので安心してください。
 
 
02.12 今日は「P.S. I love you」のアルバムについて書いてみようと思います。
 
まずこのアルバムを制作する前の曲作りの時にコロンビアレコードの三野さんというディレクターに言われたのは「佐藤君、次は少し明るいイメージのアルバムにしよう」という事でした。これはその頃(?) 大瀧詠一さんの「ロングバケーション」が大ヒットしたのが原因です。何がヒットするか? これはとても難しい問題ですがレコード会社は売れたアルバムの路線を狙えば確率的にはいいのかな、と考えるのでしょうか? まあそんな訳で「Too Long Spring」だけは一応それ風な曲を書きましたが他は実際のところそんなには意識した訳ではありません。
 
次に音楽的な話になりますがやはりこのアルバム、萩田光雄さんのアレンジが更に光っているように思います。前作のアレンジの方向性が良く仕上がりにもとっても満足していたので萩田さんもより大胆になってくれたように思います。以前触れたかもしれませんが「君にダブル・パーキング」の間奏にビリー・ボーンを持ってくるというのは全く想像も発想も湧きませんでしたが、全く"見事" としか言いようがありません。また前作でもそうでしたが萩田さんのストリングのアレンジは本当に良くて聴いていてとても気持ちいいです。前作での「憧れは夢の中に」や「裸足のゼルダ」は歌詞が心に染み込んできます。そして今作の「好きさ 好きさ」のストリングスはブリティッシュ・ロック的でとっても格好いいです。サビの部分のギターとのユニゾンもいいし間奏でのコーラスの部分の嵐のようなうねりを引き出してくれているストリングスは絶品です。
 
ミュージシャンも前回と同じメンバーも多くスタジオ・ミュージシャンばかりなのにまるでバンドそのもののようなノリのいい演奏をしてくれています。今剛さんのエレキバターはアルバム全体の大きな色になっているように思います。他にもみんな素晴らしい演奏をしてくれています。僕も「スチューデント・ライン」ではBassとシンセ「Too Long Spring」でシンセを弾いています。前作の「コスモポリタン」の間奏のギターも僕が弾いています。やはりレコーディングに演奏者として参加するのは嬉しい事です。
 
前作と今作のレコーディング、ミキシング・エンジニアは松本裕氏で両アルバムともすごくいいミキシングをしてくれていたと思います。
 
今回はこれ位しか思い浮かべませんが、やはり両アルバムのジャケット写真がなぁ、、、というのがあります。今回Remaster盤をリリースするにあたってジャケットを変えようかどうしようか随分考えましたが、オリジナル盤もなかなか見つけるのも難しいでしょうし良くも悪くもこの時はこうだったという事で、裏ジャケットも含めオリジナルのままで作りました。
 
購入してくださって感想を送ってくれた方々は「こんなに変わるものかと驚愕した」とか「今回のアルバムの後オリジナルを聴いてみましたが、オリジナル盤は霧がかかっているようでした」等々やってよかったと思うようなメールをいただきました。興味のある方には是非聴いていただきたいと思います。
 
 
 
02.08 「憧れは夢の中に」と「P.S. I love you」のRemaster CDを発売して1週間になります。想像していたよりも注文があり在庫が無くなりそうになったので追加で作りました。日曜日はRecording、月曜日はCD作り、昨日はピアノと歌の練習と訳のわからない毎日です。おまけに自宅の隣3軒が取り壊しでショベルカーが入り家が揺れるので夕方5時過ぎからレコーディングです。
 
今日は今回の2枚のアルバムについて少し書いてみようかと思います。
デビューアルバムはそれまでの10年間くらいに書きためた曲から選曲し更に新しく書いた曲もあったりである意味ベスト盤的な曲でした。そのアルバムを5月にリリースして同じ年に2nd Album のレコーディングです。そんなにどんどん曲が作れるタイプでは無いので大変でした。1st Albumの「スパイ」という曲が今までになかったハードボイルドの詞ということでどこかの評論家に誉められ、レコード会社のディレクターが2ndアルバムの詞はハードボイルド路線にしようということで作詞家の人に依頼しました。まあそんなこんなの1stと2ndでしたが、前回書いた様に自分では好きになれないアルバムです。
 
そしてそんな事から前回書いた様に萩田光雄さんにアレンジをお願いし、とても気に入ったアルバムができた訳です。「憧れは夢の中に」というアルバムはダイナミクスが広いアルバムだと感じました。初めはA.Guitar と歌だけで出て途中からバンド全員になる、そういった曲が多い様な印象を受けました。したがってリマスターの作業も全員入った所で音圧を揃えないとバラバラになってしまうので難しかったです。レコーディングは確か「コスモポリタン」から始めた様に思います。シングルを作らなければいけないという事でこの曲を作りレコーディングしました。アレンジは戸田修さんという方です。ミュージシャンのみんなも曲を直ぐわかって「Woman」のイントロのようなリフをスタジオで考えてくれました。それから少し時間を置いてから萩田さんアレンジのレコーディングが始まりました。「Mr.Blues」という曲のレコーディング時のスタジオの様子が今でも思い出せます。この曲のエンディングは何の曲と同じか直ぐにわかる人が多いと思いますが、この時のオーバーハイムというシンセサイザーを弾いてくれた田代まきさんが「そこまでやっていいの? 本当に ? 」と言ったのを覚えています。僕は「思いっきりいっちゃいましょう」と言ったので田代マキさんはじめ他のミュージシャンももう仕事というより「好きなことやっていいんだ、思いっきりやっていいんだ」という風に変わりました。「愛しのDreamin' girl」もドラムの人がこんなのはどうかな? とアイデアを出してくれそれで曲が一気にノリが良くなり、その時にE.Guitarを弾いてくれていた矢島賢さんも最後の部分のギターソロは気持ちいいくらい乗っています。音といい、フレーズといい何度聴いても格好いいです。
その頃僕は曲を作るのに忙しいのとお金がなかったのでいい楽器を使う、買うということは考えてもいませんでした。楽器は曲を作るための道具として考えていました。
だからその頃持っていた楽器はロクなものではなくそれを見たカメラマンの人が荒井貿易に知り合いがいるからと言ってギターを作って何本も作ってくれました。6弦のA.Guitar, E.Guitarそして12弦のA.Guitarは荒井貿易が初めて作った12弦ギターでした。そしてこのギターはステージでも長い間使っていましたが、市販品としては生産されなかった様です。「どこで買えますか?」と何人かの問い合わせもありました。しかし今考えるとどれもそれ程良い楽器ではありませんでした。それなのに「裸足のゼルダ」や「Be my woman」「Oh my love」のレコーディングの時に臼井さんというアコギの名手に「この12弦ギター良い音するんで使ってみてくださいよ」と言って僕のギターでレコーディングしてもらいました。今考えると恥ずかしくなってしまう話です。Martinの12弦ギターだったらたらもっと煌びやかな音がしていただろうにと、、、
 
長くなって疲れてしまったので「P.S. I love you」はまた機会があったら、ということにしましょう。ただ今回リマスターの作業をしていて思ったのは「憧れは夢の中に」は影があり「P.S. I love you」は全体的に明るい印象でした。それぞれ違った色をしていてどちらも好きです。
 
 
 
01.30 僕が大学を1年遅れで卒業しその報告を兼ねて自分の誕生日に千駄ヶ谷にある慶應病院に肺癌で入院中の父を訪ねました。肺癌も末期だった為手術もできず訪ねた頃は痛みがひどかった為モルヒネを頻繁に打って痛みを和らげる処置をしていました。そしてその翌々日の朝に父は亡くなってしまいました。「これで俺の役目は終わったな」何十年も経って父はそんな思いだったのかな、と感じる様になりました。その後就職も決まっていなかったのでしばらく家業の燃料屋で働くことにしました。しかし三男という事で毎日プロパンや灯油などの配達ばかりです。三ヶ月程やってどうしても音楽をやりたくて家を出て六本木で弾き語りから始めました。そしてドラムなしのA.Guitar, E.Guitar, Bass という三人編成のバンドで六本木のクラブで歌いながら曲を作っていました。そんなある日お客さんで来たある中年の女性から「曲は作ってないんですか?」と尋ねられ「ええ作っています」というやりとりがあり、後日僕が作った曲のデモテープを聴いてもらうと早速その女性の方は何とかレコードデビューさせたいと動いてくれました。そしてキョードー東京の出版会社である「大洋音楽出版」と言う所の芦田さんと言う方を紹介してくれ、その方が当時渡辺プロが作ったSMSレコーズという所からデビューすると言う事に決めてくれました。ただ僕の曲はデタラメ英語だったので誰か作詞家を探さなくてはならなくなりました。僕は日本人の歌はほとんど聞いたことがなかったのでテレビで見ていいなと思った原田真二さんの「Candy I Love You」を書いた人でいいんじゃないですかと、、、他に誰も知らなかったのたで。それだけで作詞家が決まったわけです。「はっぴいえんど」も知らなかったし興味もなかったです。そうしたら今度はWalterという音楽事務所の福田という男が来てジアブンの事務所に来ませんか? と言ってきました。芦田さんを裏切ることも失礼と思っていましたがWaterの社長が井上尭之さんと知り、日本で唯一と言っていいくらい尊敬していた音楽家の井上尭之さんの事務所なら行きたいな、という事で芦田さんに断りを入れて井上尭之さんの事務所に世話になる事にしました。そしてSMSレコーズはマイナーな会社なので当時ゴダイゴのヒットで儲かっている日本コロンビアという会社に決めたという事でした。宣伝費をたくさん使ってもらえるという理由からです。
 
そんな経緯でレコード・デビューが決まり実際にレコーディングが始まりました。僕の夢は自分で曲を作って自分でアレンジし歌う事でした。しかしまだその頃はアレンジまではできませんでした。そこで「はっぴいえんど」繋がりで鈴木茂氏がアレンジャーになりました。1979年の12月にまず5曲レコーディングしました。「北京で朝食を」のレコーディングが終わり聴いてみると「何だこれ? 歌謡曲じゃないか、何このイントロ、、、」、「G線上のリンダ」もイントロのトランペット、「ムード歌謡やりたいわけじゃないんだよ」Paul McCartneyの「Baby's Request」を意識して作ったのに、、「イントロはトロンボーンとシンセのミックスした音だろ、、」「アジャンタ」のイントロも「何これ?」そんな事ばかりでレコード・デビューを諦めようとどれだけ悩んだかわかりません。鈴木氏のアレンジは向かっている方向や聴いている音楽、宗教が違うという感じでした。まあその事を作詞家に相談し彼から鈴木氏にアレンジを変える様に伝わった感じで年明けの残りのレコーディングをしました。自分自身の歌も初めてのレコーディングという事で納得できる仕上がりではなく、アレンジを含め自分ではどうしても聴く気になれないアルバムです。
 
その頃アルバム一枚レコーディングするのに1,500万円くらいの費用がかかりました。これは僕のコロンビア・EMI時代の全著作権、原盤権を持っているフジパシフィック音楽出版が出してくれました。その代わりそれだけの出資をする以上はある程度知名度と実績のあるアレンジャーでないとダメということがありました。
 
そして自作の「Ur-ban Auri」もアレンジャーは鈴木茂氏でした。このアルバムはバンド形態で多くの曲を一気にレコーディングしました。まあ音楽雑誌でのアルバム・レビューもあまり良くなかったし自分でもほとんど聴かないアルバムです。この40数年で1stと2nd のアルバムを聴いた事は数回しかないと思います。
 
そんな訳でこの2枚は今回のように2023 Remaster はしません。
 
そんな経緯があって次のアルバムは僕のデモ・テープを再現するアレンジにしたいと思いました。そしてコロンビアレコードの担当ディレクターだった三野さんという方がそれを理解してくれ、三野さんがよく知っている萩田光雄さんに僕のデモ・テープを再現する様なアレンジをしてくれる様頼んでくれ、結果として僕自身とっても満足のできるアルバムになりました。そして「P.S. I love you」も同じ様なやり方で作りました。僕はズウーッと萩田光雄さんがそっくりコピーしてアレンジしてくれたんだなと思っていましたが、今回りマスターの作業を行なっている時やデモ・テープを聴き返した際にいかに萩田光雄さんが足りないものを多くアレンジしてくださったか、そして萩田光雄さんという物凄く偉大なアレンジャーの方がよくここまでアレンジしてくださったなと改めて気づくことばかりでした。本当に細部の細部まで細密画の様に仕上げてくださっていました。ストリングスの美しさと大胆さも見事で曲の世界が何倍にも広がります。ドラムのキック一つを聴いても計算され尽くしています。「君にダブル・パーキング」の間奏、分かりますよね? あの曲にあの間奏を持ってくる発想、見事としか言いようがありません。聴き込めば聞き込む程その仕掛けの凄さに驚きました。萩田光雄さん、萩田光雄さんに頼み込んでくれた三野さんに40年の時を超え改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
 
今回のRemaster CD をリリースするにあたり以前書いた様に出版社の問題があり、クリアされた訳ではありませんが3年待たされ何にもできない出版社を待っていては僕が生きているうちにRemaster CD を出すのは無理だろうと思いリリースする事を決めました。それから前回書いた様にYouTubeに載せている音では納得できなかったものがクリアでき僕自身が本当にいい音だと思えることができたのが、もう一つリリースに至った理由です。この後EMIに移籍し「佐藤隆の音楽」は少し色が変わりますが
今回の2枚が僕自身レコード・デビュー前にやりたかった音の世界に一番近いアルバムだと思います。なお今回書いている事はアレンジの事で「詞」について自分が思う事はまた機会があれば書きたいと思います。僕はVocalとその背後の世界、この事をいつも考えています。「モナリザの微笑」という絵を想像してみてください。もしモナリザの背景が違っていたらあの絵の印象は全く違ったものになっていたと思います。あの背景だからこそモナリザの微笑が謎めいた魅力を持っているのではないでしょうか?
同じ様にVocalもアレンジによって全体像が大きく変わって聞こえます。僕の作った歌で説明すると高橋真梨子さんと佐藤隆の「桃色吐息」のアレンジの違い、もちろん歌い手が違う訳ですが背景が全く違います。その背景がVocalに色を加味して一つの曲になる訳です。ですから僕はいつもその背景を大切に大切に考えています。でもその前によい曲がありよいVocalがあるというのが前提なのは言うまでもありません。
 
長い文章になってしまいました。「憧れは夢の中に」「P.S. I love you」という2枚のRemaster CDの発売日という事でたまにはこんな話も書いてみました。
 
 
追記 : 今回Remaster 盤にBonus Track としてデモ・トラックをそれぞれ何曲かずつ加えようと考えていましたが、Remaster Album のきれいな世界から現実に引き戻される感じがしたのでデモ・トラックは無しという事にさせていただきました。
 
 
01.26 遅くなりましたが1月30日に「P.S. I love you」「憧れは夢の中に」の 2023 Remaster 盤をリリースします。既にYouTubeで聴かれている方もいらっしゃるかとは思いますが、今回のアルバムはそれを更に突き詰めて完成させました。YouTubeの音源もかなり磨きましたが、どうしても解決できない壁がありCDとしてのリリースをためらっていました。しかしいくつかのアイデアが浮かびそれを試してみた結果求めていた音、納得できる音を作る事ができました。CDにして聴いてみましたが本当にミュージシャン一人一人の顔が浮かんで来てレコーディングしたスタジオの景色を思い出しました。ミュージシャンの乗りの良さ、そして何よりも萩田光雄さんのアレンジの素晴らしさに新しい発見がたくさんありました。一つ一つの楽器の音がとっても気持ちよく聞こえます。そして何より佐藤隆のVocalやChorusがいいです。40年近く前のアルバムに自分の進むべき道の再発見をした思いです。
 
 
01.15 1月12日だったかJeff Beck が亡くなったという記事を読んだ。僕がJeff Beckを知ったのは丹波博幸氏から「佐藤さん,Jeff BeckのBeck's Boleroってすごくいいですよ」って聞いてからだと思う。もうずいぶん昔の話だ。僕はJeff Beck の「Cause We've Ended As Lovers」が大好きでハイレゾ音源をさんざん探し回ったがその頃は世界中どこにもなかった。そしてSACDが出たがこれがアナログのシングル盤と同じ大きさでしまって置くのに苦労した。それからJeff Beck Groupe の「Defenitly Maybe」もすごく好きな曲だ。DVDやBlu-rayも3種類くらい見た。あのギターの弾き方は誰もできないだろうし、その弾き方から出てくる音は本当に異次元の世界だ。ただJeff Beck はギター・プレーヤーで歌を歌わないので僕は先にあげた2曲の他はそんなに何回も繰り返し聴いたわけではない。しかしすごい人がいなくなっちゃったなぁと言うのが僕の実感であり「ありがとうございます」としか言いようがない。78歳、自分もそこまで生きられるのか、そして音楽を続けているのか、そんな事を考えた。
 
01.07 2023年になってもう一週間。時の経つのは早い。今年も皆さんにとって良い年になる様、願っています。
 
僕は例年元旦が仕事初めで、必ずギターを手にして歌を歌ったり曲を作ったりしています。人が休んでいる時に仕事をするの、大好きです。しかし今年は思い出せないくらい久し振りにゆっくりした元日を過ごしました。穏やかでいい物だな、と思いました。次の日からはもう思いっきり音楽漬けです。そんな中昨年末に録画しておいた加山雄三さんの最後のコンサートの番組を見ました。脳梗塞や小脳出血という病気からよくここまでという思いで目頭が熱くなりました。想像もできない程のリハビリをされたことと思います。後遺症のせいか話す時は少しおぼつかない部分もありましたが、歌を歌い出すとそんなことを一切感じさせない説得力のある太い声に感動しました。またそのコンサートのために日本各地、そしてかなりの遠方からもファンの方が来ていらっしゃいました。100歳の方もいらっしゃりほとんど全てと言っていいくらい超高齢の方ばかりでした。みなさんご自身の青春、人生等を加山さん(の歌)と共に年を重ねて来られた方ばかりだと思います。そのファンの方々の感激した様子にもまた胸を打たれると共に僕のファンの方々のことを考えました。
 
今から7年位前だったと思いますが原宿の「ラドンナ」という所で弾き語りライブを7月と8月にやりました。開演時間になりステージに出て客席を見て来てくれていたファンの方の年齢層の高さに驚いてしまいました。今考えれば当然のことだと分かりますが、久し振りのライブ(大口ひろしとのライブ以来)のせいもあり一瞬帰ろうかな? なんて思ったくらいです。昨年、一昨年のライブの時はもう少し年齢層が若くなった様に思います。まあそれは別の話として、加山さんのコンサートに駆けつけた超高齢のファンの方達の想いや姿を見て「なるほど」と、よおく分かりました。そうしたらしきりにライブがやりたくなりました。この所歌もあまり歌っていませんでしたが、早速Live at Home を再開しました。早くまたライブができる様に頑張ってみます。
 
そんなことを思いながらの忙しい年明け一週間でした。
 
今日は七草粥かな?
 
 
2022
 
12.31 今年も一日一日精一杯生きることを365回重ねました。「大変な一年、よく頑張ったな」と自分に何か褒美をあげたい所ですが、まだ好きな音楽を続けていられるのでそれでいいんだなと。
 
今年はCDはリリースしていなかったんですね。「アンプラグド・ライブ (2011 Remaster)」が今年かと思っていましたが違う様ですね。公私共々あまりにも色々な事があり過ぎて今年と去年の線引きがあまり良くわかっていません。取り敢えず2月に2回と4月に1回ライブをやりました。とてもアット・ホームな雰囲気の中緊迫感のある歌を歌った様に思います。ただあのまま続けていると距離感が近くなり過ぎて歌いづらいなと思いました。まあたまにはいいのかもしれませんが、、、
 
夏頃Blu-rayを出す為に何日も何日も初めて経験する作業を続けていました。2枚の作品を形にできたのがとてもとても嬉しかったです。僕はピカソではありませんが、好きな事をやっているので休みはいらないと思っています。だからほとんど何もしない日というのはありません。風邪をひいても39度以上ならその日と次の日だけは思いっきり寝ます。でもそれくらいです。しかし2枚目の「日々の泡」のBlu-rayを作り終えた後は何日か寝込みました。もう体の芯まで疲れ切っていてさすがに何かする体力が全くありませんでした。今考えるとあの頃から少しずつ疲れやすくなったり、体力の衰えを感じる様になった気がします。今は夕方位にはかなり疲れてしまいます。午前中になるべく大事な事、体力を使うことを済ませる様にしています。
 
 
何かだんだん訳のわからない話になってきてしまいました。今年は初めて僕のライブを見てくださった方も割合いらっしゃった様です。ライブの後にメールをいただいて色々と書いてくださり感激する事が多かったです。またYouTubeで僕のサイトを知りCDやBlu-rayを購入してくださった方もたくさんいらっしゃいました。そういう方々からも色々とメールで話を聞く事ができ「ありがたいな」と思うことも多くありました。またホームページのPart I からのファンの方々もそれぞれの大変な日々を重ねられていることを伺いました。前にも書きましたが親の介護をされている方が想像以上に多く、その方々が皆多くの疲れを感じながらも頑張っていらっしゃることを知りました。僕も少なからずそういう経験があります。介護はされる人よりする人の方が疲れてしまい体調を崩す人が多いという話もよく聞きます。介護は大体が長い期間になると思います。頑張っている自分にブレーキとご褒美を与えて、休み休み続けてください 僕の歌や映像が少しでも「癒し」になってくれればありがたいです。
 
今はすごく大変だけどやってみたいな、という音楽が見つかりました。ただ本当に難しいです。だからやってみたいし必死になれると思いますが、問題は体力と若い時の様には歌えないだろう、ということです。それがやっかいで大きな問題なんですが、そういうところに向かっていくのが僕は好きなんです。形にできるかどうかは分かりませんが少しずっ向かっています。
 
とりあえず12月31日ということで「みなさん今年も一年お疲れ様」というところです。そして今年も365日与えてくれた神様かそれを超える存在の何にか分かりませんが感謝です。
 
最後にまだ「青くてきれいな地球」を汚している人達がいます。それに対して西側だ東側だという人もいます。そこに莫大なお金を援助という名目で日本の政府もお金を送っています。政治や武力では世界は変わらないと思います。世界を変えるのは人々の意識です。ビートルズが60年代に「自由」ということを示してくれました。それが人々の心を動かす原動力になり、ベルリンの壁も崩壊しました。僕は日本がスイスの様に永世中立国になれればいいのにな、と思います。そして人々を殺す為に税金を使うのではなく音楽や映画に投資して欲しいと思います。またサグラダファミリア、日本でもいまだに1000年以上超えて残り続けている建造物がたくさんあります。そうした何百年にもまたがる様な計画を立て歴史をつくっていって作っていって欲しいなと思います。
 
来年が良い一年になることを願い、祈っています。
 
 
12.22 久し振りのメッセージになってしまいました。色々とやっていますが中々メッセージとして載せられる感じではないので、、、
 
昨日の夜にYouTubeの「12番街のキャロル」の再生回数が1万回になりました。13ヶ月前から初めて初めての1万回突破です。早いのか遅いのかよくわかりませんが区切りとしては嬉しいです。
 
YouTubeを始めた理由はCDやBlu-rayなどの購入者が限られてしまっているので多くの方に聴いたり観てもらいたいという思いと、佐藤隆は「桃色吐息」のような曲だけではなく色んなタイプの曲を書いて歌っている、と言うことを知って欲しくかったのが大きな理由です。前者についてはこの何ヶ月かYouTubeで知って多くのCDやBlu-rayを購入してくださる方が沢山いらっしゃるようになりました。ありがたいことです。YouTubeは音も映像も圧縮されてしまうのでCDやBlu-rayで観たり聴いてもらえるのは作り手にとって嬉しいことです。またスマホで見てる方も多いと思いますが、スマホのスピーカーだと音がモノラルになってしまいます。僕は新しい物をアップする前にできる限りいい音で聴けるように、という事で音はなるべくリマスターしていてます。ですからちゃんとしたオーディオシステムで聴いてもらえればかなりいい音で聞こえる筈です。
 
YouTubeには独自にアナリティクスというのがあって視聴者の年齢、性別、地域、スマホやiPad、パソコンなどどれで見られているか等々相当詳しい分析結果がわかります。その中で一番驚いたことは65歳以上の人が75%位、続いて50歳から65歳までが20%位だったことです。男女の比率で言うと女性が7割、男性が3割といったところです。ほぼ大好きな綾小路きみまろさんのファン層と重なります。結構ショックでした。アップする曲が難しいなと、、でも当初の気持ちに変わりはないので僕の音楽プロフィールのような感じになればいいのかなと思っています。
それからついでに書いておくとユニバーサルミュージックがEMI時代のアルバムを全曲YouTubeで聴ける様にしている事にビックリしました。「何でこんなことするんだろう?」有料なら分かりますが。タイトルも全曲ローマ字で書いて、、
 
僕のコロンビア、EMI時代のアルバムの原盤権は全部フジ・パシフィック音楽出版というところが持っています。2年半程前に取り敢えずコロンビア時代のアルバムをリマスターしてリリースしてほしいとフジ・パシフィックの当時の担当者に伝えました。ちょうど40周年の年でした。出版社の担当の者も4枚ボックス・セットで出しましょうなんて言っていて、その後EMI時代のものもBOX セットで出しましょうなんて言っていましたが中々連絡がなく半年おきくらいに僕の方から連絡しましたが「中々話が進まないんですよね」という返事ばかりで、今年の夏頃連絡した時には「ちょっと難しそうですね」だって。全くね。音楽業界ってそんな奴ばっかり。だからユニバーサル・ミューはジックがYouTubeで全曲見放題、聞き放題にしている意味が何なのかよくわからない。あげくに同姓同名のクラシックのピアニストの曲まで同じ括りにしてある。そんな事も分からないんだからね。本当そこまでするんだったらBOX SET 出して欲しいよね。
 
YouTubeの話はこれ位にして最近のことを少し書こうと思います。
今はこれ迄の様に思いっきりやってみたい、やりたいというものが見つからない状態です。またそれを探している状況です。例えば「青の時代の編集用ビデオ」から「青の時代」のフルコンサートのCDを作ることもできるでしょうが、「面倒臭いな」と言う気持ちになってしまいます。もっと新鮮な気持ちになれることをしたいと思っています。強いて言うならば「8 beat dream」「石の枕」「Mona Lisa」を中心にバンドでライブをやってみたいです。「石の枕」全曲のライブでもいいかなと言うところです。ただバンドでやるとなると今迄の様に一人で手配や準備をすると言うわけにはいきません。半年くらい前から昔のマネージャーや知人に連絡をとっていますが連絡がつきません。それから一緒にやるミュージシャンにしてもやはり同世代位の人でないと無理だと思います。しかし同世代というと結構な歳です。そしてそれだけの年齢になるとそれでなくてもミュージシャンは癖があって変わった人間が多いのに同世代だと想像しただけで恐ろしいです。でも演奏が始まったら凄いだろうな、と言うことは十分想像できます。やれるといいんですが、、、
 
そんなせいかどうか最近はエレキギターをよく弾いています。10年位前だったか友人に「自分はEric Claptonのような容姿でGeorge Harrisonの様な演奏が夢だ」と言った事がありますが、相変わらず夢のままです。僕は歌える様なエレキギターのメロディが好きです。そう言った意味ではEric Claptonの演奏はあまり好きではありません。例えばビートルズのAll My Lovingを思い出してみてください。あの曲の間奏のエレキギターのメロディはまさに作曲です。そしてそれが曲全体の世界をどれだけ豊かに広げているか? 僕はそんな風に歌の合間に作曲をする様な感じのメロディを弾いてみたいと思っています。今はその為のエレキギターの音色を色々と決めているところです。アルバム「石の枕」のレコーディングの前にちょうど今と同じことをしていました。もしかしたらまたあんなアルバムを作るのかな、と思う事がたまにあります。
 
そうそう、ほとんど本は読まない自分が最近は結構本を読んでいる。といっても久し振りのビートルズ本。特にGeorge Harrisonの本は知らなかった事が結構あり面白かった。そしてその彼の遺作となった「Brain Washed」というアルバムが物凄くいいアルバムだという事がわかった。リリースされた2002年には面白くないと思ってあまり聞く事がなかったが、ふとしたきっかけでじっくり聴いてみたらアルバムの中の3曲が特に凄く改めてもっと生きていて欲しかった、もっと彼の新作を聴きたかったと思った。その流れでソロ作品を全曲聴いたがどのアルバムも本当に緻密に隅の隅までしっかり作ってあるのに驚いた。こんなに良かったかなと思う曲がいっぱいあった。本当に奥が深いアルバムばかりだ。ビートルズの解散後のソロ・アルバムはGeorge Harrisonが一番いいアルバムを沢山残したのではないかと、最近思います。
 
一年一年、一日一日を乗り越えるのが段々と厳しい年齢になってきました。でもまだまだ「音楽の旅はるか」って思う、今日この頃です。
 
 
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12.02 今日は「ひとひらの雪」の動画をYouTubeにアップしました。この曲は「日々の泡」というアルバムに収録されているので、このアルバム用の曲を作っている時かその少し前くらいに作った曲です。東芝EMIの制作部は歌謡曲、ニューミュージック(?) 、、、と分かれていて、ある時歌謡曲担当のディレクターの方に「佐藤さん僕の所にも曲書いてよ」と言われ、「もちろんです。書かせてください」と言ったやりとりがあり、それからしばらくして薬師丸ひろ子さんの次のシングル曲を作っているので書いてくれないかと言われました。そんな訳でこの曲は元々薬師丸ひろ子さんに歌ってもらいたいと思って作った曲なんです。彼女の声はとってもいいので合うだろうと思っていたら、独裁者のような故石坂敬一氏の鶴の一声でジュディ・オングさんのシングルになっていました。こういう僕に一声も掛けずに歌い手が変わるというのは嬉しい物ではありません。もちろんジュディ・オングさんも素晴らしい方ですが。
 
この歌はメロディを先に書きました。そして阿木燿子さんが作詞されました。作った詞を僕の作ったデモテープに乗せてご主人の宇崎竜童さんが歌われたそうです。阿木さんとはこの一曲しか歌を作ったことがありませんが、同名の映画タイトルソングだったせいかどうか、きわどい詞にとてもビックリしました。さすが阿木さんだなぁと、、、そして後日「夜のヒットスタジオ」という歌番組で宇崎さんに初めてお会いした時「佐藤君はどんな音楽聴いてきたの?」と質問され「Beatles ばっかり聴いてきました」と言ったこと
を覚えています。
 
それからまた少し経って今度はその頃住んでいた東京の府中市という所にある東京競馬場(JRA)から一年に一度の夏の一大イベントで歌ってくれないかという話が来ました。10万人以上入るところでやるイベントでした。歌うことは構わなかったのですが、近所の人がみんな来るので街を歩きづらくなっちゃうなと思い、お断りしました。そして僕の代わりにそのイベントで歌われたのが宇崎竜童さんと井上尭之さんのバンドだったんです。僕は家から近かったので尭之さんに挨拶しに行きました。そして宇崎さんにもお会いしたかったのですがお会いできずライブを観て帰りました。ちなみにその時のPAがケンケンと言って僕のデビューからずうーっとお付き合いさせていただいている人でした。
 
そんな事を思い出す「ひとひらの雪」です。たくさん聴いてください。
 
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11.24   YouTubeを初めて一年になりました。まあ結構な数を載せましたが、やはり「きれいな動画」が無いのが残念でなりません。「青の時代」にしても僕が言い出してレコード会社が動いてくれた訳で、初めは「コンサートのビデオ?」っていう感じで佐藤隆とビデオという発想が周りには全くなかったようです。そんな訳できれいな映像というのは全くと言っていい程残っていません。他のアーティストのYouTubeを見ると映像も音も良く、その度になんかがっかりします。
 
でも無い物ねだりをしてもしょうがないと思い、かなり迷いましたが「Rock And Roll Music」の動画をアップしました。それぞれの顔は分かりませんが雰囲気は伝わるかな? と思い、、、それから「星はもうヴェールをまとい (Live at Home)」も一度載せましたが何か痛々しい感じがしたので写真を変えて新たに載せ替えました。いいコメントを書いてくださった方がいたのに申し訳ありませんでした。
 
まあマイペースでやっているので間隔はバラバラですが、飽きない限りはこれからも続けていくつもりです。
 
 
11.12 11月4日に作詞家の松本一起さんが亡くなったという記事を読みました。驚きました。癌との闘病生活を送っていたことも知らなかったし、、
 
一起さんと初めて会ったのはアルバム「土曜の夜と日曜の朝」に収録されている「僕達の孤独」の歌のレコーディングの時だった。この曲の詞はその頃好きだった「隣の女」というフランス映画に刺激され、そんな風な詞を書いてもらいました。ちなみに曲はジュリアン・レノンのデビューアルバムの中の一曲に刺激され作りました。そしてこの歌のレコーディングの時にスタジオに来てくれ、初めてお会いしたわけです。しかし曲を先に作って後から詞をつけてもらったので、どうしても日本語の譜割りが難しかったので一起さんに「ちょっと歌ってもらえません?」と言ったら本当にマイクの前に立って歌い出したんです。そのことにも驚きましたがそれより驚いたのは歌がとっても上手だったこと、その日の僕よりは上手だったような気がします。そこでその日は歌のレコーディングは中止にしてもらい、その日は家に帰って歌詞の譜割りを確認しながら練習しました。こんな事をしたのは今迄でこの曲だけです。そして次の日改めて歌のレコーディングをし直したら本当に納得できるいい歌が歌えました。「僕達の孤独」にはそんな思い出があって昨日YouTubeにアップしたわけです。
その後一度二人で一起さんの行きつけのカラオケ屋に行きました。何を歌ったり、上手だったかどうかとかは全く覚えていませんが、一起さんが本人の大学ノートを見せてくれてそこに一行位のいっぱいの詞のフレーズが書いてあるのを見て驚いたのを覚えています。やはり作詞家というのはこういう事をしてるんだな、と。ちなみに僕は当時はカセットテープに8小節くらいでも録音していました。
 
それからネットの記事を読んで一起さんが僕より年上だった事を初めて知りました。いつも一起、一起と呼び捨てにしていました。すいませんでした。
 
 
10.24 色々と誤解されている方がいるようなので、少し書こうと思います。
 
今YouTubeに載せている「Na=Ze」、「みんな元気かい」(プロモーション・ビデオ)のドラムは大口ひろし一人で叩いているものです。これは2001年か2002年にシングルで出した音源です。
 
また大口ひろしとチト河内さんが二人でドラムを叩いているのは上記のシングルの音源に2011年のアルバム「石の枕」をレコーディングした際チトさんのアイデアでチトさんのドラムを足し、それぞれ前回書いたように左右に振り分けました。
 
またアルバム「石の枕」のクレジットの件で、Two brain Two hearts にするか、佐藤隆/大口ひろしにするか、それとも佐藤隆だけにするか迷っていました。Two brain Two hearts という名前は今はいいネーミングだなと思いますが、その頃は分かりづらくてやめようと思っていました。残り二つで迷っている時にチトさんに相談したら「佐藤隆/大口ひろし、にするんだったらチト河内も入れてもらわなくちゃ、、、だから佐藤隆だけがいいんじゃない? 」と言ってくれたので、最終的には「石の枕/佐藤隆」というクレジットにしました。
 
それから「ホメラニア語」って何? というのを時々見かけます。こういうのは書かない方がいいのかとも思いますが、まあ一応。
レコード・デビュー40周年に合わせて久し振りのフルオリジナル、書き下ろしアルバムをレコーディング、ミキシング、ジャケット作りと全部やりましたが流石に日本語の歌詞だけは書けませんでした。そこでデタラメ英語で歌った訳ですがアルバムの紹介のところで「デタラメ英語で作りました」とは書きにくいので、冗談やウィットの好きな僕が頭を捻って架空の国「ホメラニア」を思いつき、もっともらしい経緯を書いてホメラニア語が誕生した訳です。初めはホメラレタイ語にしようかと思いましたが、これではウィットがないと言うことでホメラニア語としました。
 
「Mona Lisa」発売当初これを読んだファンの方が「佐藤さんはご両親のどちらかが外国の方なんですね。どうりで日本人離れ顔をしてらっしゃると思いました」というメールが届いて大笑いしました。その日から僕はハーフになりました。
 
そんなところです。
 
 
10.18 昨日久し振りにMessageを書いたら普段の倍位閲覧数が多かったので気分を良くして今日も少し書いてみようかなと。
 
今日は「石の枕」のアルバムについて書いてみようと思います。このアルバムの曲はほとんど詞が先で、曲ができて後から詞をつけた曲は「石の枕」と「Na=Ze」の2曲だったように思います。そしてひろしの詞は歌詞というより日記のような感じのものが多かったです。一番初めに作った「みんな元気かい」はA4の紙にメチャクチャたくさん書いてあってピアノの譜面置きどころか鍵盤の上にさえ置き切れないくらいでした。それを二人で整理していきながら最終的な形にしました。「女達は、、」は3、4種類書いてあってそれを僕が勝手に整理して仕上げました。そんな感じでアルバムの曲を作った訳ですがレコーディングの最後にドラムマシーンで作ってあった部分をチトさんに生のドラムを叩いてもらいました。その時にチトさんが「たかし、これは発明だよ」と言ってくれました。しばらく何のことを言っているのかわかりませんでしたが、上に書いたようにひろしの日記のような詞が逆に定型的な曲のパターンには収まらず、その結果曲の構成が全く今迄になかったものが多くできたということです。1曲目の「Stop、、」も初めは日本語の部分がなかったんですがひろしに書いてもらい曲らしくなり最後に突発的に雄叫びのようなエンディングをレコーディングの最中に思いつきました。ただこのアレンジはレコーディング間近になってやっと思いついたのでひろしは聞いてないんです。2曲目の「グズ・グズ」はもう完全に定形外で面白い構成だと思います。「クロマニヨンの女」の詞は僕が好きだったんですがひろしはもう一つ気乗りしない感じでした。ひろしか生きている時には真ん中あたりの日本語だけの詞の部分しかできていなかったんです。しかしレコーディングに集中していると普段考えつかないアイデアが浮かぶもので「Hey-Ho、Hey-Ho、、、」とそれに合うリズムパターン、それからクロスして展開が変わりまた「Hey-Ho、、」が出てきますが歌詞が微妙に違う、そこでフェードアウトしてもいいのに更に違うリズムパターンが出てきて最後には「クロマ~」と何回か叫んで消えていく、そして虫の鳴き声が聞こえてきて「石の枕」が始まる、と言う自分ではとっても良くできて面白い流れができたと思っています。「Na=Ze」と「みんな元気かい」は50歳の時にリリースしたものと違いドラムがひろしとチトさんのツインドラムになっています。左から聞こえてくるのがひろしで右がチトさんのドラムです。ひろしのドラムは割と淡々とリズムを刻み"ここ"と言う時におかずを入れます。チトさんのドラムは合いの手を多く入れてくれるような感じとでも言ったらいいのかもしれません。二人ともとても歌いやすいリズムを刻んでくれます。"初めに歌ありき"です。そうそう「クロマニヨンの女」の最終形もひろしは聞いていないんです。他はデモテープで割合最終形と近いものをひろしは聞いています。
 
そして当時お世話になっている何人かの方に「みんな元気かい」のシングルをプレゼントしたら「なんか日記みたいで今までの佐藤さんらしくないですね」とあまり良い印象ではなかったようですが、あれから20年以上経った今コロナや戦争と大変な時代になり、この歌の歌詞のリアリティさがより胸に沁みます。だからこそひろしともっとたくさんの曲を作ってみたかったと思う気持ちが強いです。
 
 
10.17 2日前に「みんな元気かい」のプロモーションビデオをYouTubeに載せました。もう何ヶ月も前から計画していたんですが手元にある映像が今回よりももっと悪く、YouTubeに一度載せてしまって後から差し替えるとそれまで書いていただいたコメント等が消えてしまうので、遅くなってしまいました。
 
まず僕の所にある映像はダメという事で当時のディレクターの奥さんに連絡をとり探してもらいましたがやはり持っていらっしゃいませんでした。そこでこのビデオを撮影し編集もしてくれた方に電話やメッセージを送りましたが全く連絡がなく、先ほどのディレクターの奥さんにも連絡してもらいましたがダメでした。そんな訳で一時止まっていましたが、先週たくさんある僕の外付けハードディスクでチェックしていないものが3つあるのに気付き一台ずつ探したら最後の3台目のハードディスクに今回載せた画像がありました。完璧とはとても言えませんが今迄見てきたものよりは明らかに良いのと、この先これ以上の物は出てくる可能性が低いので映像に手を入れ音声をリミックスしてYouTubeに載せました。
 
久し振りに見た動画に目が潤みました。ひろしとは同級生なので生きていれば来月72歳。58歳で旅立ってしまったので、もう14年近くになるんだなと、しみじみ思いました。もっと一緒に曲を作りたかったし、ライブもやりたかった。長生きしないとな、、、
 
 
10.03 ずいぶん久し振りのメッセージになってしまいました。ずうーっと「青の時代」のフルバージョンを作っていました。とはいえ前にも書いたようにオリジナルテープは廃棄処分で無くなっているので、編集用のテープで作っていました。フルバージョンにしたらどんな感じなんだろう? そんなシンプルな思いから始めたことでした。「青の時代」のビデオを作るために当日は7台のビデオカメラと1台のハンディカムが使われました。さすかずにその映像全てを使って編集することは無理なので、正面のカメラの映像を使って作りました。フィルムは20分か30分位で交換していたので全部で7本のビデオテープをつなげて作りました。そんな訳で「日々の泡」の時以上に大変な作業の上、その間パソコンで他のアプリを立ち上げられないのでこうして長い時間メッセージが書けないでいました。さてそんな訳で何とか形にしましたが発売ということを考えると作品というよりドキュメンタリーといった感じが強くオリジナルの「青の時代」だけでいいのかな? ということで、これは僕のプライベートコレクションにすることにしました。映像も音もYouTubeに「黒い瞳」を載せたので悪くないのは分かっていただけるとは思いますが、やはり何でもかんでもという事はやめようと思います。
既に発売になっている2枚のBlu-ray、「日々の泡」は順調に売上がありますが「青の時代」があまり伸びないので残念です。音も既発のビデオやCDよりも数段いいと思いますし映像も本当に生々しいくらいに綺麗なので、是非観ていただきたいです。
 
09.03 たまには何か書こうと思いつつ何を書いていいやら、といった感じでした。先週の金曜日に「青の時代」「日々の泡」の追加分を作り終え、やっとジェルソミーナ・レコーズの映像部に占領されていたパソコンを使えるようになりました。そんな訳で日曜日に1ヶ月半ぶりくらいにLive at Homeをしました。喉はどんな具合だろう、声は出るかなぁと色々心配しましたが問題なく歌えました。僕はLive at Home の時はギター、ボーカル用にそれぞれマイクを立て、それをレコーディングのアプリでスピーカーから出して歌ってます。だからパソコンを使えないとギターの音も小さいので自然にその音量に合わせて小さい声で歌うようになってしまいます。これは去年のKIWA TENNOZの時の歌い方で他のミュージシャンとやる時にはやはり歌い方として弱いんです。だから中途半端には歌わない方がいいだろうと思っていたら1ヶ月半も経ってしまいました。でもまあちゃんと歌えてよかったです。ただすぐにライブをやるという訳ではないです。次にやるとしたらもっとたくさん集まれる会場でやりたいです。ZIMAGINEもアットホームな感じでよかったですがちょっと近くなりすぎたかな? という思いはあります。「青の時代」「日々の泡」のブルーレイを見ていて、やはり会場が広くお客さんも結構来てくれたので自然と歌も演奏もテンションが上がっていたように思います。そして会場のお客さんは照明のせいもあり僕からはほとんど見えていませんでした。したがって自然にいい意味での距離感があり歌や演奏により集中していたように思いました。だから次にもしできるのであればもっと広い会場でやりたいなと思いますがこれはもう僕一人の力では無理です。そういった事に長けた人が居ないと無理だと実感しています。できるといいんですがね、、、
 
6日前に「悲しい森の子供達」をYouTubeにアップしました。再生回数は増えませんがそれはそれでいいんだろうと言う事にして。この曲の動画はこれしかないので。大津あきらさんの詞先行でそれにメロディをつけた曲です。少し楽曲の枠組みを変えてみようと言う事で作った曲です。細かく言うとA, B, C, サビ, 間奏, A, B, C, サビ, D (Coda) という構成になっています。それぞれ違うメロディを4パターンと最後に「ジュ・テーム」というプライマルスクリーム治療の後のような「叫び」、そしてその後の余韻を ピアノ、バイオリン、ベースでスローダウンしていきます。多分当時のマネージャーが舞台下から手持ちで撮ってくれたものだと思います。画像は見にくいですが歌はアルバムよりこちらの方が好きで載せました。そしてまた今日「アンダルシアの娘」をアップしてしまいました。よせばいいのにと思いながらついついサービス精神でやってしまいます。
 
9月に入って少し涼しくなりました。今年の夏は本当に暑くて熱中症が怖かったですがコロナも含めて無事になんとか乗り越えました。
 
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08.25 「日々の泡」のBlu-rayをリリースして今日で10日。とりあえず2枚のBlu-rayを残せて良かったと思っている。欲をいうと「日々の泡」が「青の時代」くらいいい音だったらなぁと思う。「青の時代」は街を走っている大型バスと同じ位の大きさバスにレコーディングスタジオと同じ機材を積み込み楽器ひとつひとつの音を
録音しそれをミキシングしたものを映像と同期させているので当然いい音である。さらにそれでも自分が気になっていたところをリマスターしたものにしたので本当にCDよりもさらにいい音になっている。同じようなことを「日々の泡」でできたら良かったのだがこちらはPAから直接に2チャンネルにまとまったものを使っているのかな? という感じなので残念だ。それでもノーカットのフルコンサートというのはやはり見ていて醍醐味がある。 「青の時代」の編集用のテープは全曲入っているが、例えば「マイ・クラシック」にしてもエジプトあたりの雰囲気で民族音楽的な要素が強過ぎる。そうやって全体を考えるとリリースした「青の時代」がクラシック、民族音楽、ロックとちょうどバランスが良く上品でいいと思う。だから逆にいうと「日々の泡」のノーカットのフルコンサートというのは貴重だし他のコンサートのビデオもあるが断片的であったり、アレンジが良くなかったりと作品として作るには素材がよくない。またBlu-rayを作る作業は一つ一つの作業に時間がかかり過ぎるしハードディスクへの負担が大き過ぎる。そんな訳でBlu-rayは今回の2作品で終わりにしようと思っている。「日々の泡」はバイオリンを除けばコロンビア時代からやってきたバンドの到達点、「青の時代」はそれ以降の一つの区切りになった映像だと思う。これからは何曲かを取り出してYouTubeに載せるくらいかなとも思うがそれもちょっと勿体無いという気がする。でも最近はYouTubeのせいかどうか初めてCDやBlu-rayを購入してくださる方がだんだんと増えてきているので少しはいいのかなぁと思う。まあ気が向いたら、といったところだ。
 
今月の11日に4回目のワクチン接種をしました。今日でちょうど2週間です。1回目、2回目はファイザーでまあ大体一般的な副反応、3回目はモデルナでこれはかなり強い副反応でまいりました。今回はそんな事もあったので事前にお医者さんに聞いてファイザーにしました。そのせいかどうか注射を打たれたところの腕の痛みは一回も感じませんでした。倦怠感がしばらく感じたくらいです。まあデルタ株用に作られたワクチンなのでオミクロンに対してどうかな?という思いはありましたが重症化のリスクは減るというので受けました。
 
まだ戦争が続いています。戦争という言葉がつけばいくらでも人を殺していいのか? と思います。西側と東側では報道も違うと思うのでなんとも言えないところですがアメリカやヨーロッパはウクライナに軍事支援をするしそれに対しロシアは色々な制裁で対抗し物が無くなって物価はどんどん上がる。このまま続くと第三次世界大戦になるんではないかと心配です。ゼレンスキーもあれこれ言うくせに国民はどんどん亡くなっている。僕はプーチンとゼレンスキーの二人がロシアンルーレットをやって決着を着ければいいと思っている。そうすれば両国の国民は死ななくてすむし死ぬのはどちらか一人で済む。宇宙から見た青い地球の一部が赤く染まっているんではないだろうか?
 
 
08.10 「必要は発明の母」、そんな言葉があります。前回のメッセージを載せた後、半日横になって色々と考え、やはり諦めることはできないという想いが強くここまでの作業を振り返り「何をどうすればいいのか」という事を整理しました。消去法で考えここまでやっていなかった事、直す事など等を整理して再度作業をはじめました。そして結果的に一昨日の夜から昨日の朝まで書き込んだマスターディスクが成功し、完成ということになりました。ジャケットも盤面印刷のデザインもすでにできています。今日から商品になるディスクを作ります。
 
さてここまでなんのBlu-Rayを作っているのか全く書きませんでした。期待を持ってもらったのにできませんでした、では申し訳ないと思い敢えて書きませんでした。「佐藤隆コンサート " 日々の泡"」です。すでにYouTubeにも何曲か載せていますがこのコンサートの初めから終わりまでのノーカット版です。なかなかうまくいかない時に通常のBlu-Rayの解像度でつくり成功しましたが奥行き等が物足りなく最終的には今回も4K版を作る事にし無事に作る事ができました。詳しい内容はまた後日お知らせします。
 
 
08.05 2枚目のBlu-Rayはどうしても納得のゆくものができません。そんな中昨日は「青の時代」のビデオを作った時のディレクターの秋葉さんと言う方に電話してみました。彼とは編集の時に随分変更をお願いしその度に何度もぶつかり合いました。僕がその時歌っていた、ステージで他のミュージシャンと一緒に演奏していたのでその時の内面的なものを編集に求めたのに対し、彼はいくつものミュージックビデオを作ってきた経験からの編集をしようとしていたので相当ぶつかった訳です。彼は何度も編集の作業を辞退しようと思ったと後で本人から聞かされました。そんな彼も時間が経っていい作品だったと思うようになったと聞かされた時は良かったと思いました。
 
そんな秋葉さんに今ぶつかっている問題のヒントはないか、また他の事でも教えてもらいたい事があって電話しましたが結論から言うとBlu-Rayに関してはヒントになることはありませんでした。彼は今69才だそうで以前住んでいた埼玉県の所沢から引っ越して、今は静岡県の下田に住んでいると言っていました。仕事ももう辞めたと言っていました。その話を聞いた瞬間に「ああいいな、俺ももう『佐藤隆』をやめてどこか静かなところでのんびり暮らしたいなぁ」と思いました。『佐藤隆』を続けるのは大変です。仕事のように働いていますが収入を考えると「道楽」です。
 
さてBlu-Rayの話に戻りますが今は2時間位のあるコンサートのものを作ろうとしています。元々はVHSのビデオテープだったので、まずはこのテープをいつもブランクCD等を買わせていただいている方に相談したらテープのクリーニングから始めて希望のファイルにしてくれる所がありますよ、テープレコーダーもテレビ局で使っているものと同じものを使っていますよと言うことを聞き、そちらの業者の方にお願いしました。そうしたらその業者の方が、僕が言うのも恥ずかしいですが「こんなすごい方の大切なビデオ、徹底的にやらせてください」と言ってくれたのはいいんですが仕事が丁寧過ぎて何日待っても出来上がらない、そこで3週間過ぎたところでストップをかけました。放っておくと多分3、4ヶ月はやっていたと思います。そこの段階で出来上がってきたファイルは168.96GBというとてつもなく容量のファイルです。ちなみに「青の時代」のBlu-Rayのファイルは19.69GBですから8倍位のファイルです。しかしこれによっていちばん一番問題になっていたものすごい量のノイズが殆どとれた事、これが一番大きかったです。そしてこの音声ファイルを取り出して僕がリマスターしかなりいい音になりました。ただ映像に関しては頑張り過ぎてくれたせいか色合いが不自然なものに感じられました。それを色々と編集しリマスターした音源と合わせて編集しディスクに焼いていくという作業を2週間位やってきました。約2時間という事でディスクにするのに8、9時間かかります。そしてそれを初めから終わりまで見てチェックします。試行錯誤を繰り返し10枚位作りましたがまだOKが出せません。寝る前にディスクを焼き次の日にそれをチェックする、これを10日も続けてやってきました。自分の顔も見たくないくらい大変ですが、気がつくと涙が出ている事がよくあります。「青の時代」とは違った意味でとてもいいコンサートです。でもさすがにもう気力も体力も限界です。2時間のうちのほんの0点何秒か一箇所映像に何色かのテストパターンで見たような線が細く入ってしまいます。違うディスクを焼くと同じ線が今度は違う箇所に一箇所入ってしまいます。これが僕らはOKを出せない原因です。他は問題ないんですが、、、
 
そんな訳でApple Store にも相談してみました。僕は今iMac Pro を使っていますがこれは同機種の最終年、2017年製のものです。アップルはOSもハードも頻繁に変えてゆくので余り同調しないようにしていますが、最近はM2、M1 MaxというMacBook Pro が出ており、これだと処理能力が桁違いに早いので問題は解決すると思いますよ、とは言ってくれたもののカスタマイズしたMacBookProの金額は約70万円です。買いたくてもそんなお金ないよ、それが現実です。まあそういう事でとりあえず2枚目のBlu-Ray作りは断念ということにしました。
 
『佐藤隆』の仕事はこの位にして、ただの音楽好きの佐藤隆に戻りたいこの頃です。
 
 
07.27 今日はまず「青の時代」のBlu-Rayの話から。
発売した日から2週間、予想外に売れたので追加のBlu-Rayを作りましたが肝心の在庫数を増やしておくのをずうーっと忘れていました。3週目から全く注文が入らなくなり「やはり自身でDVDやBlu-Rayに変換してるからこの位の売り上げなんだな」なんて思っていました。そして先週の中頃「注文しようと思ったら在庫がありませんでした」「次の発売の予定はあるんでしょうか?」こんなメールをファンの方からいただき在庫を更新してないことに気が付き、急いで直しました。今はそこそこありますので是非購入していただきたいものです。ちなみにこのBlu-Rayは4Kです。僕は目が悪くなったのでパソコンの解像度を下げて文字等が見えやすいようにしています。だから作業中の映像とBlu-Rayにした映像を4K対応の機器で見ると全く違いました。リアル過ぎて怖いくらいです。
 
次はYouTubeの話を少し。この所昨年のKIWA、今年のZIMAGINEの動画を載せましたが、これは昨年今年と来たくてもどうしても来られなかった方達へのプレゼントのつもりで載せました。ライブの頃はホームページのこのMESSAGEもライブに来てくれた方々へに向けたものが多く、いつも来られなかった人達の事が気になっていました。若い頃の映像と比べると随分見た目が変わったので悩みましたがやはり今の自分を載せておくべきと考えました。
 
今はもう一枚Blu-Rayを作ろうと思って作業していますが本当に嫌になるくらい大変です。ファイルの容量がすごいので一つ一つの作業がものすごく時間がかかりそれを何工程もしていかなくてはならないので、パソコンも休ませる時間がなく壊れるんじゃないかと心配の毎日です。そんな訳で作りはじめたのはいいんですが実際に発売できるものができるかどうか、また商品として何枚も作る事ができるのか、そんなことも考えながら作業をしています。
 
連日の暑さとコロナの感染者数の増加、大変な毎日ですが僕もみなさんも何とか乗り切れますように願っています。
 
07.12 先日安倍元首相が銃撃され亡くなるという事件が起きた。遅い昼食をとろうと思いテレビをつけて知った。何とも言えないとても怖い気持ちになった。8年以上首相をつとめ毎日のようにテレビで見かけていたので身近な人が銃撃されたように感じたのかもしれない。ウクライナでは毎日沢山の人達がなくっている訳だが身近な事件ということで感じ方が違う。「平和な日本」という表現がもう大分前から死語になってきたように感じる。犯人の動機がどうあれ、安倍さんの言動行動がどうあれ人が人を殺すというのはあまりにも恐ろしい。
 
その事件のせいかどうか翌日はなんか仕事をする気になれなかった。ぽかーんとしていた。夕方になって中森明菜さんのコンサートが放映されたので何となくテレビをつけてみた。BSで放送された時も録画して「アルマージ」だけ見たが今回は気がついたら最後まで見ていた。日本人の歌手、ミュージシャンのライブやコンサート、歌番組は見た事がないのに、、、さて中森明菜さんのコンサートだが僕は作曲家の名前とその人の作ったメロディーを聞いていた。やはり飛び抜けて良かったのは「Desire」だった。他の曲は極端にいうとサビだけが勝負という事でサビ以外のメロディは全く印象に残らなかった。そんな中で井上陽水さんが作られた「飾りじゃないのよ涙は」はAメロ、Bメロ、サビとよくできているなぁと思った。でもこういう番組をいつも見ていると悪い癖がつくだろうなと思ったし、何となく分かるので日本人の歌番組は見ないんだなと改めて思った。しかし明菜さんにはまた歌って欲しいなと思う。歌を聴いていて僕が明菜さんをプロデュースして作りたい歌が浮かんできた。僕の作る歌という意味ではなく。
 
日曜日の夜はテレビをつけても選挙のことばかりでつまらないので「青の時代」を観た。リリースしてから3回目になる。前のものはほとんど見た事がないのに今回は音も映像もきれいなのでついつい観てしまう。そのせいか昨日のLive at Home は内面のパワー、歌の力強さが今年に入って一番良かった。ライブの予定もないんだけれど、、、
 
最後にYouTubeの書き込みのことだが「元気になってどうのこうの、、、」という書き込みをされている方が何人か居ますが、僕がYouTubeに載せている動画は体調があまり良くない時の物ばかりで、その後のものは載せていない。知らない人が読んだら僕が大病でもしたかの様な印象を受けるのでやめて欲しい。それからやはり再生回数が伸びるのは「桃色吐息」辺りで載せている方としてはあまり面白くない。まあ最初から予想はしていた事だが、、、それから書き込みがほとんどいつも同じ人ばかりで数人とやりとりしているようで、これもつまらない。たまには初めての方も書き込みしてください。
 
そんな感じの蒸し暑い今日7月12日です。
 
 
06.30 6月だと言うのに梅雨明け。梅雨明け10日とはよく言ったものでまさに言葉通りの暑さが続いています。熱中症にならないように気を配る毎日です。
 
今週の火曜日に発売になった「青の時代」のBlu-Ray、早くも今日で最初に作った分が売り切れてしまいました。予想を上回るというより想像を超える速さで驚きと嬉しさを感じています。昨日から追加分を作り始めていて何とか在庫がなくならないようにしています。またトラブルのメールもなくとりあえず一安心です。
 
いただいたメールの中には75インチのテレビで観ましたとか4K用のテレビ、ブルーレイ・デッキをわざわざ買いに言ってくれた方とか皆さんそれぞれに楽しんでいただけて嬉しい限りです。
 
発送はこの暑さもあり当日の15時までの注文分をその日に発送しています。なお土、日も発送していますので遠慮なく注文いただければと思っています。
 
今回の「青の時代」のBlu-Rayを久し振りに通して観て39才の自分のエネルギーに驚きました。メンバーのみんなにも。自身のうちに向いた歌い方と叩きつけるような激しい歌い方等、今ではできない過去に何とも言葉にできない複雑な思いを感じます。この映像を作っておいて良かった、そして今回Blu-Rayとしてリリースできてよかったと思っています。
 
 
06.26 このところ急に猛暑日のような日々になってしまいましたが、みなさん元気ですか ?
 
「青の時代」の映像をDVDとして残しておきたい、そんな気持ちが以前からありました。しかしそこで思うのはいつも原盤権の問題でした。10年以上前にEMIの映像部門の方から連絡があり「青の時代」の映像、音声を廃棄処分にすると聞きました。さすがに映像権までは無理だったのですが、音源だけでも残しておきたいと思い音声の権利は買いCDとしてリリースしました。これは形として残す事ができて本当によかった、と今でも思っています。
 
映像に関して最近思ったというか気がついたのは、既に映像も音声もマスターテープがこの世には存在しないのでレコード会社からのリリースは永遠にないだろうという事です。しかし「青の時代」のコンサートは本当にとてつもなく素晴らしいものだったのでやはり形にして残しておきたいし、それをやる、やれるのは自分しかいないだろうと思いました。
 
そんな経緯で今回の「青の時代」作りを始めることにしました。はじめに問題だったのはDVDだと互換性の問題で、僕の作るDVDはPANASONICやPIONEERのDVD プレーヤーでは見る事ができてもSONY製だと見る事ができない、という事は知っていました。したがってそれ以外のメーカーのプレーヤーでも見る事ができない可能性が大きい、という事でした。それから作る以上はできうる限りいい物を作りたいという気持ちが強く、僕がレーザーディスクから取り込んでDVDとして持っていた物を4Kにアップサンプリングしてパソコンに取り込みました。3840p x 2160p という解像度になりとんでもない容量のファイルになってしまいました。これはすでにDVDに収録できる容量ではない為 Bly-Ray Disc を選択しました。そしてそれをDiscに書き込みしたら5時間くらいかかりました。まいったなぁと思いながらも49インチのテレビで見たらあまりの綺麗さに驚きました。編集の時から始まってVHS、レーザーディスクなど色々な形で見てきましたが、こんなに生々しい映像は初めて見ました。「もうこれでいくしかない」そう思いました。
 
あとはYouTube にアップしている「二十三夜」をボーナス映像として付けたいと思い「青の時代」の映像と並べたときに「二十三夜」の音があまりにいいのとVolumeが違いすぎるので迷った挙句「青の時代」の音をリマスターしました。とは言っても元の音が良いので音量を揃える事をメインにし後は少しだけ手を加えました。とってもいい感じになりました。最終的なBlu-Ray Disc のファイルサイズは12.45GB になりました。DVDの3倍か4倍のサイズではないでしょうか ? 簡単にいうとそれだけ映像も音も情報量が多いので「きれいでいい音の青の時代」になったという事だと思います。
 
一枚作るのに相当時間がかかり商品化できるのか迷っていたときに、知り合いの映像関係の方から良い方法を教えていただき何とか一枚Discを焼くのに1時間くらいできる事ができました。まあ自身でビデオをDVDにされた方も多いのではないかと思うので、そんなには注文も多くないだろうと思いますので大丈夫だろうと思います。とは言えやはり「きれいな映像」を一人でも多くの方に見てもらいたいという複雑な所です。
 
 
06.13 前回「CDも買ってくださいね」とメッセージに書いたら次の日から4日続けてCDの注文が入りました。ありがたいことです。体の方もあまり無理をせず、また周りも気遣ってくれるせいか随分良くなったように思います。ですからCDの購入を考えている方は遠慮なく注文していただきたいです。お待ちしています。
  
06.05 久し振りのメッセージになります。1ヶ月近くも書いていなかったんですね。YouTubeの方ばかりやっていた感じです。
 
そのYouTubeの「石の枕」のコメントに「こんなアルバム万人受けしないだろうな・・・我が道を行く佐藤隆、俺は好きだなジョンの匂いがプンプンした。」と何とも面白いコメントがありました。僕は東芝EMIを辞めた時点で既に売れる事は諦めていた気がします。それよりも「やりたいことをやる」、そっちの気持ちの方が大きかったように思います。だから「万人受け」なんて考えてもいなかったけれど、「ジョンの匂いがプンプンした」これが最高に嬉しい言葉だ。だってビートルズのような曲を作りたいから始まって自分の作品の中にビートルズの匂いがするような曲を作りたいと思うようになり「石の枕」でそれができたと思うまで40年掛かった訳でもだから。
 
この所「青の時代」から5曲程YouTubeにアップした。どれも自分でも好きな曲だけれど「青の時代コンサート」には苦い思い出がある。その少し前にリリースした「甘い生活」というアルバムを作っている時にちょっとした問題がありレコーディング、特に歌の録音がとても苦労した。そんな訳で「青の時代コンサート」の時にはEMIのディレクターに新しいマネージャーを紹介してもらいコンサートをした訳だけれども、まずあれだけ完成されていたコンサートを東京でしかやらなかったこと。それもサンシャイン劇場で2日続けてと。普通なら東京と大阪一日ずつ、できればそれに名古屋、福岡、札幌ぐらいは加えてやるのが普通だ。結果としてサンシャイン劇場は両日とも6割くらいの入りだった。その為かどうか赤字ということで僕はもちろん当日のミュージシャンの全員にギャラが一銭も払われなかった。僕はそのマネージャーに「俺はいいからメンバーには何とかしてギャラを払ってくれ、あれだけの演奏してくれたんだからそれが当然だろ。お金がなかったら借金してでも払ってくれ」と何度も言ったが、結局「赤字でお金がなくて払えない」の一点張りで結局全員ノーギャラになってしまった。そのせいでストリングスのメンバーには「佐藤隆のコンサートをやってもお金を払ってもらえない」とレコーディングスタジオで言われるようになってしまった。苦い思い出だ。コンサートが良かっただけになおさら辛い。
 
僕はコロンビア・レコードでデビューしてからライブやコンサートをずいぶんやってきたけれどギャラ(お金)をもらった事は一度もない。みんなレコードを売るための宣伝の一環だから、、、でおしまいだ。そんな事でライブとかをやるのに腰が重いのかもしれない。
 
このところは「やり切った感」があって「さあ次は何をやろう?」という気持ちがわかない。珍しい、初めてかな? 残しておきたい曲も60代にアルバムにしてほとんどリリースしたし、ライブも去年コロナの中一回と今年三回やったからもういいかな? とそんな感じがしている。まあじっとして居られる性格ではないし、音楽が好きだからまた何かやるのかもしれないけれどっていうこの所です。
 
  そうそうこの一ヶ月YouTubeをどんどんアップしていたら全くCDが売れなくなってしまいました。CDも買ってくださいね。
 
 
05.09 このところはYouTubeのアップをしたり在庫のなくなったCDを作ったりしながらエレキギターを弾くのが面白くなって毎日のように弾いていました。
そんな中、例によって今日はLive at Home でした。疲れが溜まっていたのか、少し寝不足だったせいか3曲目でもう声が枯れていました。止めようかどうか迷いましたが先日のポールを思い出し自分もライブで声の調子が悪い時もあるだろう、その時の練習のためにも続けてみようと思い歌いました。始めに考えたのは去年重久氏と一緒にやる前にマイクも立てずにアコースティック・ギターの生音に合わせた力を抜いて繊細さを増すという歌い方でした。これは裏声ではないのですが地声とも違うお腹から頭の先の方にすうーっと抜くような歌い方です。喉への負担はかなり減ります。その歌い方で1部の曲を乗り切りました。本番と同じように少し休んでから2部に入りました。始めは1部と同じ歌い方で探ってみました。大丈夫です。それですこし最後までいけそうかな?という気になり、少しずつその繊細な歌い方に感情を強く入れていくようにしました。そうするととてもいい歌になり今迄経験したことの無い歌い方をしていました。そんな感じで曲を追うごとにいい感じになりアンコールの最後の頃にはその初めての歌い方で味わったことの無い満足感を感じる事ができました。不思議なものです。そんなLive at Home でした。
 
早くライブを再開したいと思うこの所です。ただアットホームなZIMAGINEはとてもいい所でまたやらせていただけたらと思いますが、20名の定員ではやはり経済的に続けていくのは難しいです。その為にどうするか?コロナ等で来られなかった方達も含めてもっと多くの方達に来てもらえるようにならないとライブは難しいだろうと思っています。早くまた僕の歌を多くの方達に聴いてもらいたい、その為に色々と考える模索している日々です。
 
 
04.30 今日は後二ヶ月弱で80歳になるPaul McCartneyの昨日から始まったGot Back Tour 初日の映像を見た。ファンがスマホで撮ったであろう映像だ。本編だけでアンコールはなかったが2時間8分、休み休みなんとか見た。ポールは65歳くらいだろうか、声が枯れて出なくなってきた。それがツアーを重ねるに度にひどくなるばかりだった。だからあまり見ていない。しかし今回は久し振りということもあるし少しは喉の調子が良くなったかな、という少しばかりの期待もあり見た。でもやはりダメだった。一曲目、これは喉が温まりきれてないから3曲目位から変わるかな?と、、、ダメだ。ポールも手探りで歌い方を探していた。結局喉から鼻に軽く抜くだけのもっとも喉に負担のかからない歌い方で最後まで乗り切った。それでも地声で歌わなければならないところは辛そうだった。そういう状態でステージに立っているPaul McCartneyの心の中は自分には遠い、大きな存在すぎて分からない。ポールはBeatlesの曲もWingsの曲とリリースした時と同じkeyで歌っている。20代の時と同じキーで70代になっても歌うというのは想像を超えていて自分には分からない。Shoutする曲が多いから余計に喉への負担がかかる。普通ならキーを下げて歌うがポールはベースやギターのポジションが変わってしまうから面倒で変えないんだろう。それとジョンブル魂かな。リヴァプールっ子かな。
 
いろんな事を考えさせられる2時間8分の映像だった。「ポール、もうツアーはやらなくていいんじゃない?」とか「それでもポールは続けているんだからみんなやめられないよな」「ジョンが生きていたらやってたのかな?」とか、、、年を取ることの辛さを今日は改めて感じた。そんなひとりごと。
 
明日か明後日、喉のためにも歌わなければ。またLive at Homeだ。
 
 
04.25 一昨日の土曜日、本来ならライブをやるはずだった日、時間があったので重い腰を上げて歌ってみました。今どのくらい歌えるか? 声の調子はどんな感じか? それを知っておきたかったからです。2,3曲かライブの1部くらいかなと思って始めましたが、自分の想像を超えてアンコールの最後まで歌えました。それもとってもいい感じで歌えました。ただ歌い終わった後の疲れはなかなかきついですが。
ただLive at Home なのですぐにこのままライブをやれるかというとやはり難しいと思います。まず今は前回書いた体調を治すことが一番だと思っています。Live at Home でいつも思うことは体全部を使って歌っているということです。歌った次の日に出てくる筋肉の痛みでそれがはっきりわかります。でもそれはとってもいい歌い方だと自分では思っています。基本的には「お腹から鼻に抜く」ですが、そのために体全体を使っている訳です。歌に年齢なりの強さと繊細さが出せているのでは、と思っています。そんな訳でもう16ヶ月以上歌い続けているので声帯の筋肉を落とさないように体調をみながらLive at Home を続け次のライブをやれるようにしていきたいと考えています。
 
またライブが無くなったせいかどうかこのところCDの注文が続きとっても嬉しいことです。CDの購入を考えている方がいらっしゃるようでしたら遠慮なく注文してください。大歓迎です。
 
 
04.22 本来なら今頃は明日のライブに向けて持っていく物をバッグに入れたり、きれいな音を出すために爪の長さの微調整をしたり、持っていくギターを選んだり色々と準備をしている所でした。自分でも残念で悔しいです。"諸事情により中止させていただきます"という事でどうしたんだろう?と思われている方もいらっしゃるかと思います。まあ色々と問題があっての諸事情な訳ですが、一番は「ライブをやれる体調ではない」という事です。他にも色々とありますが、それはまたおいおい、、、
 
ライブをやり出すとCDが全く売れなくなります。そんな中、昨日7枚セットを入れて18枚のCDを購入してくださる方がいらっしゃいました。「アンプラグド・ライブ」のオリジナル盤以外全部です。久し振り過ぎて封筒に住所を書くことさえ忘れそうでした。はじめての方ですね。やはり嬉しいです。
 
ライブをはじめてからこのメッセージもライブに来てくださる方々だけに対してのようになってしまい、今までCDを購入してくださった際にメールをやりとりしていた方々やライブに来たくてもコロナの影響で来れなかった方達とも疎遠になってしまったようで申し訳なく、また心配もしています。
 
今は早く戦争が終わりコロナも収束し自分の体調もライブができるようになることを願っています。そんなこのところの日々です。
 
 
04.11 メールを沢山いただいているのに返事が書けなくてすいません。パソコンによる目の痛みも蓄積されているのでお許しください。どなたも熱い想いを書いていただき感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
 
 
04.10 昨日はなかなか大変な一日でした。まずいつも1時間位でZIMAGINEに着けるところが渋滞で30分位遅れてしまいました。今回はエレキギターも2曲弾く予定だったので、その分のセッティングやリハーサルの時間を考えるとあせりました。エレキギターのアンプも自分のアンプを持っていき、エフェクター、ステップアップトランス等荷物の量や重さも大変でした。何とか13:30 ギリギリまでリハーサルをやりましたが、ちょっと足りない分はぶっつけ本番と言ったところでした。
 
まあ終わってみれば初めての試みや久し振りの曲、はじめて歌う曲など盛り沢山でいいライブになったんでは、と思います。
 
それからかなり前から予約を入れてくださり予定を組まれていてくれた方々には申し訳ありませんが、色々な事情が重なり次回9月23日に予定していたライブは中止とさせていただく事となりました。またいつかライブをやれればいいなと思いますが、、、とりあえず今年ZIMAGINEでみなさんと楽しく、いい時間を過ごせた事に感謝しています。ありがとうございます。
 
 
04.08 約40日振りのライブ、ずいぶん久し振りの気がします。明日ZIMAGINEで会いましょう !!
 
04.05 ライブをやる時、僕は一応招待客を2名分確保しておきます。今回はその招待客がないので4/9に関しては2名分の空きができました。あきらめていた方、都合のつく方は是非いらっしゃってください。
 
03.19 今日は4月のライブに向けての練習。さすがに2月の曲目と同じという訳にはいかないと思い5曲程増やした。とはいってもその分2月の曲目を削らないといけないので難しい。去年の夏から何回もやり直して2月の曲目になったので、、
でもまあだんだんと固まってきたかな、というところです。一人ライブなのでやれる曲に制限はあります。「エスメラルダ」や「二十三夜」などなど聴きたい方も多いのかなとは思いますが、その辺のアップテンポの曲はいつかバンドでやれる時が来たら歌いたいと思っています。
 
コロナの話題もウクライナや地震のせいか、で取り上げられる事が少なくなったように思います。でも感染者の数は依然として多いことは確かです。そんな中まだ僕のライブに来られない方もいらっしゃると思います。特に他県から東京に来るとなると家族の反対や近所の評判もあるのではないかと思います。でもZIMAGINE に限らずほとんどのライブハウスで毎日ライブが行われ、パンデミックが起きて営業が中止になったという話は全く聞きません。ですからまだ僕のライブに来てなくて興味のある方には是非いらっしゃって欲しいと思います。まだ4/23は予約できるようです。
 
03.11 なんとなく暖かくなって、なんとなく誕生日がきて、なんとなく71才。なんとなくなんとかしなければと思い、なんとなく日々が過ぎていく。
 
メールをくれた方々、ありがとうございます。
 
03.03 4/9 (土)、4/23 (土) に「ZIMAGINE 」にてライブを行います。 
 
02.27 昨日のライブの事は後日書こうと思います。まず今月のライブの予約が取れなかった方が多くいた事をメールで知りました。そこで次のライブ(4月の上旬と下旬の土曜日、13:30か14:00開演予定)をホームページで載せる前にメールをいただければ、先に予約を取れるように連絡を入れたいと思っています。とはいえ会場の方からも早く告知したいと言われているので、今日と明日までにメールをいただいた方に先にお知らせしようと思っています。どうぞ気軽に連絡ください。お待ちしていてます。
 
02.27 昨日は話をすると笑い声や相槌が出て、歌を歌うとピーンと張り詰めたような感じで聴いてくれ、緊張感とうちとけた雰囲気の混ざったとてもいい感じのライブでした。ワクチン接種の副反応もあり、疲れて声が枯れてしまうのではないかという心配の中、今の世の中を思い、いきなり「Imagine」からスタートしました。あとは前回と違う曲も何曲か歌いました。何とか2月に2回のライブをすることができました。一人で2週間に2回というのはなかなか大変ですが、満足のいくライブができて良かったです。
 
今回も関西から知ってるだけで6人来てくれました。静岡からの方もいらっしゃいました。また40才前後の頃の釣りをやっていた頃に世話になった方も来てくれたり、中学校の時にブラスバンド部で一緒にトランペットを吹いていた同級生が来てくれたりで驚くことがたくさんありました。また今回初めて僕のライブを見に来てくれたという2人の方からそれぞれメールをいただきました。来てくれた方みんなに「ありがとう」です。今回来られなかった方も是非次回会えれば、、と思っています。
 
去年の1月からギター一本で歌の練習をし、その音量に合わせた力を抜いて歌詞を伝えるという歌い方がKIWA TENNOZEの時に「この歌い方だと他の楽器が入っ位来ると歌が弱くなってしまう」ということに気付き、それから歌い方を変えました。実際に歌とギター用にそれぞれマイクを立てギターの音量も大きくし「張って歌う所と力を抜いて歌う所」をポイントポイントで混ぜて歌う歌い方にしましたて。今回の2回のライブでどちらもその歌い方ができたと思います。これが僕の70代の歌い方だと思います。
 
さてこの先何回ライブができるのか自分でも分かりませんが、一回でも多くできれば、、、と思っています。
 
 
02.25 明日2/26、予定通りLiveを行います。ZIMAGINEで会いましょう !!
 
02.20 今週2/15の火曜日に3回目のワクチン接種をしました。前2回がファイザーだったので同じにしたかったのですが1ヶ月以上待つという事で、かかりつけ医に相談しモデルナを接種しました。2回目の副反応は24時間後に出ましたが、今回は12時間後に出ました。接種部の痛み、頭痛、倦怠感と言ったところです。金曜日に車を運転したら何とか大丈夫でしたが、疲れはかなり残りました。そして昨日はギターの練習を1時間以上しましたが相当な疲れで、今日予定していた2/26のライブの練習がどうなるか心配しましたが、無事にすみました。僕は疲れると声が枯れてくるのでそれが一番心配でしたが、なんとか大丈夫という感じでした。
 
さて2/12のライブの話ですがZIMAGINEの方に聞いたら「かなり予約のキャンセルが出ましたが、予約待ちの方が結構いせっしゃったので満席になりました」とのことでした。ニュースでもデルタ株の時程の報道ではないですが、感染者数の数を見ると大変な数字ですね。やはり他県から東京への移動は怖いというのが正直なところではないでしょうか ? 繰り返しになりますが無理をしないでください。そして前回同様今回も予約のキャンセルが出ることが十分考えられます。来られそうな方はキャンセル待ちもありかな? と思います。
 
前回のライブの前、会場が狭いので20名でも圧迫感があるのかなと思いましたが、かなり空間がありスペースも十分でした。そんな訳で会場自体の心配はいらないと思います。
 
あとは3月の半ばにライブをやろうか、やらないか迷っているところです。月曜か火曜の14時頃のスタートでは来てくれる人もあまりいないだろうな、、と。でもライブをやらなくても歌の練習はするので、、難しいところです。
 
 
02.14 先週の土曜日に去年の5月以来、そして今年初めてのライブをしました。いいライブができて楽しい一日になりました。コロナの感染者数も心配でライブをやっていいものかどうか悩みましたが、いつまでも待っていられないしライブでの感染の話も聞きませんでしたのでやることにしました。しかし今度はライブの2日前に雪が降りZIMAGINEも当日のライブは急遽中止になりました。そんなこんなの心配の多い日々を過ごしましたが、当日は満席になりそんなに広くないスペースなので暖かい雰囲気で良い時間を過ごせました。まだまだもっと多くの方に見て、聴いてほしいです。今はまた今月26日のライブに向けて体調管理をしています。今回来れなかった方、またもう一度という方、、、人数制限はありますが今回もそうだったようにキャンセルが出ることも十分考えられます。ライブができるうちに、見られる時に会いましょう !!!
 
それからライブの時にいつも花やプレゼントをいただき恐縮しています。来てくれるだけでも大変だと思います。気持ちだけで十分ですよ。それから今回「サハラ」さんという方からどこかのお店のオープン記念のようなすごい立派な鉢に入った花をいただきました。「サハラ」さんという方に心当たりがないので、この場でお礼を言わせていただきます。YouTubeで2つ程コメントを書いて下さっているのは知っているのですが、、、是非何も入りませんのでライブに来て歌を聴いてください。ありがとうございました。
 
 
02.11 明日予定通りLiveを行います。みなさん気を付けて来てください。ZIMAGINEで会いましょう !!!
 
01.25 オミクロン株による感染者数が物凄い数で増えています。僕は東京での感染者数を考えていて全国的な数まで考えていませんでしたが、もうどこもかしこもという感じでどこまでいくんだろう? という感じです。
 
そんな中、ZIMAGINEの方は2/12、2/26 の両日とも予約が満席になり「本当にみんな来られるのかな?」と心配しています。まあ2~3人で世間話でもして数曲歌うくらいなら僕も気が楽でいいんですが、、、どうか無理をせず様子を見て決めてください。とは言いながら僕も感染するかもしれないので、できる限りの対策をしてそなえたいと思っています。
 
01.16 みなさん大丈夫ですか? 元気ですか? オミクロン株の感染者数がすごいですね。みなさんはもちろん、僕もZIMAGINEの方も感染しないことを願うばかりです。僕のライブにはコロナがついて回りますね。本来とは違った意味で「危ない男」になってしまったような気がします。
 
さて2/26のライブの件ですが、この日は夜19時から他の方のライブが入っているため16:30には「撤収完了」してくださいという事で、OPEN 12:30 Start 13:00 という時間にさせていただきました。基本的には2/12と同じ内容のライブをするつもりです。2時間半+α位かなと思います。そこから逆算して時間を決めさせていただきました。両日とも何とか無事にできればいいと思っています。
 
01.08 昨日2/26の今年2回目のライブ情報を載せました。そして夜のニュースで新型コロナの感染者数が東京だけで900人台、今日は1200人位と言う数字を確認しました。想定通りです。僕は東京だけで今月末くらいには1万人位の数字になってもおかしくないと思っています。不謹慎かもしれませんが、どうせなら早く感染者数がもっと増えて欲しいと思います。数字が出ないと政府が動かないからです。早めに緊急事態宣言等出して3回目のワクチンもどんどん前倒しにして、承認申請中の薬も早く認可するように動いて欲しいものです。NHKも含めニュース番組は世界の感染者数の急増はいつも報道されますが、それに対して各国がどう動いてどう鎮静化行ったかと言う事はあまり伝わってきません。これはデルタ株の時の話ですが
 
さてそんな状況の中で2/12と2/26にライブをやるという事ですが、ファンの方々も心配だと思います。前回書いたように僕は来てくれる方がどんなに少なくてもやるつもりです。さすがに1人2人だったら世間話でもしながら合間に何曲か歌う感じになりそうですか、、、まあ冗談はさておき僕らができる事は限られています。僕も含め感染しないように注意して来られる方には来ていただきたいし、リスクが多い方はしょうがないかもしれませんね。なんとか多くの方に歌を聴いて欲しいところです。
 
追記 : 忘れてました。CDも遠慮なく注文してくださいね。今回は一人リハーサルでそんなに大変ではないのでCDの注文大歓迎です。
 
01.06 去年Eric ClaptonのBlu-Rayを見ました。パンデミックでコンサートができなくなったためイギリス郊外のお城のようなところでアコースティックなライブでした。とても雰囲気のある良いライブでした。その中にクラプトンのインタビューがあり「僕はこうして音楽の灯り(ロウソクの灯り?)を灯し続けていきたいんだ」とありました。いい言葉だなと思いました。クラプトンだからこその説得力だと思います。僕の音楽活動の影響力なんて微々たるものだと思いますが、ファンの方のために少しでも「僕の音楽の灯り」を灯し続けたいと思っています。
 
2/12のライブのキャンセル待ちの方の数がかなりあり何とか追加ライブができないかと思っていましたが、昨日正式に追加ライブをやれる事が決まりました。キャンセル待ちに申し込んでくれた方々には今日先にメールが届くと思います。詳しくは明日の夕方くらいにサイトに載せたいと思っています。
 
オミクロン株の感染者数がどんどん増えています。デルタ株と初めのコロナを見ていると大体イギリスの感染状況が一ヶ月後に日本に出てきていました。そういった意味で言うと今月20日から下旬が相当数の感染者数になると思っています。そんな中でのライブ、申し訳ないと思いますがライブハウス等の会場を押さえるのが今回のスケジュールで精一杯でした。予約を入れてくれた方も無理をせず、来られるようだったら来ていただければありがたいです。僕は国からストップがかからない限り5, 6人でもやります。
 
01.03 新年おめでとうございます。今年はどんな年になるのでしょう? まずは健康でいられる事を願っています。そしてできるだけ多くライブや楽曲が作れれば良いなと思っています。まずは2/12ですね。
  
2021
 
12.29 昨日「ZIMAGINE」からメールが届き予約が満席になりました、との報告をいただきました。予約を入れてくれた方々ありがとうございます。ただ5月の時もそうでしたがキャンセルが出る事も十分考えられるので、予約を取れなかった方もキャンセル待ちをしていただけるとありがたいです。まあかなりの数のキャンセル待ちの方がいらっしゃるようでしたら、2月にもう一回というのもありかなとも思いますが、そんなにはいないかな ? と、、、
 
12.25 寒くなってきましたが、みなさん元気ですか ?
 
オミクロン株の感染状況が心配ですが、ライブをやる事にしました。2022年2月12日 (土) に東京南青山の「ZIMAGINE」で行います。状況を見て無理せず来ていただければありがたいです。定員は20名です。なお今日から予約を開始しました。
 
今回のライブは一人でギターかピアノを弾きながら歌います。楽しみにしていてください。
 
12.15  僕はMacのパソコンを使っています。Mac (Apple) の製品はアップデートが頻繁に行われ結構面倒です。そして僕のMacのOSは音楽を作る上で必要な1つのソフトが2年3ヶ月前からアップデートされていないためOSを上げることができませんでした。しかし他の制作ソフトが次々にアップデートしているために、近いうちにOSを1つ上げようと思っています。またそれに伴いホームページの作成ソフトもアップデートするか迷っているところです。ホームページのソフトは一度あげてしまうと元に戻せないので様子を見ながらということになりそうです。またサイトにアクセスしてエラーメッセージばかり出たら困るので、、、
 
そこで万が一「エラーメッセージ」が出てサイトが見られない時には下記のURL にアクセスしてください。またウィキペディアも情報が早いようです。
http://takashisato3.moon.bindcloud.jp
 
今年も、もう少しで終わっちゃいますね。結局ライブも一回しかできませんでした、、、残念でなりません。来年こそは、と思うこの頃です。
 
12.07  「8 beat dream 、、、」「Woman 、、、」の2枚のアルバムをリリースして20日位経ちました。自分でもこのアルバムに対して客観的に考えられるようになりました。僕がいつも考えていたのは「いいメロディ」「面白いコード進行」そして「Sound !!」でした。たとえば有名な「モナリザの微笑」という絵があります。モナリザの背景はとても不思議な景色で、その為にモナリザが奥深くまた謎めいた印象を受けます。これを音楽に置き換えるとモナリザが「歌声」そしてアレンジが「背景」ではないかと思います。僕はこの背景にずうーっとこだわってきました。コロンビア、EMI時代はそれぞれの編曲家の方々の色合いになっていました。それはそれで良い作品だったと思いますが、自分の目指している「背景」ではなかった訳です。そしてそれが実現したのが「8 beat dream」だった訳です。そしてリリースは大分後になってしまいましたが「En」「Mosha」と録音をし60才の時に「石の枕」というアルバムにたどり着きました。今考えると昨年リリースした「Mona Lisa」というアルバム・タイトルはそんなことから思いついたのかもしれません。「背景=Sound」にこだわり続けたアルバムです。
 
11.28  今日はYouTubeの事についてこ書こうと思います。
 
一年くらい前まで行っていた美容院の店長が、家に居ると自分の時間が持てないので開店の2時間位前に店に来てYouTubeで好きな歌を聞いていると言ってました。「佐藤さん、今は何でもYouTubeで聞けますね。佐藤さんの歌もいっぱい載ってますね。聞かせてもらっていますよ」と「うんそうなんだよね。ところで最近CD買ったことある ?」と聞いたら「いやもう何年も買ったことないですよ、だってYouTubeで何でも聞けちゃいますからね」と、、、
 
残念ですがこれが大方の人の考え方だと思いますし、そういう時代だと思います。だから僕にとってはYouTubeというのは「商売敵」というか「大変な営業妨害」な存在です。実際去年からサイトでCDを販売するようになって「YouTubeを見てCDが聴きたくなったので注文させていただきます」という人は一人だけでした。1%弱です。
 
僕は自分のYouTubeはまず見ないです。見るとしたら迷惑なのが載っていないか?をチェツクする為に見出しだけ見るだけです。今年はデヴューしたての頃、山下久美子と一緒にやったFM東京の生ライブの音声がフルで流され、聞いてみたら楽器の音が出てなかっり歌が多すぎたり、、、まあひどいとこだらけで、自分でも音楽人生の中で一番嫌な思いをした事を覚えていた音源でした。YouTube側に「名誉毀損」で削除を申し込みましたが、何回も何回も申請してやっと削除されたと思ったら今度は少しだけチャンネル登録名?を変えて全く同じ写真と音源を載せていました。同じようにYouTubeに削除を申し込みましたが今度はまったくダメで、考えた挙句に「著作権侵害」で申請したらすぐに削除されました。3ヶ月間嫌な気持ちの連続でした。
 
「載せる側」と「載せられた側」の気持ちはかなり隔たりがあることは分かって欲しいものです。またそれを転載する人もいるのでやっかいです。
 
また僕は毎日アナリティクスでサイトにアクセスしてくれた方の数とYahoo ! のリアルタイム検索はチェツクしていますが、リアルタイム検索には「桃色吐息」「アルマージ」「エスメラルダ」「マイクラシック」位のことばかり。そして中には「佐藤隆の曲はみな同じに聞こえる」これって上記の曲をYouTubeで聞いた事くらいしかないやつだと思う。「時代だよ」って言ってしまえばそれで終わりだけれども、自分だったら人の作品に対してこのようなコメントを書く場合はCDを何枚か買って一通り聞いてからでないとこんなコメントは絶対に書けない。
 
そんなYouTubeの状況を知りながらも今回あえて「8 beat dream 、、、」「Woman (2021 Remaster)」をYouTubeに載せました。やはり今迄のホームページだけでは限界がある事、CDの売り上げももちろんですがこれからライブをやっていく事を考えると一人でも二人でもいいから関心を持ってくれる人、そして動いてくれる人が出てくれる事にかすかな期待を持って始めました。ずうーっと書いてきたようにYouTubeに多くを求めるのは難しいことはわかっていますが、それでもやはり動かないわけにはいけないと思ってです。
 
「Woman」「Just for Today」は「佐藤隆のビートルズ愛」を伝えたくて載せました。「Just for Today」を最初にアップしたら「もっと見る」の所をクリックするとSpace Shower Fugaが何とかかんとかと出てきたので、「冗談じゃないよ。普段何にもしないのにこういう時にすぐに権利だけ主張してきて」と思い、Remaster して別バージョンにしました。でもやはりspace shower 、、、は消えなく、色々調べたらこういうものらしく「しょうがないのかな ?」と何となく納得させています。ただそのRemasterが少し気になった所があったので昨日再度細かい部分を修正しアップしました。
 
音に関していうと「Just for Today (2021 Remaster)」のオリジナルはファイルサイズが4.54GBあります。さすがに重いだろうということで圧縮して151.1MBです。オリジナルと聴き比べるとやはり音はかなり悪いです。「全体像がボケて聴こえる」と言った感じです。でもそれこそ本当にいい音で聴きたい人は僕のサイトでCDやハイレゾを購入して聴いていただきたいです。
 
長くなってしまいましたが、僕のYouTubeに対して思う事を書かせていただきました。
 
11.22  日を追うごとに寒くなってきましたが、みなさん元気ですか ?
 
さて困った問題があります。ホームページのアクセス数の事です。Googleのアナリティクスというサイトで毎日のアクセス数を確認できるのですが、現在何も「話題やお知らせ」がない時ぐらいの数です。ところがその内訳を見ると海外からのアクセス数が6~7割です。ですから日本国内からのアクセス数はかなり少ないです。アルバムを2枚リリースしたのでそろそろライブの予定をと思っているところですが、今の状態では10人も来てもらえないのではないか ? という状況です。
 
レンタルサーバーの設定が難しく、404のエラー表示ばかりが出る状態が長く続いたので僕がサイトを閉じてしまったと思われてるのか、それともどうせサイトを開いてもまた404、、、だろうと思われてるのか、、、とりあえずどう対処したらいいのか難しいです。YouTube にもサイトのURLを載せてあるし、ウィキペディアにもURLが載っているのですが、、、
 
今はファンの方が「時をためて」いるのかな ? 
 
 
11.10     6月の中旬から「時をためて」2枚のアルバムができました。どちらも僕にとってとっても大切なアルバムです。難しい作業の日々でしたが自分の中でやっと「OK」が出せましたので来週11月15日(月曜日)にリリースさせていただきます。
 
またGelsomina Records の 「YouTube」も始めました。まずは今回リリースするアルバムの「さわり」という事で2本アップしました。是非ご覧になってください。
 
11.02  10月10日にサイトがアップロードできたと思ったらまた繋がらなくなり、昨日レンタルサーバーの会社を変えて今日やっと繋がるようになりました。
 
僕が15年くらい前だったと思いますが、ホームページを作り、公開した頃はドメインの会社、レンタルサーバーの会社、ホームページ作成ソフトの会社それぞれと契約しなくてはなりませんでした。この何年かでそれぞれの会社のどれか一つで全部をやれるようになりました。この何ヶ月もメールだけのやりとりで設定の仕方を何回も何回もやり直しその度に繋がらず疲れが蓄積するばかりでした。特に目の痛みがひどくて困りました。ただ takashisato.com というドメインは変えたくなかったので昨日そのドメインの会社のレンタルサーバーに契約を変更しました。これで多分以前のように更新がスムーズにできると思います。
 
コロナの感染者数も信じられない程減りライブをやるには今が一番いいタイミングだとは思いますが、なかなかいい場所が見つからないのが現実です。それと以前書いたように既にスケジュールが一杯の所が多く困っています。若者の汗臭さが匂うような所は避けたいなと思うと、なかなか見つからないのが現実です。まあでもそのうち見つかるだろう、、、とは思っていますが。
 
とりあえずコロナの第6波が来ないように祈っています。
 
 
10.14    10日にやっとサイトのアップロードできました。 6月の中旬からやっていたので随分かかりました。
 
昨日テレビで樹木希林さんと「人生フルーツ」という映画の主人公の奥さんの対談の番組を見ました。その奥さんは50歳からはた織りを始め多くのものを織ってきたそうです。その作業を「時をためる」と表現されていました。いい言葉だと思いました。僕もそんな事をしてきたのかな ?
 
さてこのサイトを見てくれる方の中には次のLiveはどうなんだろう? いつなんだろう? と思って開いてくれる方もいらっしゃると思います。しかし今の所やってみようかと思っていたライブハウスのスケジュールは10月、11月とも週末も含めほぼ埋まっている状態です。5月のライブを考えると僕にとっては体力的に15時開演というのがいいなと思っていますが、平日の15時開演ではさすがに来られる方に限りがあると思います。そんな訳で今の所ライブの予定はたっていません。
 
今は「時をためる」時なのかな?  
 
 
09.28  8月の25日に久し振りにMessageを書いてアップロードしようと思ったら全くできず、それから1ヶ月以上アプリの会社やレンタルサーバーの会社とメールのやり取りを繰り返し、アドバイスをもらいながらやっていますが上手くいきません。そろそろ解決してくれるといいんだが、、、
 
08.25  久し振りのメッセージになってしまいました。みなさん元気ですか ? 僕は7月の初めに2回目のワクチン接種を済ませ、今の所は感染もなくなんとかやっています。しかしイギリスでデルタ株による感染者がものすごい勢いで増えているときに1ヶ月後には日本でも同じようになるだろうなと思っていたら、予想をはるかに超える感染者数でこの先どうなってしまうのか全く想像がつきません。今思うと5月にコンサートをやっておいてよかったと思います。コンサートに来られなかった方も次を、と思っていらっしゃったかもしれませんが、今の状況ではライブの予定を組むことが難しい状況です。それでも週に一度か二週間に3回くらいのペースで30曲くらい歌っています。練習というより一人ライブをやっている感じです。中途半端に歌って悪い癖がつかないように気をつけています。でも全部歌い終わるたびにいつも「もったいないなぁ」と思います。今もしライブができるとしたら僕の家に一人か二人招待してやることぐらいです。でもさすがにそれは、、、ですね。「ライブ配信」はやるつもりはありません。みんながみんないい音響で聴けるとは思えないからです。例えばパソコン内蔵のスピーカーで聴く人もいると思います。それを考えるとやはり「嫌だな」という気持ちです。やはりライブ会場でいい音で聴いてもらいたい、という気持ちです。
 
ローリングストーンズのチャーリー・ワッツが亡くなってしまいましたね。とても悲しい知らせです。知らせを聞いて最初に思ったのは大口ひろしの事でした。彼に教えてもらうまで気がつきませんでしたが、普通8ビートの場合ハイハットを一小節に8回叩きます。しかしチャーリー・ワッツは一小節の2拍目と4拍目を叩かないんです。ひろしも同じようにやっていました。こんな叩き方をしているドラマーは他に見たことがありません。これでローリングストーンズはデビューの時からのメンバーはミック・ジャガーとキース・リチャーズしかいなくなってしまいました。ストーンズのコンサートを観るたびに歌の歌いやすそうなドラマーだな、といつも思っていました。余分なことはしない、でも決めるところは決める。ドラムが歌っているんです。バンドの心臓です。ただ脈々と安定したリズムを刻んでいました。そして年齢を重ねるにつれ格好いい紳士になっていき、素敵な人だといつも思っていました。
 
去年は40周年という事で書き下ろしのオリジナル曲でアルバムを作ってリリースしようという事で、一年掛かりで「Mona Lisa」をリリースすることができました。その後コンサートを、と思っていましたがやはりコロナの影響で実現しませんでした。その代わり「パレード」「パレード 2」をリリースすることができました。「パレード 2」の「北京で朝食を」を録音している時、1980年に納得のいかない「北京で朝食を」でデビューし、40年後に少なくても曲を作った時の空気感がいっぱい詰まった「北京で朝食を」をリリースする。これで自分の表立った音楽活動を終わらせるのも「きれい」でいいなぁと思いました。その後とりあえずいつ自分の人生が終わっても残しておきたいものはだいたい出し切ったなという感じで、昔のライブやコンサートのビデオを見つけてきて見ていました。そうしたら「Encore」という形でリリースした井上堯之さんと一緒にやったライブの映像が出てきたんです。もちろん初めから終わりまで画像は悪く顔の表情もわかりませんでした。でも歌と歌の合間に尭之さんが色々と話をしてくれ、僕のデビュー当時のことやデビュー前に音楽業界の関係者向けにライブをやった六本木のインクスティックでやった時に涙を流した、事など色々と聞かせてくれました。デビューライブで涙を流したのはショーケンと僕だけだと言ってくれました。そんな尭之さんもいなくなってしまい、ビデオを見ていると「佐藤くん、まだできるんじゃない ? やれることあるんじゃない ?」そんな風に言っているように思えました。だから今年の1月半ばから歌を歌い始めました。それから約4ヶ月経ってようやくコンサートが実現しました。遅ればせながらの僕の40周年のけじめでした。もういいよな、まだできるんじゃない、この三ヶ月近く自問自答しています。
 
とりあえず今は僕にとって大切な区切りになったアルバムのRemaster をしています。これから先、世の中はどうなっていくのか ? そして自分もどうなっていくのか ? 本当にわからない日々です。まずは健康で一日一日を積み上げていくことかな 、、、 
 
05.30  昨日ステージから見えた一人一人の方の姿を思い出すと、今でも涙が出そうです。このコロナの中「佐藤隆のコンサートに行く」という決断をするのは大変だった事と思います。それでも「どうしても行きたい、どうしても行く」そう決めて来てくださった方々ばかりだと思います。広島から来てくださった方、大阪から日帰りで来てくださった方もいらっしゃいました。そんな一人一人の熱い想いを感じるコンサートでした。はじめにそんな事へのお礼を言おうとした時から既に言葉が詰まってしまいました。その後も同じです。重久氏に代わりに話をしてもらいました。
また昨日の夜から沢山の方からメールをいただきました。その中に「このコロナ禍でもっとも楽しめた時間の1つになりました」という言葉をいただきました。こんな時期にコンサートをやることに申し訳なさを感じていたので、少し救われた気持ちになりました。みなさん本当にありがとうございました。そして今回コンサート会場を貸してくださったKIWA TENNOZ さん、スタッフの方々も本当に親切で優しく、会場もきれいでお洒落なところでした。ありがとうございました。 
 
05.26  今週の土曜日5/29に一緒にステーに立つ重久義明氏の事を少し書こうと思います。彼と出会ったのは「水の中の太陽」のアルバムをリリースした後のコンサートでした。彼はピアニストとして参加してくれていました。コンサートの中の「オルフェ」の間奏で彼の長いソロがあり2番を歌い出したら今まで記憶にない歌声が出ていました。重久氏の繊細なピアノに影響されて出た声だと思いました。それ以降「甘い生活 コンサート」(後にアンプラグドライブとしてリリース)、「Moonlight Sonata」「青の時代」と重久氏にコンサートアレンジをしてもらい、一緒にステージにも立ちました。その後「8 beat dream」の時に何曲かピアノとチェンバロを手伝ってもらいました。
そういった彼との大切な思い出があったので今回「一緒にライブやらない ?」と言って断られたら嫌だなという事でかなり悩みましたが、電話してみたら快諾してくれました。その後彼が最近やっている野沢知子さんとのユニットのライブを見に行きました。緊張されると困ると思って最後までマスクをして見ていました。彼も僕に気付かずライブに集中していました。初めて客席から彼のライブを見ました。30年振りくらいに見る彼は66歳の現在まで音楽一筋にやってきたなんとも言えない奥深い表情をしていました。感動と嬉しさが混ざりました。その彼ともう何日かで一緒にコンサートをやります。いい一日にしようと思っています。
 
 
05.18  今回のコンサート会場「KIWA TENNOZ」 は、中止になった4/24のライブの予約が満席になったときに決めました。それより少し前にあるファンの方から「いつか KIWA TENNOZ 」でやってほしいというメールをいただいていました。定員120名という事で無理だと思っていましたが、現在は定員の50%ということで60名、厳しい数字だけれど"音響がいい、そして天井がガラス張りの為ちょうど夕暮れから夜空を見ながら聴いてもらえる" そして建物の前は運河(?)に沿って遊歩道がある。これはもう「ここしかない」という事で連絡を取りました。現在KIWAさんはライブ配信とレコーディングがほとんどで、有観客ライブは
できなくはないが、、、という感じでしたが、なんとかやらせて欲しいと頼み込んで貸してもらえる事になりました。昨日の時点で東海地方まで梅雨入りしました。小学生の時以来の「てるてる坊主」でも作らないとダメかな ?
 
05.15  コンサートまで2週間となりました。昨日新たに北海道、岡山、広島と緊急事態宣言の発令が決まり、まん延防止、、、も追加の県が出ました。テレビのニュースを見るたびに深刻な状況に気が揉めます。「コンサートに行きたいけど今の状況では、、、」と困ったり、あきらめる方も多いのではないでしょうか ? 僕もそういう方々の気持ちや想いを考えると複雑です。多分みなさんギリギリまで様子を見て結論を出されるのだろうと思っています。僕としは無理はして欲しくはないですけれど、キャンセルだけでもあまり出て欲しくないなという気持ちです。来てくれる方がどんなに少なくてもその日のベストを尽くす気持ちに変わりはありません。今は体調を崩さないようにしている毎日です。この所の温度差の急激な変化で風邪を引くのが一番怖いです。
 
05.10   今回のコンサートの告知はこれまでCDを買ってくれた方々70名程にメールでお知らせさせていただきました。色々と多くの方々から返事をいただいておりますが、時間的に返信は難しい状態です。申し訳ございません。
 
05.09  みなさん元気ですか ? 5/6にKIWAさんから連絡があり「もし、緊急事態宣言が今月末までで、原則無観客というのが引き続き条件だった場合5/29の公演は、中止又は延期をご検討して頂かなければなりません」というメールが入り、ガッカリして抜け殻のようになってしまいました。しかし翌日の午後には気を取り直してコンサート当日の曲順通り練習をしました。そしてその夜緊急事態宣言の延長が発令され5/31までとなりました。しかしその日にはKIWAさんの方から連絡がなかった為、昨日メールで問い合わせました。そして「5月29日の件ですが、昨夜の国や都の発表の通り延長された緊急事態宣言では50%までの有観客が可能ということですので予定通りでの開催は可能です。
お客様にマスク着用の徹底、消毒、検温や連絡先の記入等はお願いすることになります。」という連絡が入りました。
現在の異常なまでの感染者数等を考えるとコンサート当日大丈夫だろうか ? と思われている方が殆どではないかとも思います。延期ということも考えられますが、本当に安全な時期という事を考えると1ヶ月や2ヶ月ではなく、早くても年末になってしまうでしょう。そうなると僕としてはもう多分コンサートやライブに対しての想いはなくなっていると思います。
 
説明が長くなりましたが「佐藤隆 コンサート 2021」は予定通り行います。
 
 
05.01 やろうじゃないか、コンサート !!!  毎日重たいニュースばかり。こんな時こそ音楽だよね。それも生の演奏。しっとりとした、とびきりきれいな音楽。5/29 (土)、場所はKIWA TENNOZ、ホール貸切、おかげで料金は高くなっちゃったけど勘弁を !! 
 
※もちろん現在緊急事態宣言、蔓延防止、、また全国の感染者数も考慮しての決断です。緊急事態宣言が5/11まで、多分延長されることでしょう。ただ経済的に考えてもその後2週間が限度だと思います。そうすると5/25には緊急事態宣言が解除されると思います。逆にそれでも状況がよくならなかったら、もう当分ライブ、コンサートはできない状況になってしまうと思います。
 
今こそ「夢を持とう !」です。
 
 
04.24  今日も多くの方から今回のライブ中止に関してのメールをいただきました。みなさん一応に適切な判断だったと思います、と書いてはくれていますが僕にはそれぞれの方が何とか自分を納得させようという気持ちで書いてくれているのが伝わってきます。今回相手の方の事を思って書かないでおこうと思っていましたが、これだけ多くの方の思いを知るとやはり中止にした理由をきちんと書いておこうと思います。
今回予定していたライブハウスの社員の方の中にコロナに感染した方が出てしまったということが中止を決断した理由です。もちろんライブハウスを一人でやりくりされている方はPCR検査で陰性と出ましたが、2回目の検査で陽性という事も十分考えられる訳です。またその方も毎日出社した後にライブハウスに行っているということです。そうしたことからライブをやることによってコロナに感染する方が出るということが十分考えられた訳です。
僕は歌えるうちに歌っておきたいといつか書きましたが、ファンの方に危険な環境に来てもらって歌うことは流石にできません。しかし昨日4/23のMessageにも書いたように5月の下旬に次のライブを予定しています。 Never Give Up  !!!  
 
 
04.23  昨日から今日にかけて今回予定していたライブの中止を知り多くの方からメールをいただきました。残念な思いと中止への理解そして次のライブへの期待、みなさんのとても優しいメールに心が痛みました。さすがに一人一人の方に返信ができなくて申し訳ございませんがお許しください。僕も昨日は抜け殻のような状態で辛い気持ちでした。そして今日はずうっーと続いていた緊張感が取れたせいか一気に疲れが出ています。しかし休んでいる訳にもいかず本来Vol.1の後の疲労感をみて判断しようと思っていた次のライブ会場の予約をとりました。5月の下旬を予定しています。まだ細かい部分を詰めなくてはなりませんが、今回は予約を取れない方が出ないくらいの会場です。もちろん重久氏と一緒にやります。詳細は来週後半位までにはお知らせできると思います。
 
 
04.22  今週の月曜日、重久氏と本番と同じ曲順で通しリハをしました。本当にいい感じでした。さあ後は4/24に備えて体調を合わせていくのみ、と思っていました。しかしこの所の変異型コロナウィルスの感染者数の増加等を見ると、今ライブをやるにはリスクが高すぎると思いました。僕や重久氏もそうですが、何より様々な都府県から来てくださるファンの方々の中にもし感染者が出たら、と思うとやはり今回のライブは中止にするべきと決めました。ずうーっと楽しみにしていてくださったファンの方々の気持ち、30年振りの重久氏との素晴らしいライブ、、、そんな事を考えると本当に辛いですが、改めて日程を組み直してライブをしようと思っています。
 
04.12  先週の土曜日に重久氏と音合わせをしました。忙しい二人なので時間を作るのが大変です。30数年振りの二人での演奏、すごくいいです。時空を飛び越えていました。音合わせが終わって色々と話をしている時に重久氏が「20人じゃもったいないですね」まさにこの言葉が全てを表していると思います。
さて今回のライブ、予約が取れなかったという方達から何通かメールをいただきました。みなさん残念で、残念で、悔しい、、という思いをしておられ、でも4/24のライブが素敵なライブになることを祈っています、と、、 本当に優しく、愛のある言葉に返事を書く言葉が見つかりませんでした。
今回のライブが無事に終わり体力が続くようであれば自分としてはVol.2 をやりたいと思っています。もちろん重久氏も同じ思いです。そんな事で次の会場や日時のことも考えていますが、できれば今回予約が取れなかった方にまず来てほしいと思っています。メールをいただければ詳細が決まった段階でサイトに載せる前にお知らせしたいと思っています。ただ今回予約が取れて来てくださる方々もVol.2 に来てくださるかどうかは分からないので、どれくらいの規模の会場にするかが難しいところです。今はまず4/24が素敵な1日になるようにしたいと思っています。
 
03.31  先程今回のライブ会場であるZIMAGINE さんからメールが入り「ご予約が満席になりました。これからはキャンセル待ちのみ受け付けます」とのことでした。驚いています。コロナの状況も感染者が少しずつ増えており、第4波が来ているとも言われている昨今です。そんな中でのこの知らせに「ありがたい」という気持ちと「みんな大丈夫 ?」という複雑な気持ちです。でも音楽を止めることはできません。以前にも書いたように僕はお客さんがどんなに少なくても「歌える時に歌っておきたい」そういう気持ちなんです。僕はもちろんライブにいらっしゃってくださる方々も体調に気をつけて4月24日が素敵な日になる事を願っています。 
 
03.31  ライブの手配が全て整いホームページに載せようと思ったらアップデートができず、サーバー会社とメールのやり取りをしながら3日間パソコンと悪戦苦闘でした。やっと3日前に「ライブ情報」をアップデートする事ができました。今回は30年振りくらいに重久義明氏と一緒にやります。ご存知の方も多いと思いますが「水の中の太陽」ツアーでPiano で参加してくれた時が彼との出会いです。繊細できれいなメロディを弾く彼に惚れ、その後の「甘い生活ツアー (後にアンプラグドライブとしてリリース)」「Moonlight Sonata ツアー」「青の時代」とそれぞれのステージアレンジをしてもらい同時にPianoも弾いてもらいました。その後僕は長年の夢だった一人で多重録音をしてアルバムを作る、、という方向にいきました。重久氏も自身のソロアルバムを作ったり、精力的なライブと続けて来られました。今回のライブはその2人でやるので「Moonlight Sonata」の時と同じ編成ですが、曲もアレンジもかなり違うものになると思います。お互い忙しく、まだ音合わせもできていませんが、どんな感じになるのかお互いに楽しみにしています。年相応のライブができればいいと思っています。
 
03.23    今月の11日に誕生日を迎えました。70歳です。こんなに長く生きられると思っていなかった、というのが初めに思ったことです。何日か経って、なんか地雷の数がものすごく増えた感じがしました。これから先一体どうなっていくんだろう? そんな感じです。
Birthday Mail も今年はたくさんいただきました。何人かの方はこんな世の中だからコロナがおさまるまで待ってライブをしたらどうですか ? という暖かい言葉をかけてくれました。しかしコロナがいつおさまるかもわからないし、その前に感染して死んでしまうと言うことも考えられます。うたえる歌える時に歌っておきたい。そんな訳でライブはできるだけ早くやるつもりです。ライブに来てくださるファンの方の数ではなく、今歌うことが自分には大切なことだと思っています。
 
03.01   ライブの場所と日程がなかなか決まらない。何人かのファンの方が「こんなところはどうですか ?」 というメールを送ってくださりありがたい。例えばBillboard 大阪 とか、、、確かに僕もそういう所でライブができれば嬉しい。しかし色々考えてみるとそんなにライブに来てくれる人は多いとは思えない。僕の予想では10人も来てくれるかどうか、、そんな風に思う。もちろんコロナが影響していることも大きいが、このホームページだけの告知だけではその位だろうと思う。
一箇所いいなぁと思う所があるが10人位のお客さんだと次にはやらせてもらえないだろう。そんな事を考え練習しているとなんだか気持ちが萎えることがある。Twitter や Facebook の匿名性は怖いので、やる気も時間もない。暗中模索、そんな感じだ。
 
02.23   昨日はチトさん(チト河内さん) のライブに行って来ました。「石の枕」のレコーディング以来お会いしてなかったので10年半ぶり位の再会でした。チトさんのドラムを見て、聴いて何度も涙が出そうになりました。「石の枕」の頃よりも若返った演奏に感じました。背筋がピンと伸び昔からの同じ姿勢です。目の前で年を重ねられたチトさんがドラムを叩いている、それも以前よりも更にいい、、、
明日2月24日がチトさんの78歳の誕生日です。「チトさん、いつまでも元気でいてくださいね。一日早いけど誕生日おめでとうございます。」
 
02.16   最近CDをリリースしたこともあり「アンプラグド・ライブ [2011 Remaster]」をよく聴いています。いいコンサートだったなぁと思うと同時に、こんなコンサートもうできないなと「時の残酷さ」を感じます。とは言えライブに向けての歌を歌っていますが、コード進行を忘れていたり、思い出せなかったり、、で、「練習」になってきました。歌いすぎて喉を壊さない事、新鮮に歌うことを心がけています。もう、直ぐにでもやりたい所ですが、困ったのは「いい会場」が見つからないことです。そういった会場の手配から色々とやってもらおうと思っていた" Au-Ri " の頃の知り合いももう辞めてしまったようで連絡もつかず、その他かなりの数のライブハウス等を見ましたがもう一つ「違うな」という所ばかりです。そのうち見つかると思いますので、もう少し待っていてください。
それから最近というかもう随分と長く困っている事があります。僕はiPhoneを使っていますが、そのiPhoneで自分のホームページが見られないという事です。アップルカスタマーセンターのシニアクラスのアドバイザーと画面共有で一時間以上見てもらいましたがダメでした。iPhone, iPad とも見られないという事でした。次にアプリの会社に問い合わせそれらしい回答が来たので、それを今度はレンタルサーバーの会社に問い合わせしました。指示された通りやって期待を込めiPhoneでアクセスしましたが、やはり見られませんでした。Safari, Google Chrome どちらもダメでした。毎日Googleのアナリティクスというサイトでホームページにアクセスしてくれた方の数を確認しているのですが、iPhoneが全体の50%位になります。気になるのはアップルカスタマーセンターの方が言っていたアクセスはしてもサイトを見られていないのではないでしょうか ? という事です。パソコンでは何の問題もなく見られます。アンドロイドの携帯でも見られます。実際にiPhoneやiPadでサイトを見られないという方がいらっしゃったらメールをいただけないでしょうか ?ちなみにこの症状が出てきたのはサイトのURLをhttp:// から https://   に変えてからです。
 
01.28   昨年はレコードデビューから40年という事もありOriginal New Album とLive、コンサートをと考えていました。Albumは「Mona Lisa」をリリースできましたが、コロナの影響でLive,コンサートはできませんでした。その代わり「パレード」「パレード 2」という想像もできなかったアプローチのAlbumを作ることができました。特に「北京で朝食を」のデモ・テープはずうーっと気になっていたのでああいう形で仕上げる事ができて本当に良かったと思っています。「シネラマ・シティ」も同様です。
この所は自宅で歌を歌っています。「練習」という感じはあまり好きではないので好きな曲を歌っているという感じです。そうして歌う喉をつくっています。
もちろんLiveをやるつもりで歌っているわけです。どんなLiveにしようか色々と考えていますが、バリエーションは色々と考えられます。ただ60歳になってからは「石の枕」でチト河内さんにDrumを叩いてもらい、丹波博幸氏にギターを何曲か弾いてもらった以外はほとんど自分で演奏しているのでMusicianとは縁遠くなってしまっています。以前一緒にやっていた人達もそれぞれ自分の世界を作り上げているので一緒にやってくれるかどうか、その辺が悩んでいる所です。
今すぐにできるのは以前やった「弾き語りLive」ですが、どうなんだろう ?という思いと、まずはそこから初めて少しずつ演奏家を増やしていくというのもありなのかな ? 、、、と今はその辺です。
まあ決まったらなるべく早く告知をしたいと思っていますが、僕のことなので「いきなり」という事があるかもしれません。
さて今年はどんな年になるのやら、、、
 
01.19   昨年の暮れに発表した「Encore」、僕の中ではなかなかお気に入りで何回も繰り返し聴いていました。そのうちやはり「もっと良くならないか?」という思いが強くなり、一からやり直していました。楽な作業ではありません。でも少しでもという思いが強くて、、何度も何度もやり直しました。しゃっくりのような音飛びはなくなりましたが最終的に仕上げた音を聴き、その後リリースしたものと聴き比べてみるとやはり既にりリリースしたアルバムの方が「あの時」の雰囲気がしっかり出ていました。何とか少しでもいい音のものを作り直し、既に購入してくれた方達には無料で送ろうと思っていましたが、やはり年末の忙しい中何とかクリスマスプレゼントに間に合うようにと作った集中力にはかないませんでした。
そんな訳でしばらく止めていたCD, ハイレゾの販売を今日からまた再開します。 
 
01.04  2021年という新しい年になりました。コロナの感染者数が異常に増え続け「新年おめでとう」という言葉が素直には言えない年明けです。去年は多くの楽曲をリリースできましたが今年はどうなるのか、、真っ白な年の始まりです。まずは「健康な一年」を願います。そして「良い年」になっていきますように。
 
 
2020
 
 
12.08   先日コアなファンの方からメールで「パレード 2」の感想を頂きました。「確かにノイズがすっかりなくなりましたね」というような内容でしたね。でもこれってOfficial Home Page Part I のDemo Tape のコーナーからダウンロードして持っているということなんだな、と思いました。そうでなければもう10年くらい前に載せた音をそんなに覚えてないだろうし、比較もできないだろうなと思いました。僕にとっては気分のいいものではないです。ホームページを見てもらってそこで聴いてもらう、、、それがマナーなんじゃないかなぁと。
そんな訳で今回の「Imagine」も載せるかどうか相当迷いましたが、John Lennon への「愛」で載せることにしました。音は30年以上前の家庭用のビデオカメラで撮影したので映像は顔を確認することもできないし、音もよくないのですが「気持ち」だけでもと思い音をMasteringして載せました。
 
12.06   今もし職業を尋ねられたらSinger, Song and CD Writer, CD Shop 店長、宛名職人、、そんな風に答えるでしょう。ただ宛名は文字を書き慣れていないことと住所や名前に書いたことのない文字が多く、きれいに書けなくていつも申し訳なく思っています。そして今年の5月9日にオープンしたWeb ShopでのCD販売も9月の4連休の前か後の週を除いて、今日まで毎週途切れることなく注文が入っています。ありがたいことです。
 
12.03   今日小林麻美さん用に書いた楽曲のカセットテープを聴いたと書きましたが、そのあと「日々の泡」のA面を聴きました。このアルバムは自分でも好きなアルバムで特に楽曲の「日々の泡」が好きで聴きます。篠原信彦さんがアレンジしてくれた弦が入ってくるあたりはジーンときます。話がそれてしまいましたがカセットテープで聴いた「日々の泡」のA面はレコーディングした時にスタジオで聴いて音か、アナログ盤で聴いた音か、、その両方を思い出しました。この所すっかりデジタルの音に慣れてしまった耳には、とても優しく、心地の良い音でした。しばらくハマりそうです。
 
11.17  僕は毎週500曲位の曲をダウンロードしてチェックしています。もちろん洋楽だけです。イントロ、歌のはじめで気に入らないと次の曲という感じです。いいサウンド、いいメロディ、いい声の曲を探し続けています。でも何度も聴きかえすような曲には滅多に出会えません。アルバム単位でいうとさらに少ないです。それでもいい曲に出会うと本当に嬉しくしばらくは何度も何度も聴いています。この数年でよく思うのは低域がものすごく広がったなぁということです。「Mona Lisa」の「Why, Oh, Why」や「つぶやきの壁 Part II」のDrumやBassはその辺りに刺激されて作りました。Alternative, Pop, 70年代のR&B, Funk, Soul が好きです。またProgressive Rock も好きですが8分とか15分とか曲が長くて聴くのが大変です。でも自分でも一度10分くらいの曲を作ってみたいなと思いますが、どうやって作ったらいいのか見当もつきません。10 cc のような曲だったらわかりますが、、、でもそんな曲のチェツクをしていて思うのはメロディアスな曲が思ったより多いけれど、やはり自分のメロディとは違いすぎるなと、、、自分は自分が作って歌うメロディが好きだなぁということです。そんな訳でこの所はチェックもそこそこにして自分が今まで聴いてきて好きだった曲を聴いています。そしてここまで 「聴く」と書いてきましたが10年以上前に気が付いたのは、自分は「聴く」ではなく「曲を見る」という感じです。楽器の使い方や低位や音色とか全体をみている感じです。「見る」のを忘れて「聴いている」という曲に一曲でも多く出会いたいものです。
 
11.14   先日古くからのコアなファンの方から「Mona Lisa」「パレード」「パレード 2」全曲の感想のメールをいただきました。「Mona Lisa」には歌詞まで考えて書いてくれてありました。そしてその「Mona Lisa」のアルバム・ジャケットに写っているのは女性ですか?   という質問もありました。やっと気が付いてくれた人がいたと嬉しかったんですが、女性ではなく僕自身の写真です。ちょっと見ただけではわからない、でもよおく見ると分かる、、、そんな感じにしておいたんです。時間があるときにでも探してみてください。
 
11.05 先日筒美京平さんが亡くなられてBSフジ、NHKと特別番組があり録画しておいて見ました。僕は日本の歌、特に歌謡曲には全く興味がなくテレビで流れているのを聞くくらいです。しかし特番を見たらどの歌もほとんど知っている曲ばかりで驚きました。そしてメロディの多彩さにも。60年代からアメリカのヒット曲のベスト50までのアルバムを取り寄せる契約をしていて、次から次へ聴いていき気になった曲は最後まで聴く、そんな作業を多分亡くなられるまでされていたと思います。僕がコロンビアから1st Albumをリリースした頃担当ディレクターの三野さんという方が、京平さんの仕事場に連れて行ってくれました。どんな曲を作られているのかも全く知らなかったです。ただ紹介された「いい曲を作りますね。僕には作れないメロディを書きますね」とおっしゃってくれ、僕はそのままお世辞と本音と半々くらいかなと思っていました。しかし先程の特番の中で松本隆さんが「趣味で音楽がやれていいね」と言われたというのを見て、今になってあの時の言葉にはそういう意味があったのかなぁと思いました。京平さんの仕事場には倒れそうな程沢山のレコードがおいてありました。それとTeacの8チャンネルのテープレコーダーがありました。このテープレコーダーは僕も欲しくてしょうがなかったものです。当時僕は普通のテープレコーダーを3台つなげて多重録音していました。ただ4チャンネルや8チャンネルのテープレコーダーと違って、録音した後にそれぞれのバランスを整えるということができませんでした。そういった事で今回の「パレード2」の2曲は大変でした。特に「シネラマ・シティ」は歌が小さかったので苦労しました。BSフジの番組の最後に「今までを振り返ってどうですか?」というような質問に「ここまでやってきた自分を褒めてあげたい」と仰っていました。僕が40周年を迎えた時に思ったことと同じでした。でも筒美京平さんの活動期間を考えると、僕がそんなことは言えなくなってしまいました。 
 
11.05  今回「パレード2」をリリースするまでホームページの更新が滞っていました。もう少し早く「パレード2」が完成すると思っていましたが、想像以上に時間がかかり、更新ができませんでした。更新がない時は病気になっているか、レコーディングをしている時だと思ってください。レコーディングの時は集中したいので完成するまで自分との対話の時間を大切にしたいんです。ご理解ください。
 
08.02  本日よりNew Album「パレード」の予約を始めます。なお発送は明日8月3日よりとなります。
 
 
07.28  ホームページのURLをhttp の後に 「s」をつけてhttps://www.takashisato.com に変更しました。このURLにする事で「保護されていない通信」というメッセージが削除され、個人情報の流出を防ぐ事ができるようになりました。まあそういう報告は一度もありませんが、、、
 
 
07.25  コロナの感染者数も異常な増えかたをしています。心配と不安な毎日ですが、みなさんは元気ですか? 
気がつくと約一ヶ月ぶりのMessageの更新になってしまいました。「Mona Lisa」と「CD7枚セット」も毎週途切れる事なく購入してくださる方がいてありがたいです。特に「Mona Lisa」は試聴も何も無いのに購入してくださる方がいてくれるという事がありがたいです。この一ヶ月間色々とやっていました。コロンビア時代の3枚目と4枚目のアルバムから気に入っている11曲を自分でリマスターして楽しんでいました。随分変わるものだなぁと改めてこの40年間のレコーディング機材の進歩を感じました。夢見心地で聴いていました。
それから次はレコーディングをしていました。3曲完成しました。詳しい内容は改めてAlbumコーナーで紹介するつもりです。8月の上旬に「3曲収録のミニアルバム」としてリリースしようと思って事務的な作業を進めているところです。楽しみにしていてください。
あとはこのWeb Site の作成ソフトをバージョンアップしてWeb Shop のカタログを増やしました。Amazonでかなり高い価格で「En」を売りに出しているのを見て「これはまずいな」と思いそうしました。
 
06.28    海外にお住いの方へ : 2週間前に大分県の別府市から「Mona Lisa」の注文が入りました。夕方だった事と少し疲れていたので 次の日の朝一番でCDを送らせて頂きました。家に戻りCDをお送りした事をメールしようと思い、注文メールを見たら「ハイレゾ」の注文になっていました。「ハイレゾ」なら昨日すぐに遅れたのに申し訳ない事をしたなと思い、お詫びとCDはプレゼントにさせて頂きます、というメールを送りました。間も無く返信があり実は「ハイレゾ」を注文してくださった方はバンコクに駐在されており、お姉さんに振込みを頼んだという事でした。タイでも暴動の際にできた非常事態宣言がコロナ対策に適用され、メールをいただいた日にはじめて飲食店でお酒を飲めるようになったそうです。しかしこういう方法で海外で生活されている方でもアルバムを購入できるんだなと、改めて思いました。海外にお住いの方興味があったらぜひ参考にしてください。なお2日前にEMSで海外にCDを遅れるか? 聴いてみましたがまだ無理なようです。EMSが利用できる事が確認できたらまたサイトに載せます。
 
06.14  「Mona Lisa」のリリースから3週間が過ぎました。20人位の人に届いたと思います。 上品な数でいい。なんか友人に送っているような感じでいいです。もともと一年間かけてレコーディングし、その他の事でも大変な時間がかかったのであまりリリースしたくなかったアルバムでした。自分の手元に置いておきたかったんです。「68歳から69歳の一年間自分の限界を出し切った」それだけで自分では十分だったんです。「脳」は本当に使いました。この先にもう一段階使える思考回路があるはずなんだがとなんども思い、心配で医者に行って「脳」のCTを撮ってもらいました。結果は5~6年前と全く変わっていませんでした。どの楽曲も自分で納得できるまでとことんやりきったので、もうこれだけでいいと思っていました。
 しかしコロナの感染者数の多い時に自粛、自粛と毎日のようにニュースが伝え感染者もおそろしい数になりました。そんな時に自分にできることは音楽を届けることだと思いました。「Mona Lisa」のMixing、Masteringに疲れた耳に「Morn'」と「名画座」の弾き語りがとても気持ちよく聴こえ、張り詰めた心が自分でも癒されました。まずはこの曲をリリースしようと考え、ホームページに「Takashi Sato's Web Shop」と言うサイトを立ち上げ、そこでダウンロードでのリリースを始めました。そして以前から何人かの方々に「デジタル配信のみのアルバムのCD化はしてもらえないか?」と言うメールを頂いていたのに加え、あるファンの方の70代中盤のお母さんが2月頃手術をしてその後退院したが、佐藤隆さんのCDを聴きたいと言うメールを頂きCD7枚セットと言う自分でも考えたことのない形でのリリースになりました。そんなに需要はないだろうと思いましたが、不思議なことに多くの方が購入してくださいました。「ダウンロードは好きではない。やはりCDがいい」と言ったメールをずいぶんもらいました。そんなメールにも背中を押され「Mona Lisa」をリリースしました。
 Mixing、Masteringはやはり作り手としての立場で音を作っています。自分の中にある完成形にする為にずいぶんと時間がかかってしまいました。その為ずいぶん耳の調子が悪くなりました。しかしその耳もよくなり普通に音楽を聴けるようになったので、2週間前の日曜日に作り手としてではなく聴き手として「Mona Lisa」を聴きました。大きなスピーカーと仕事で使っているモニター用のスピーカーをPower AmpとPre Ampで鳴らしました。相当大きな音でした。体と心で聴いた感じです。低音が思いっきり体に伝わりコーラス等は頭に入ってきてとても気持ちよく聴こえました。自分で言うのもなんですが「いいアルバム」だなと、、、聴き終えて「もうこれで引退しようかな」と思いました。なんかやりきったなと言う思いと、これ以上また大変な時間を過ごしたくないなと言う思いでした。しかし次の日には「確か作りかけの曲が結構あったよなぁ」「楽曲提供した曲で気に入った曲がまだあったはずだったなぁ」なんて思い、探してみるとどちらも見つけてしまいました。そうなると困ったものでまた少しずつ曲をいじったりしている自分がいます。まあそんなこんなの今日この頃です。
 
05.21  先週の金曜日にあるファンの方より「2回ともCD7枚セットを買えませんでした。Messageを見ると『これからも作るかどうか迷っている』とありましたが、受注生産でいいし、3ヶ月でも半年でも待ちます」という熱いメッセージを頂きました。そんな熱い想いを頂いたら答えずにいられない性格です。早速、金、土、日曜日と3日間で6組み作りました。もちろん1組みは直接メールをくれた方へお送りしました。今回CD7枚セットを作って、想像していたよりも購入してくれた方が多かった事に驚きました。そして何よりも嬉しかったのは、久しぶりにメールでやりとりができた事です。皆さんの僕の作った楽曲への想いをたくさん聴くことができました。そしてそれぞれの方が色々な人生を過ごして来たという事も知り、その中でも僕の曲を聴いていてくださったという事を知り、胸が熱くなりました。
ありがとうございます。これからもCD7枚セット、需要を見ながら作っていこうと思います。
 
05.19    先週、新しいアルバムの楽曲登録をJASRACに提出しました。また日本レコード協会にも楽曲のISRCの申請をしました。ISRCはすでに割り当てられ、今はJASRACの手続き終了を待っている所です。問題がなければ来週5月25日に「New Album」をリリースするつもりでいます。デビューアルバムの「I've been walking」発表からちょうど40年になります。やはり長い長い40年でした。いくつもの節目がありました。そんなことを思うとデビューアルバムをリリースした5月25日に「New Album」をリリースして40周年の節目にしたいと思いました。
僕がレコードデビューした時の所属事務所の社長は井上堯之さんでした。日本で数少ない尊敬するアーティストでした。その井上堯之さんが「I've been Walking」のデモテープを聴いて「グレートアマチュアリズム」と表現されました。今でもその言葉の本意はよく理解できていませんが、、、僕の目標 (夢) はPaul McCartneyの1st ソロアルバムやエミット・ローズのように一人で全部の楽器を演奏し、歌ってアルバムを作るということでした。「8 beat dream (world version)」や「石の枕」はそれに近いアルバムでしたが、今回のアルバムはまさにレコーディングエンジニア等も含めて全て一人で作ったアルバムです。一番困ったのは日本語の歌詞でした。2曲程書いて歌ってみましたが、曲から伝わるイメージがまるっきり変わってしまいました。これで全曲僕が詞を書いて歌ったら、ほとんどどの曲も同じような言葉の繰り返しになり、アルバムで伝えたい「空気」を壊してしまうと思い、日本語で歌うのはやめることにしました。
そこで僕は母国語のホメラニア語で歌うことにしました。ホメラニア共和国はもともと英国領であった為、英語に似たような感じがしますが、単語数も少なく文法もかなり違うので英語に似た感じはしますが、ホメラニア共和国独自の言葉です。
「New Album」はCDとハイレゾ (48kHz/24bit) でのリリースを考えています。
「Takashi Sato's Web Shop」のみでの販売になります。
 
05.15  ホームページの訪問者数は毎日Google のアナリティクスというサイトで確認しています。そのサイトを見て気になっているのが、海外からのアクセスが結構多い事です。これは今まで続けてきたデジタル配信の数を見てもやはり外国からの割合が3~4割になります。当面従来のデジタル配信は考えていませんが、海外にお住いの方(多分日本人の方だと思うのですが) で僕のホームページからダウンロードしたいという方がいらっしゃったら、メールを頂けないでしょうか? 現在の「支払い方法」だと手数料が高いと思いますので、PayPal が利用できるように申請することも考えてみます。今日郵便局からCD7枚セットを送りに行った際に、EMSによる海外へのCDの送付の事も聞いてみましたが、現在のコロナの状況下では「船便」しか扱ってなくて、届くまでに半年位かかってしまうとの事でした。そういったことを考えると海外にお住いの方々のことを考えるとダウンロードしかないのかな? と思っています。
 
05.15   昨日「CD7枚セット」が出来上がり「Takashi Sato's Web Shop」に「在庫あり」と載せましたが、夜には5組とも売れてしまいました。初めの5組を作った時に「2~3人は買ってくれるかな?」くらいにしか思っていなかったので、ここまで思わぬ展開に自分でも驚いています。もう少し作ったほうがいいのかな? とも思いますが、なかなか時間がかかるので「困ったなぁ」というのが実感です。
 
05.14   「CD 7枚セット」が5組でき上がりました。興味のある方は是非「Takashi Sato's Web Shop」にてご購入下さい。
 
05.09 今日から「Takashi Sato's Web Shop」をオープンします。初めての試みなので僕はもちろん皆さんも分かりづらいかもしれませんが、少しずつ慣れていって何とかファンの方に新しい作品を届けられたらと思っています。
 
05.03   みなさん元気ですか? 大丈夫ですか? 僕はリスクの高い生活が続いていますが大丈夫です。それにしても僕は「どうして毎日毎日こんなにやることがいっぱいあって大変なんだろう」というのが今の心境です。4月9日のメーセージで「新しいアルバムが完成しました」と書いたものの、やはりまだリリースして居ないので気になった所があるとなおしていました。3,4日前までやっていました。ただ耳も「もう勘弁してくれ、疲れたよ」という感じの時に、そう言えば「空をみながらひとりごと」を録音した時に「北京で朝食を」もあったなぁと思いファイルを開いてみると10曲未発表の曲がありました。殆どがミディアムテンポかアップテンポの曲でした。やはりギターと歌だけでそのあたりのテンポの曲は今は逆に他の楽器をたくさん重ねて録音したくなるのでこれはこのままにしておこうと思いました。そんな中「名画座」と「Morn'」はゆったりしたテンポでギターと歌の同時録音でMixing, Matering で疲れた耳にとっても気持ち良く聴こえました。これはやはり今すぐにリリースしたいと思いリリースの仕方を考えていました。
 そうはいっても中々いい考えが浮かば無かったんですが、今使っているこのホームページ作成ソフトにWeb Shop を開く事ができるアプリが付属していたのを思い出し調べてみた所、何とダウンロードもできるという事がわかって今週の中頃2日でだいたい作りました。ただダウンロード可能なファイルはWAVとMP3だけなんでそれが送り手側としてはWindows, アンドロイドを使っている人達にとっては難しいかなという事で困りましたが、変換ソフトは沢山出ているので何とかお願いします。それとMP3での配信もしたくないのですが、やはりどうしても聞けないという人もいるだろうと言う事でとりあえずはMP3ファイルも作ってダウンロードできる形にはしました。
 今日からでもダウンロードして聴いてもらいたいと思っている中で、今一番困っているのは決済方法です。ダウンロードはCDと比べると単価もそんなに高くないし従来の銀行振込で振込手数料を加えて支払ってもらったらとっても高いものになってしまいます。そこでカード決済を引き受けてくれる会社と手続きを進めていました。これが今日まで遅れた理由なんですが、とりあえず一次審査と言うのは通ったのですが二次審査と言うのがありこれが5日~20日位かかると言う事で、そんなに時間かかるのは困るし、二次審査に通ると今度はまた沢山の書類を用意して提出しなくてはなりません。そして現在のコロナウィルスの様々な自粛の影響でかなり連絡も遅れがちです。
 そんな訳で今日カード決済は先送りにして、従来の振込口座の銀行だけでなく、あと2つ増やしてWeb Shop でダウンロードが出来るように設定を変更して見ましたがどうも上手くいきません。カード決済の方に行ってしまうという状況です。難しい事ばかりですが遅くても連休明けくらいまでには何とかする考えです。
 こうしてメーセージを書くのもとても疲れるのですが、もう一つ報告しておきたい事があるので少し休んでから書きます。
 2回目の休憩から戻りました。「En」「石の枕」「青の時代」とCDをリリースした後はデジタル配信だけで新しいアルバムをリリースしてきました。これは前記のCD制作のコストがあまりにかかりすぎた為にそう言う形になりました。でもそのお陰で沢山のアルバムをリリースできました。ただやはりどのアルバムも想い入れの有るものばかりだったのでいつかCDにできたらなとずうーっと思っていました。前述の3枚のCDを作った会社もつぶれてしまい、担当してくれた方の連絡先だけは古いメールに残っていたので連絡してみましたが、やはりCDをプレスする会社が殆どなくなってしまいそのお陰でCDのプレス代金もずいぶん高くなってしまったとの事でした。そこでそれだったら自分の所で作ってみようと言う考えになりました。まずブランクCD選びからでしたが出来れば盤面は金色か銀色のものファイルの書き込み側も銀色の物を探しましたが見つかりませんでした。そこで業界の人間が一番多く使う日本製の「太陽誘電」のCDを考えましたが、一時に比べるとなんか違うなと言う思いがあり、以前のイメージの「太陽誘電」と同じ音質のブランクCDを見つけました。後はジャケット用の「紙」選びでした。これはやはり光沢が欲しいけれど厚過ぎるとケースに収めるのが大変なので、薄くて光沢のあるものを探しました。そんな準備をして今週「青の時代」以降にリリースしたアルバムをCDにしました。「巴里物語」だけは作っていません。何となく「これはいいだろうな」と思ったからです。どのアルバムも5枚ずつしかできていませんが、やはり「出来る限りいい音」「出来る限りきれいなジャケット」そんな想いで作ったので今は5枚が精一杯です。1タイトル作るだけでもかなりな時間と体力(前期高齢者真ん中くらいの為)がかかります。
 CDの表面は「白地にアルバムタイトル、Gelsomina Recordsのロゴ、Takashi Sato、Compact Disc のマーク」ファイルの書き込み面は市販のブランクCDと同じ光沢のある薄いブルーなような色です。アルバムジャケットはケースの上蓋に収納するものだけで、薄いプラケースなのでケース裏側のジャケットはありません。2つ折りにしたジャケットは表と裏に印刷があり内側には印刷がなく白地です。購入してくれた方の希望があればそこにサインをさせていただこうかなと思っています。「Morn' / 名画座」だけは表面だけで裏側は白地です。
一応作ったCDアルバムのタイトルをリリース順に書いておきます。「Moonlight Sonata」「空をみながらひとりごと」「Mosha」「男と女 ( Demo Tracks )」「バッハの庭の片隅で ( Deluxe Edition ) 」「En2」「Morn' / 名画座」です。僕が言うのも変かもしれませんが、どのアルバムジャケットもとってもきれいで、このまま飾っておきたいなぁと思うくらいです。5枚ずつ全部のアルバムを飾っておいたら壮観だろうなと、、、、
 
本当に久し振りにこんなに長い文章を書きました。書いた文章を読み返すのも大変なので誤字等があったらすいません。
 
04.28   新しいコーナーを作りました。このコーナーでダウンロード、CD等を販売していこうと思いますが、まだ準備中ですのでもうしばらくお待ちください。
 
04.19   あれからやはり気になってfacebookを開くと知人が多く載っていた。懐かしくて見てみるとああ元気でやってるなと。本来そういうものだったんだよね。中でもコロンビアレコードからEMIに移籍した時に所属事務所も変わり、その時に新しいマネージャーに出会った。年も一つしか変わらなかったのでいい感じで楽しくやっていた。その彼がfacebookをやっていて最近の写真を見ることができた。もともとちょっとイタリア辺りのちょっと茶目っ気のあるような感じだったが、とってもいい男になっていて驚いた。もっと老けているかと思ったけど60才前後かなって見えるくらい若い感じがした。一緒にいた頃はお互いに冗談を言い合ってよく笑い柔らかい顔をしていたが、結構凛々しい表情をしていていろんな事があったんだろうなと彼の苦労を想像していた。もう30年くらい会ってないので最近の彼を見る事が良かった。facebookってこういうものなんだよね。
随分前に特定の個人とのやりとりをする為にfacebookに登録したが、友達申請が多くて断るのも悪いし、かと言ってやりとりをするのも面倒だったので時期にやめてしまった。でもまあ今回のようにたまに旧友の事を知る事ができたり、当時の事を思い返す機会ができたりなかなかいいもんだね。失礼しました。
 
04.16   一昨日Gilbert O'sullivan のfacebook で見た事のない画像や動画を見つけてfacebookに加入しようかと思いinstagramも含めて色々と見てみると、まあどれも写真ばかりいっぱい載っていて、「よくまあこんなに平気で載せられるなぁ」と驚きっぱなしだった。僕なんか100枚撮っていいなぁと思えるのが1枚あるかどうかだ。それさえもホームページに載せるとなると考えてしまう。だから本当に昨日は驚いてばかりいた。「よく平気だな」というのが一番強く思った事。誰が見てるかわからないのになぁと。自分はこういうの嫌だなと思った。アルバムリリースの告知用にどうかなと思ったけど違うなと、、、
 
04.16   僕は毎日Yahoo! のリアルタテム検索で「佐藤隆」のサイトを見ている。SNS系で掲載された物がわかるから便利だ。そんな中で「今日は佐藤隆の(、、、)を聴きながら飲酒」というのを見かける。(、、、)はもちろんアルバムの名前だ。これを見るたびになんか嬉しく、またいいなぁと思う。僕は50代前半からお酒を飲まなくなった。体調を壊したという訳ではなく体に合わなくなったからだ。でもビールのCMとかを見ると「いいなぁ、飲みたいなぁ」と思うけどやはり飲まない。まあ年に1回位ピーチチューハイとかジュースのようなものを飲むことがあるが、酔い醒めが気持ち悪くなってだめだ。でもお酒を飲む人の気持ちは分かるから前述の「佐藤隆のアルバムを聴きながらの飲酒」というのはある意味理想的だなと思って何かその書き込みを見るたびに不思議な嬉しさを感じる。これからも楽しみにしています。
 
04.09 去年の今頃から約1年掛かってレコーディングしてきたアルバムも先週完成しました。しかしリリースに関しては未定という状況です。最近の音楽の聴き方をみてみると「ストリーミング」が殆んどで、それによってダウンロードは激減していると音楽業界の方に聞きました。ましてやCDに至ってはもう殆んどマニアの人しか買わないといったような状況で、アメリカでは今年あたりアナログレコードがCDの売り上げを越えると言われているのを聞くとCDの制作、販売と言うのは選択し難い状況です。また昔の曲はYou Tubeを開けば大体は聞けるのではないでしょうか? (僕は自分の歌はYou Tubeで聴いた事はほとんどありません。) 昨年1年間の「ストリーミング」「ダウンロード」を含めた自分自身の売り上げも、大卒の新入サラリーマンの平均的初任給1ヵ月分くらいです。それでも「佐藤さんすごいですね」と音楽関係者には言われるような状況です。音楽を好きで聴くにはとっても便利な状況になっていることは分かります。しかし音楽を作る側にとっては厳しい現実です。本当に限られた人しか新しい音楽を作って発表すると言う事ができなくなってきていると思います。そんな事を感じ、考えると、今回のアルバムを今までの様なレールに乗せてリリースすると言う事は今の自分には無理だなと言う事でリリースは未定という事にさせて頂きました。本当に長い間リリースを楽しみにしていて下さったファンの方もいらっしゃる事は十分感じています。ただこのままだと「趣味の世界」「道楽の世界」という事になってしまいます。やはり「まだまだ新しい曲を作っていきたい」という思いが今回のアルバムを作っているうちに強くなりました。その為にも今は「何かいい形のリリース方法はないか」という事を考えています。好きではないですがSNS系も含め模索してみます。
 
04.01   1980年の4月1日にレコードデビューをしてから40年が経ちました。中学校に入学してブラスバンド部に入り、毎日トランペットが吹けるようになるように練習した日々、それから約55年間楽器を弾き、曲を作り、歌も歌ってきました。多くの出会いや出来事がありました。そして69才になった今日も新しい曲を作っています。自分では好きな事をやってきただけという思いですが、やはりそれぞれの場面で出会った人達、そして僕の音楽を愛してくださるファンの人達に感謝です。きっといつまで経っても好きな音楽を探し、それを自分の中に寝かし、濾過した物を自分なりの曲にしていく。そんなことの繰り返しだと思います。1日でも長くそんな日が続く事を願う今日この頃です。
 
03.30   志村けんさんが亡くなられた事を今(14:30) 知りました。ものすごくショックです。どれだけ笑わせてもらったか、どれたけ楽しませてもらったか、、、本当に「お笑い」を朝から晩まで考え続けていらしたのではないでしょうか ? 「ありがとうございました」という言葉だけでは伝えきれない程感謝をしています。
 
03.30   新型コロナウィルスもここまで世界中に広がりいつ収束するのかも分からない状況になってしまいました。東京都の感染者数も増え都市機能もどうなってしまうのか心配な日々です。しかし個人でできる範囲は限られています。僕も含めみんなが感染しないようにと願うしかありません。
さて前回ビートルズは聴かなくなったと書きましたが、最近の音楽の中にはいい歌が沢山あってそういう曲を探した時の喜びを感じる方向に変わってきています。やはり今の時代ならではのダイナミクスの広さはとてもいいです。商業的に作られたPopsはじきに飽きてしまいますが、インディーズ的なPopsは面白いです。僕はAlternativeに好きな曲が多いです。新鮮さと自由さを感じます。
 
03.25   この何年か本当にビートルズの歌を聞かなくなった。当時の言葉で言えば「ビートルズの上陸」以来リアルタイムでずうーっと聴いてきた。ラジオのヒットパレードでの順位も、いち早くオンエアされた曲も次の日の学校で必ず話題になっていた。バンドを始め手からコピーするようになり、レコードが擦り切れて針飛びし、仕方なく小遣いを貯めて買い直したりした。そんなことが解散まで続き、その後はそれぞれのソロアルバムをまた同時進行で聴き、コピーもした。そんなこんなでビートルズ、ソロアルバム、もう50年以上聴いて来た。流石にもう一曲通して聴くのも全部見え過ぎて辛い。Sgt.Pepper の50周年記念のRemix盤は音のダイナミクスが広がり新鮮だったが、それでも元の曲が変わった訳ではない。3回位しか聴けなかった。次のホワイトアルバムはアコースティックギターの音がひどくアルバム通して聴いていない気がする。アビーロードはすごく音が良くてびっくりしたがジョージ・ハリスンのギターが好きな「オクトパスガーデン」のイントロ、間奏、コーダととんでもなく解釈の違う音になっていてがっかりした。このアルバムも1回か2回しか聴いてない。結局リアルタイムで聴いた時が一番良かったように思う。さてそんな50周年記念もあってビートルズ本が次から次へと出ている、まあ一種の新譜の様なものだからわからなくもないが、誰に向かって、誰の為に書いているんだろうと思う。昔から音楽雑誌業界の「困った時のビートルズ」 という言葉をよく耳にした。まあ新しいビートルズ世代に向けてのものなんだろう。僕は音楽は聴くものだと思っているので、講釈はいらないと思っているタイプだ。それにしてもそう言ったビートルズ本に寄稿している人の写真をたまに見ることがあるが、決まって思うのはそういう人達の写真から音楽は聴こえてこないなあということだ。そうそう去年Purple Chic というレーベルからビートルズの曲をダウンロードして、iPhone のスピーカーで聴いたことがあったが、不思議なことにリアルタイムで聴いた初期の頃の曲を聴いていた当時を思い出させてくれた。音がもやーっとした音源をiPhoneのカチカチの音のするスピーカーで聴いた不思議な体験だった。
 
03.23   昨年の世界中でのアルバム売り上げ第一位は日本の「嵐のベスト盤」だということを昨日ある音楽サイトで見た。なんと言っていいかわからないね。
 
03.23   テレビのニュースをつけると新型コロナウィルスの事ばかり。今日はどこどこで何人の感染者が出た、、、そんな事ばかりで不安を煽るばかりだ。ではそれに対しての対策となると「うがいとマスク」しか情報がない。僕はマスクを探して薬局やコンビニを何件も回ったがどこにもない。もう同じマスクを一ヶ月以上使っている。困ったもんだ。
 
01.01   新年おめでとうございます。健康で良いことの多い一年になるように願っています。
昨年は「待つ」「再出発」そんな感じの年だったように思います。一年前の今頃はクラシックギターで南米の哀愁のある楽曲を練習していて、それを一枚のアルバムとして発表しようと思っていました。しかしその頃演奏家よりも歌を歌っている佐藤隆の方を聴きたいという意見を聞き、春頃からオリジナル曲の歌のアルバムを作ろうと思い始めました。そうして曲を作ってレコーディングを始めましたが、腕や足の筋肉がつっぱり痛みに耐えられなくなってきたので医者に行きました。まあ、あっちこっちの病院に行かされました。結局頸椎椎間板ヘルニアという診断が出ましたが、都立病院では50日位待たされたあげくに入院や手術の必要はないのでうちでは見れないので近くの整形外科に行ってくださいとの事。それ以来もう治療といえるようなことはしていませんが、何とか痛みと付き合いながらやっています。でもそれで5月から8月いっぱいかかってしまいました。この間は何をどうしたらいいのかはっきりわからずほとんどレコーディングができず、ただ経過と医者の診断を待つのみでした。9月にはちょっとした手術をし、抜糸まで二週間の辛抱をしました。とにかく9月までは待つことの多い日々でした。
そしてその後から本格的にレコーディングを始め何とか12曲つくり録音をしました。日本語の歌詞を考えて歌を録音すれば終わりです。しかしそうすぐにはできないでしょう。僕としてはデタラメ英語で十分楽しめているので個人的に楽しむアルバムとして完結というのもありだなと時々思います。そうそうミキシングがあります。今回レコーディングしているうちに30代の曲作りとレコーディングに追われていた頃の感覚を思い出しました。こんな事を来る日も来る日もやっていたなぁという感じでした。そしてそれが苦しくもあり楽しくもあるという感覚です。曲を作ってレコーディングするという自分の原点に戻った気がします。
ただ今は音楽だけに集中できる訳ではなく、他にもしなくてはならない事があるので時間の使い方がとても難しいです。でもその現実を受け入れてやり続けてきました。そしてこれからもそうしていきます。晴れたり曇ったり、、、
 
 
2019
 
11.11 レコーディングの方は何とか7曲録音しました。でも1曲はサビがもう少し考えた方がいいと思うので6曲完成というところです。その他に実験的な曲を3曲録音しましたが、これは曲として完成させるのは難しいです。やっと半分位まできたという感じでしょうか? 12曲位は完成させたいと思っているので、、、しかしそう考えるとまだまだ大変です。気が遠くなりそうです。フレッフレッフレッ、、、そんな感じです。
 
09.21  こうしてMESSAGEを書くのが久しぶりになってしまいました。皆さん元気ですか?
僕は春頃からNew Albumの録音をしていましたが、5月に「頚椎椎間板ヘルニア」が見つかり色々と治療をしてきました。新しい持病ができうまくつきあって行くしかないといった感じです。今録音している曲は「佐藤隆の色」だと思いますが、今までありそうでなかった曲になっていると思います。アルバムとして出来上がるまでにはまだ大分時間がかかりそうです。 
 
04.26  Web Siteを訪ねてくださる方々もPart 2 にほぼ移行したように思え、2004年から始めたホームページ Part 1を来月5月31日を持って閉じる事にしました。この15年弱の間にたくさんの方からメールを頂きました。その方々の想いや願いをたくさん聞かせて頂きました。本当にありがとうございます。アルバムのリリース情報も自分でも想像しなかった程載せる事ができました。「Because」も何年か流す事ができました。僕にもたくさんの事があった15年でしたが、訪ねてくださった方にも多くの事があったのではないでしょうか? これからはPart 2 で多くの情報を届けられればと思っています。長い間ありがとうございました。そしてこれからを楽しみにしてください。
 
03.12  昨日は68歳の誕生日でした。メールを送ってくれた方達に感謝です。言葉を送っていただくことの喜びを久しぶりに感じました。本当に嬉しく、ありがたいなと思いました。誕生日が来るたびに「ああまた一年歳を重ねられてよかった。」そんなふうに思うこの何年かでした。しかし今年は「あと2年で70歳なんだな」という恐ろしさのような気持ちです。前期高齢者とはよく言ったもんだなと、最近思います。65歳を過ぎてからの一年一年の体力の衰えは想像をこえるものです。体力が落ちると気力を維持するのも大変です。そんなわけで最近は少しずつ運動をして居ます。元気に活動されている身近な先輩も居ます。まだまだ68歳と言えるようにならなければと思う誕生日でした。そうそう最近は久しぶりのオリジナルアルバムを目指して少しずつ曲を考えて居ます。まあ発表までにはかなりの時間がかかると思いますが、、、
 
01.23  今日の東京は久しぶりに暖かく気分も良かったので、久し振りにアコースティツクギターを出して一時間弱歌いました。歌っているとライブをやりたいなぁと思ってきましたが、ライブをやるにはまだまだ歌いこんで喉を作らないとなりません。まだ気持ちにムラがあるので毎日続けて歌うというのはどうかなという感じです。今日は「星はもうヴェールをまとい」が一番気持ちよく歌えました。
少しずつ日が長くなってきましたね。僕も少しずつ、少しずつです。
 
01.03  先日頂いたメールで今回の「En2」は同じDemo Trackの「男と女」より音がよく聞こえるけど気のせいでしょうか?とありました。「En2」の収録曲のほとんどでそれまでのリズムボックスからDrum Machineに変わったのが一番大きな要因だと思います。Rematerをする際にDrum Machineだと低域がしっかりとあるので全体の音域が広がります。それからシンセサイザーも使うようになったのも音の広がり、種類の増加があると思います。ただ「映画のように抱きしめて」「Woman」はまだリズムボックスを使っていた頃の作品なので全体のバランスを整えるのに苦労しました。「8 beat dream」まではアナログテープの8チャンネルのテープレコーダーを使っていました。何しろ毎日のように録音していたのでテープの数がものすごい数になってしまいました。それでも保管していましたがある時全て捨ててしまいました。残っていれば今の技術からするともっといい感じのミキシングができただろうし、「Free As A Bird」のような録音も可能だったと思うので残念です。
 
01.01  きっと去年からの僕のDiaryやMessageを読まれた方は僕が亡くなった家内のことで寂しく辛い気持ちになっているんだろうと想像していると思います。僕は亡くなった家内の事はやるべき事、やらなくてはならない事、やっておいてあげたい事など全てやりました。だから家内の事で辛くなったり悲しんだりする事や考える事はもうあまりありません。やりきった感じです。それよりも残された者の事の方が大変で悩んだり、落ち込んだりします。頑張っても積み重ねることができない辛さ、砂浜に文字を書いても書いても波に打ち消されるような感じです。それでも止まっている事はできない。メリーゴーランドは回し続けなければならない。
 
01.01  僕もみんなも大きな病気をせず、そこそこの健康と穏やかな日々を重ねられる一年になるように祈ります。年越しは「En2」を久しぶりに聴きました。良かったです。ただ「アルマージ」で気がついた事がありました。これは当時も感じた事だったと思いますが久し振りに感じました。僕のデモトラックでは「さむい、さむい、さむい」と2小節で9文字歌っているのに対して、大津あきらさんの詞では「夢遥かに」と2小節で6文字しか使ってないんです。僕のデモトラックの「さむい」は3連譜で歌っているので9文字使えるわけです。それに対して大津さんは8分音符なので6文字な訳です。この3文字の差が曲のスピード感を変えてしまうわけです。作詞家の人は文章としての自然さを考える方が多いのでこうした楽曲のスピード感が失われがちです。
 
2018 
 
12.31   もし2018年という年が時間や空間的なものでなく人や動物のような実体のあるものなら、ボコボコに殴り倒して二度と立ち上がれないようにしてやりたい。 1年半考え続けてリリースした「En2」とNew Web Site を作れたことが良かった。「En2」の3,4曲は録音し直したかった。しかしそれらの曲を外した「En2」は中途半端なアルバムになってしまう。その事を1年半悩んだ。そしてGoogleの「アナリティクス」で毎日の閲覧数とどの国や市町村からの閲覧かを確認できるのが楽しい。サイト名「Takashi Sato」を入れておいて良かったと思う。New York, Los Angels, London, フランクフルト、台湾、ノルウェー、香港、上海、そして特にSanmin という中国の都市からのアクセスが集中している。俺のCDの「爆買い」を期待するばかりだ。もう後2時間くらいで2018年が終わる。「さらば」だ。
 
12.20   たまにはMeassageを。でも相変わらず目が痛いので一筆書きのように。
「En2」がリリースされてその日のAmazonのランキングはどうかなと思ったら、これが今までで一番ひどかった。バッハの方に行き過ぎたかな? 旧ホームページが見られなかったせいでリリースが伝わって居なかったかな?なんて思いながらも、まあリリースできただけでも良かったよななんて自分に言い聞かせて居ました。僕のアルバムは「スペースシャワー」を通して国内外に配信されます。したがってダウンロードされた数もスペースシャワーのホームページから確認できます。「レコチョク」「Amazon」「iTunes」「Mora」の4社だけですが。リリースの翌日から早速数字が出てきて「Amazon」を除く他の3社の数字の多さに驚きました。特に今回は「Mora」でのハイレゾが多く、嬉しい驚きでした。スペースシャワーでのエントリーの際価格は指定して居ますがAmazonは高いですね。どうしてだかわかりませんが、、、
アルバムのリリースの為のエントリーが終わった段階で、そのアルバムは僕の元から離れていく感じです。そうしてリリース当日に各サイトに並んだのを確認すると、さあ次のことを始めないとという気持ちになります。次こそは60代2枚目のオリジナルアルバムだなと。しかし一つ一つの作業を考えるとなかなか重い腰が上がりません。そんな時にふと思ったのはEMI以降ずいぶんアルバムを出しているけどEMI以降のベスト盤がないなと。そんなことを思いましたが、これは選曲するだけで大変だし、「やりたい音楽をやりたいように」やってきたので色が一杯あり過ぎてベスト盤というのは僕の場合は作れないなと思いました。生意気なことを言うと「一枚一枚がベスト盤」だと思って居ます。そうなると「ライブ」ですね。ただ僕は自分のやっている音楽の中で「歌うこと」が一番嫌いなんです。まして彼女も茶飲み友達も居ない今の状況で一人で歌の練習をする気には全くなりません。誰か茶飲友達にでもなって歌の練習に付き合ってくれるといいんですが、、、今の毎日の行動パターンの中ではちょっと無理です。今は蓄積された疲れを取ることが一番のような気がしますが、これもなかなか大変です。なんかだんだん愚痴っぽくなってきたのでこの辺にしましょう。「En2」をダウンロードしてくれた方、ありがとうございます。まだの方、是非聴いて見てください。
 
11.26 僕はiPhone Xs からスマホを使い始めました。早速Web Site I を見られないかと色々やって見ました。Flash Playerを見られるアプリを見つけインストール。確かに見られましたが日本語が文字化けしてしまい、今度は文字化け変換アプリをインストールしようと思いましたがios8まで対応していなく、現在のios12ではインストールできませんでした。やはりPart I はPCを念頭に置いて作ったのでスマホではPart II を見ていただけたらと思います。Official WEb Site I を見たいけど見られないと言う方にヒントになればと思い少し書こうと思います。僕はMacを使っているのでInternet Explorerの事はよくわかりませんのでSafariから書こうと思います。まず「環境設定」を開きその中の「Webサイト」と言う絵のアイコンをクリックします。次に画面左側の中央ぐらいにある「プラグイン」のの"Adobe Flash Player"にチェックを入れます。ここで"takashisato.info"を"オン"にすれば見られます。次にGoogle Chromeですが、こちらもまず「環境設定」を開きます。画面下にいき「詳細設定」をクリックします。そうすると最初に出てきた「プライバシーとセキュリティ」の中の「コンテンツの設定」の右側にある"矢印マーク"をクリックします。次に"Flash"の右側にある矢印マークをクリックします。画面上の右側にあるボタンマークを右側にし、「最初に確認する(推奨)」にします。これで「設定」を閉じてサイトを確認して見てください。もし「ブロックを許可しますか?」と言うメッセージが出てきたら「許可」をクリックしてください。これで見られると思います。
 
11.11 11/8からサイトの公開設定をしてやっと今日繋がるようになりました。
今回はスマホにも対応しています。また、最初のOfficial Web Site も残しておきました。URL は http://www.takashisato.info です。こちらはFlash Player が必要なので厄介です。
 
11.09 いよいよ新しいホームページの公開を始めます。これまで14年間続けてきた初めのサイトはお洒落で遊び心があるものでしたが、世の中の変化により端末も増え、今回のサイトを作ることにしました。このサイトで新しいアルバム、ライブ情報などをお伝えしていけたらと思っています。
 
 
                                                                   
 
 
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Album Review
 

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  8 beat dream (Japanese Version) (2021 Remaster)
 
 
2021年11月15日よりCDの販売、ハイレゾ配信を
「Takashi Sato's Web Shop」で始めます。
 
曲目は
 
01. 8 ビート・ドリーム (2021 Remaster)
02. 君が居て、君を見て (2021 Remaster)
03. ダイヤモンドの孔雀 (2021 Remaster)
04. No-No Man (2021 Remaster)
05. フェリーニとバスタブ (2021 Remaster)
06. Thank You Very Much (2021 Remaster)
07. あれから・・・ (2021 Remaster)
08. Lucy いつも君を探してる (2021 Remaster)
09. 何処か (2021 Remaster)
10. 忘れないさ (2021 Remaster)
11. 帰るとこあるの ? (2021 Remaster)
12. どんなに遠くはなれても (2021 Remaster)
----  Bonus Track ----
13. 帰るとこあるの ? (Single Version) (2021 Remaster)
14. 忘れないさ (Unreleased Single Version) (2021 Remaster)
 
になります。
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Produced and Arranged by Takashi Sato
Composed by Takashi Sato
Lyrics by Takashi Sato, Goro Matsui, Takashi Matsumoto
Recording Engineer : Haruhiko Shimokawa, Takashi Sato
Mixing Engineer : Haruhiko Shimokawa
2021 Remastered by Takashi Sato
 
Takashi Sato : Vocal & Chorus, Acoustic & Electric Guitar,
Bass, Piano, Mellotron, Organ
Chito Kawachi : Drums, Percussion, Mellotron (M-7)
Yoshiaki Shigehisa : Piano (M-1, M-11, M-13), Cembalo (M-11, M-13)
Otohiko Fujita : Horn (M-5)
 
Photographs by Jun Takagi
Art Work : Takashi Sato
 
 
僕は高校生の頃、Beatlesの100%コピーバンドをやっていました。レコードを何回聴いたかわかりません。そして18才の頃知人の紹介で、あるBeatles好きを紹介されました。ただ彼はBdeatlesのコピーではなくBeatles (Paul McCartney かな?) のような曲を作っていました。その影響で僕もBeatlesのコピーではなくBeatlesのような曲を作る事になりました。しかし「The Beatles」です。そんなに簡単に作れるわけもなく随分と時間がかかりました。
 
そして29才でレコード・デビューをしたわけですが、僕は自分で編曲をし、全部の楽器を自分で演奏してアルバムを作るのが夢でした。しかし当時のアルバム制作費は大体1,500万円くらいかかりました。当然そんな制作費を自分で払えるわけもなく、フジパシフィック音楽出版という所が出してくれました。以降東芝EMI時代のアルバムのほとんどを面倒見てもらいました。しかしそれだけ制作費を出すからには出版社としてもある程度の売り上げがなくては困る、、という事で、作詞家、編曲家に関してはやはり実績や知名度のある人になりました。
 
そんな事を10年間続け、もうこの位でいいかな ? と思いしばらく週に5日位釣りをしていました。そしてまた音楽の虫がうずき始めまずは Woman (2021 Remaster) にも一曲入っているBeatlesのコピーを20曲程録音しました。そしてBeatlesのサウンドを出すにはBeatlesと同じ楽器を使わないと同じ色が出ないと気づき、楽器やアンプも60年代の同じものを買いました。
 
そしてそれから曲を作り始め、同時にレコーディングも始めました。テープレコードは80年代までは何千万円もするもので自分で買って自分で録音するなんていうことは夢のまた夢でしたが、僕が「8 beat dream、、、」のアルバムを始めた頃にとっても安くて音のいいテープレコーダーが出始めました。
 
オリジナルの8 beat dream は world version, 日本語版、どちらも重箱の隅の隅までチェックしてMIxingして作り上げアルバムなので、久し振りに聴いた日本語版は確かにいいMixでした。ただあれから30年近く経っているのでそのまま聴くにはやはり低音、中音、高音等も含めRemaster版があってもいいのかなと思い、大変だろうとは思いながらも始めました。
オリジナルのMixerの下川氏にアドバイスをもらいました。時間はかかりましたが、オリジナルとはまた少し別の色を持ったアルバムになったと思います。
 
  僕のレコードデビュー前の夢だった自分で編曲して、自分で楽器を演奏してアルバムを作る (チト川内さんのドラム、重久義明氏の何曲かのピアノ等 with a little help ですか ) という僕の長年の夢が叶った初めてのアルバムです。
 
 
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Woman (2021 Remaster)
 
 
 
 
 
2021年11月15日よりCDの販売、ハイレゾ配信を
「Takashi Sato's Web Shop」で始めます。
 
収録曲は
 
01. Woman (2021 Remaster) : Composed and Lyrics by John Lennon
 
Vocal and Chorus : Takashi Sato
Arranged by Chito Kawachi
Remastered by Haruhiko Shimokawa and Takashi Sato
 
02. Blackbird : Composed and Lirics by Lennon/McCartney
Vocal, A.Guitar by Takashi Sato
 
03. 巴里物語 (2021 Remaster)
04. ジブラルタル {Instrumental] (2021 Remaster)
Composed by Takashi Sato
All Instruments and Chorus by Takashi Sato
Mixed by Haruhiko Shimokawa
Remastered by Takashi Sato
 
 
このアルバムは「Woman」をいい音で聴きたい、そこから始まったアルバムです。
Vocalが小さかったのでエンジニアの下川晴彦氏にお願いして何とか大きくしてもらいました。その音源に僕自身もっと気持ちよく聴けるように手を加えて仕上げました。
それから「巴里物語」「ジブラルタル」この2曲をどうしても" 形 " として残しておきたかったのでリマスターをし直して収録しました。2曲とも「もう一度作ってくれ」と言われても作れない曲で " 偶然と工夫の積み重ね " で出来上がった曲です。この段階で3曲つなげて聴いてみるとやはりVocal入りの曲が一曲というのは物足りなく、「8 beat dream」を作り始める前にカセットテープの8チャンネルレコーダーで録音したビートルズのコピーの中から「Blackbird」を入れることにしました。8チャンネルとはいえカセットテープのレコーダーなのでやはりダイナミクスが狭く「Blackbird」は逆にそれがいい感じに聴こえたので決めました。
とってもロマンチックなアルバムではないかと思っています。是非多くの方に聴いて欲しいです。
 
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  アンプラグド・ライブ [2011 Remaster]
 
 
2021年2月4日よりCDの販売を「Takashi Sato's Web Shop」で始めます。
 
収録曲は
 
01. デラシネ [Opening Version] (Live)
02. ベルリンソナタ (Live)
03. 虹色浪漫 (Live)
04. 黒い瞳 (Live)
05. 禁断のオペラ (Live)
06. 再会 ~グランド・ジャットの日曜日 (Live)
07. たまらないよ (Live)
08. カリョービンガ (Live)
09. 星影のプロフィール (Live)
10. 深い森へ (Live)
11. カーサル陸橋の手紙 (Live)
12. 桃色吐息 (Live)
13. デラシネ [Ending Version] (Live)
 
になります。
 
アルバムの詳しい内容は既に「Album コーナー」の下の方で一度書きましたので、そちらを見ていただけたらと思います。
2ヶ月くらい前にファンの方から「アンプラグド・ライブのRemaster盤のCDを購入したいのですが、現在Web Shopで発売されているのはRemaster盤ですか?」という問い合わせがありました。「オリジナル盤でRemaster盤は作っていません」とお答えしましたが、それから2ヶ月ほど経ってオリジナル盤の注文をいただきました。「佐藤さんが音がいいとおっしゃるので注文させていただきました」というメッセージがありました。なんかとても責任を感じて実際に聴き比べようと思ったらRemaster VersionのファイルがMP3しかありませんでした。なんとかOriginal Master を見つけ出し聴き比べ「どちらがいい、悪いではなく音が違う」と感じ、結局その方にOriginal MasterからCDを作りプレゼントさせていただきました。その時に自分用にも一枚作りゆっくり聴いてみると、やはりRemaster盤のCDの音が良かったです。
そしてこのRemaster VersionはハイレゾはもちろんCDと同じサンプルレート44.1kHz/16bitというファイルもリリースしていなかったことに気づきました。
それならいっその事、2021 Remaster盤を作ったらどうだろうと思い、オリジナルCD、Remaster音源のMixing, Remaster をしてくれたRecording Engineer の下川晴彦氏に連絡してみました。結論から言うと「相当前のファイルなので今やるとなると全然違ったものになるだろう」と言う事でした。もちろんそれを聴いてみたいという気持ちはありますが、なにしろオリジナル盤のの時のMixingが重箱の隅の隅の隅までつつく位の大変な作業だったので、それをもう一度というのは今の自分には無理だなと思いました。そしてRemaster盤のCDの音が僕にとってはとても気持ちよく、ギリギリの所までRemaster しているのを確認できたので
これをCDとしてリリースすることにしました。
例えるならオリジナル盤はアナログレコードのような温かさ、Remaste盤はデジタル的なキラキラした華やかさそんな違いだと思います。
興味のある方は是非聴き比べてほしいと思います。
 
追記
CDを購入してくださったファンの方からメールをいただき、僕の説明よりもわかりやすいと思ったので 、その方の承諾を得たので掲載させていただきます。
「オリジナル盤はライブ会場の後部座席で聴き、Remaster盤は最前列で聴く、そんな感じに聴こえました。最前列ではそれぞれの楽器 (特にピアノやヴァイオリン)、そして隆さんの声がストレートに鮮明に、又後部ではそれが深みを増して広く暖かく包み込むようにソフトに響く、でもどこで聴いても心に強く響くのは変わりありません。だって同じライブ会場にいるのですから。。」
 
なお僕も気になって全部の楽器が入っている「虹色浪漫」をダウンロードしてみました。それぞれのファイルのサイズはiTunesは6.9MB、Amazonは6.3MB、今回のCDは33.3MBと言う事でCDの情報量はダウンロードに比べて5倍以上になります。
 
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オリジナル盤はライブ会場の後部座席で聴き、
Remaster盤は最前列で聴く、そんな感じに聴こえました。
最前列ではそれぞれの楽器(特にピアノとヴァイオリン)、そして   Encore
 
 
 
 
2020年12月22日よりCDの販売、ハイレゾ配信 (48kHz/24bit)を
「Takashi Sato's Web Shop」で始めます。
 
収録曲は
 
01. Roll Over Beethoven
02. Rock And Roll Music
03. P.S. I Love You
04. Imagine
05. Happy Xmas (War Is Over)
 
になります。
 
Produced by Takashi Sato
Mastering by Takashi Sato
Lived at Shibuya Seiyo Hiroba , 1988.12.13
 
----------------
 
Takashi Sato : Vocal, Guitar
Takayuki Inoue : E.Guitar, Chorus
Yoshiaki Shigehisa : Piano
Hitoshi Watanabe : Bass
Shigeki Misawa : Percussion
Haruko Yano : Violin
Kaori Kurimaru : Viola
 
今回のアルバム「Encore」はライブ・アルバムです。
上記のように1988年の12月に行われたものです。その当時の家庭用のビデオカメラで撮影した時の音声から選曲してアルバムにしました。上のジャケット写真の2枚目を見ていただければわかるように、映像からそれぞれのミュージシャンの表情とかを見ることは難しいです。アルバムの音も例えるならこの映像のような音です。ぼやけていたり、ほんの一瞬途切れたり、しゃっくりでもしたように、、、と、なかなか説明が難しいですが、元のテープに録音されていた音の劣化が進んでいたためはっきり言っていい音ではありません。もちろん何度もトライをしてできる限りの音にはしましたが、やはりいい音ではありません。
ただそれでもアルバムとして残しておきたいというものがありました。他ではやったことのない選曲、そして何より井上堯之さんと一緒に演奏し歌っていることです。井上堯之さんは色々な、そして多くの活動をされてきた方ですが、僕にとっては日本で一番好きなギタリストです。Geoge Harrison のような感覚でギターを弾かれます。
そんな正に個人的に思い入れの強い、音の悪いアルバムです。あまりオススメはできませんが気になってしょうがなかったら聴いてみてください。
そんなアルバムです。
 
追記
 
この頃のメンバー、そして日付を見るとアルバム「甘い生活」をリリースした直後なので「甘い生活コンサート」の流れの中でのLive だったように思う。井上堯之さんをのぞくメンバーは「アンプラグド・ライブ」の時と同じだからそう思う。そしてこのLive はどこかの会社のクリスマスパーティだったので、一般の人は入れなかった。しかしその後「サントリーホールの小ホール」でこの時と同じメンバーでコンソサートをやっている。多分曲目や内容は同じだったと思う。小ホールといってもかなりの数の収容人数で満席だったことだけは覚えている。あとはあまりよく覚えていないがキレイで格調高いホールだった記憶はある。
 
 
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パレード 2
 
 
 
 
2020年10月29日よりCDの販売、ハイレゾ配信 (48kHz/24bit)を
「Takashi Sato's Web Shop」で始めます。
 
収録曲は
 
01. 北京で朝食を ( 1979 Demo Track + 2020 Over Dubbing )
02. シネラマ・シティ ( 1980 Demo Track + 2020 Over Dubbing )
 
になります。
 
All works by Takashi Sato
except Lyrics by Takashi Matsumoto, 
Photograph by Chiaki
 
Special thanks to Haruhiko Shimokawa
 
今回は「北京で朝食を」と「シネラマ・シティ」の2曲を録音しました。「北京で朝食を」のDemo Trackは、以前から気になっていました。楽曲を作った頃の自分をそのまま思い出すからです。ただこのDemo Trackには「パチッ」というノイズが歌にかぶさっていて聴きづらい感じでした。そこで長年自分のアルバムのMixingをしてくれてきた下川氏に相談したら「やってみますよ」と言ってくれ、何日か経って送られてきたファイルを聴いてみると、これならいけるという風になっていました。「北京で朝食を」は1979年の自分の歌声と歌詞をしっかり聴いてもらえるアレンジにしようと思いました。間奏部分のDemo Trackはコードしか弾いてなかったので、曲を作るような気持ちでメロディを作りました。そうして出来上がった「北京で朝食を」ですが一曲だけでCD化するのは無理だなと思い、
やはり気になっていた「シネラマ・シティ」に取り組むことにしました。これは5分を超える曲なので録音する決意をするまでに随分と時間がかかりました。この曲の詞はコロンビア時代の1st Album の時にすでにもらっていました。しかし前半の日本語で歌っている部分だけの詞でした。その為その先がなかなか考えつかず結果的に2nd Album に収録ということになりました。この曲は前半と後半でガラッと雰囲気が変わるので、その辺りのメリハリを意識して仕上げました。ただDemo Track の歌とコーラスがとても小さくその部分をもっと前に出るようにやってみましたがリリースしたバージョンがベストでした。全体のサウンドはとっても格好よくできたので気に入っています。
 
是非多くの人に聴いてもらいたい2曲です。
 
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パレード
 
 
 
2020年8月3日よりCDの販売、ハイレゾ配信 (48kHz/24bit)を
「Takashi Sato's Web Shop」で始めます。
 
収録曲は
 
01. モノクロ・ダンサー
02. サロメのワルツ
03. 雨の日は三人で
 
になります。
 
All works by Takashi Sato
 
「Mona Lisa」をリリースした後、購入してくれた多くの方から喜びや感動したというようなメールを多く頂きました。そしてどの曲も好きだが特にこれとこれとこれが好きです、というメールも多く頂きました。自分では収録をためらったり、やり過ぎたかなと思った曲が、特に好きですと書いてあったり、、またこれは絶対好きな人が多いだろうと思った曲があまり反応がなかったりと、楽しい驚きがたくさんありました。
そんな事で「やりきった感」がよぎり、もうそろそろ音楽づくりをやめようかと少し考えましたが、あくる日には何かいい曲がなかったかなぁと探している自分でした。
今回のミニアルバム「パレード」はそんな何かいい曲、、、から始まり生まれたアルバムです。80年代はかなりたくさんの曲を書き未発表であったり、忘れていた曲もたくさんありました。その中でも今回の3曲は メロディも歌も気に入っていた曲です。ただ楽曲提供という形で書いた曲なので、サウンドとしてはかなり物足りなさを感じました。そこで思いついたのが「30代の自分が作ったデモテープに69歳の自分がサウンドを完成させる」という事でした。今までやったことのないアプローチなので面白そうだなぁという事で、少しずつやり始め気がついたら全く別のものになっていました。とっても気に入った3曲です。ぜひ聴いて頂きたいと思っています。
CD7枚セットから始まったこのWeb Shop、初めはホワイトの盤面にアルバムタイトル、Takashi Sato、Gelsomina Recordsのロゴ、Compact Discのロゴでした。ただジャケットがとっても綺麗というメールをたくさん頂きました。そして「Mona Lisa」ではシルバーの盤面 にジャケ写を印刷しました。これはジャケットと違い3D的に、見る角度によって微妙に違う表情を作ることができました。今回の「パレード」でも「Mona Lisa」と同じようにシルバーの盤面に写真を印刷しました。これは「Mona Lisa」以上に綺麗です。楽しみにして頂きたいです。
 
僕は「パレード」をなんの先入観もなしに聴いてもらいたいと思い、各楽曲の事は書かずにいました。今日でリリースから3ヶ月になりますのでそろそろいいかなと思い各楽曲について書いてみようと思います。
1曲めの「モノクロ・ダンサー」は岩崎宏美さんに書いた「風の童話集」です。録音の前に彼女のバージョンを確認しましたが、あまりにも雰囲気が違いすぎるので「モノクロ・ダンサー」というタイトルでリリースしました。僕のバージョンに「風の童話集」というタイトルは似合いません。2曲めの「サロメのワルツ」はテレサ・テンさん用に書いた曲です。1曲だけではどうかなと思い2曲書いて渡しました。そうしたらもう1曲の方をレコーディングし、リリースしてくれました。
僕はテレサ・テンさんが「サロメのワルツ」を歌ってくれたらいいなぁと思っていましたが、もう一方の明るい曲を選んでくれた訳です。その時に彼女はもともとポップな歌が好きなんだなと思いました。しかしこの歌は自分でも気に入っていたので誰かに歌ってもらいたいなぁと思っていたら、小林麻美さんから曲依頼があったので迷わずこの「サロメのワルツ」を渡しました。彼女ならとても似合うと思ったからです。そして後日田辺エージェンシーに行き田辺昭知氏にお会いし作曲依頼のことや、「僕だったら君のことをこんな風なイメージで売り出すな」といった事まで色々と話しを聞かせてもらいました。もしかしたらそれから「サロメのワルツ」を小林麻美さん宛てに送ったのかもしれませんが、はっきり覚えていません。ただちゃんとレコーディングしてくれて小林麻美さんの歌も録音したカセットテープをもらい聴いた記憶がありますが、そのテープもどこかにいってしまいました。でもすごくいい仕上がりでなんでリリースしなかったのか今でもわかりません。そんな訳で今回初めて自分で仕上げて新曲としてリリースしました。3曲めの「雨の日は三人で」はいつ書いたのか、誰に書いたのか覚えていません。今回JASRACをはじめとしてかなり調べましたが、全くわかりませんでした。ただ自分で気に入った曲だったのできちっと仕上げてみたいと思い今回リリースした形になりました。
こんな感じです。
 
追記
今日小林麻美さんに歌っていただこうと思って書いた曲のレコーディングしたカセットテープが偶然見つかり聴いてみました。編曲は清水信之さんで残念ながら小林麻美さん本人の歌は入っていませんでした。そして「サロメのワルツ」ではなく、後に「甘い生活」に収録した「禁断のオペラ」と「ペルソナ」の2曲でした。「禁断のオペラ」のアレンジもとっても良くて残念でした。「ペルソナ」は多分清水信之さんだろうと思われる方が、メロディを歌っていました。つくづく残念です。
 
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  Mona Lisa
 
 
 
2020年5月25日より CDの販売、ハイレゾ配信 (48kHz/24bit)を「Takashi Sato's Web Shop」にて始めます。
収録曲は
 
01. 哀しみの天使
02. イヴリーの夕暮れ
03. つぶやきの壁 Part I
04. Why oh why ?
05. Seven Days
06. 引き潮
07. Russian Love
08. イタリアオペラの月夜の儀式
09. Jupiter & Mars
10. モナ・ムール
11. つぶやきの壁 Part II
12. Shakin' All Night
13. When I Was Young
14. Christmas Time
 
になります。
 
 
Produced and Directed by Takashi Sato
Arranged by Takashi Sato
Recording, Mixing and Mastering Engeneer : Takashi Sato
Photographer : Chisako Sato, Chiaki
Album Design : Takashi Sato
Composed and Lyrics by Takashi Sato
 
Takashi Sato : Vocal, Chorus, All Instruments
 
Thanks to : Kazunobu Mitsui, Eisaku Wakabayashi, Haruhiko Shimokawa
 

 
Morn' / 名画座
 
 
 
 
アルバム「空をみながらひとりごと」を録音した際、リリースした楽曲以外に10曲録音していました。その時はその10曲の出来に満足していなかったように思います。今回その10曲を久しぶりに聴いてみるとなかなか良い出来でした。ただミディアムからアップテンポの曲がほとんどで、新しいアルバムを録音したせいもあって、今聴くとどうしても他の楽器が入ってないと物足りなく感じてしまいます。そんな中で今回リリースする2曲はスローテンポで、アコースティックギターと歌の同時録音でとても気持ちよく聴こえました。これはリリースしたいと思い、マスタリングを仕直して仕上げました。初めは「名画座 / Morn'」という曲順で考えましたが、「Morn' / 名画座 」という順で聴く方が流れが良かったのでこういう形にしました。「Morn'」は1946年のMartin D-18 を使っています。枯れて乾いた音のするギターです。「名画座」は1969年のMartin D-28 を使っています。D-18に比べると甘い音です。ぜひ聴いて頂きたいと思います。
 
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En2
 
 
  20181212日より通常配信、ハイレゾ配信   (48kHz/24bit) を始めます。
 
     収録曲は 
01. 女神 (Demo Track)
02. アルマージ (Demo Track)
03. 七色の罪 (Demo Track)
04. 最後の手紙 (Demo Track)
05. アモーレ (Demo Track)
06. 映画のように抱きしめて (Demo Track)
07. わがまま (Demo Track)
08. 昨日より抱きしめて (Demo Track)
09. 名画座 (Demo Track)
10. Woman (Demo Track)
11. Lady, Lady, Lady (Demo Track)
12. CORDOBA (Demo Track)
13. Oriental Lady
14. 道化師の綱渡り
15. 夏の仕業でした。 (Demo Track)
16. 裸足のバレリーナ (Demo Track)
 
になります。
 
Produced by Takashi Sato
Arranged by Takashi Sato
Recording, Mixing Engeneer : Takashi Sato
Photographer : Chisako Sato
Album Design : Takashi Sato, Chiaki Imamori
 
Takashi Sato : Vocal, Chorus, All Instruments
 
今回のアルバム「En2」はDemo Trackを中心に作りました。「En」の時のように全曲録音し直す事も考えて見ましたが、このDemo Trackの「熱さ、空気感、緊張感」は出せないと思いました。まさに曲が出来上がった瞬間の音です。そして「En」が自分の中で「俺はいろんな曲を書いてきたんだよ」ということを知って貰いたいと言う思いがあったのに対し、この「En2」は一番曲依頼の多かった頃の楽曲が多くなっています。「En」とはまた違った世界を楽しんで頂けたらと思っています。
 
M1 女神 : この曲は沢田研二さんからの曲依頼で作った曲です。初めは「Elenor「Eleanor Rigby」のような曲を作りたいと思ってそれ風な曲を作って見ましたが、もう一つイメージが違うなと思い違う曲を考えることにしました。しかし締め切りが近くなっても一向に曲が湧いてきません。そこで気分転換に夜近くの公園に行きそこのベンチに座って目の前のグランドの様な所をボーッと見ていました。僕はシャルル・アズナブールの「イザベル」の様な感じはどうかなと思い始めていました。ただイザベルという名前はマズイなと思って色々と考えているうちにその頃見た映画「椿姫」の主役グレタ・ガルボの演じた役が「ジュリアーナ」だったと思い、「ジュリアーナ、、、、、、ジュリアーナ、、、、」という感じでメロディを考え始めていました。曲の締め切りも迫っていたせいもあり、これで行こうと家に帰っていっきに作りました。しかし何か足りないなと思い、シャルルアズナブール=フランス、沢田研二=ジュリー、、そう沢田さんには「Je t'aime」だと思ってサビのところを作って見ました。レコーディングの歌入れ当日僕もスタジオに行きました。その時に初めて歌詞を見ました。僕はジュリアーナのあとは16分音符でたたみ込む様な感じにしたかったのですが、まるっきり違っていました。何でもこの曲の詞を書かれた阿久悠さんは僕のデモテープを写譜家さんに頼みそれを見ながら詞を付けたという事でした。ということは写譜家さんが16分音符にしなかったという事です。そして「ジュリアーナ」の様な人の名前の後にタラタラタラと歌詞が入りされを繰り返して切実に訴えていき、その後に「Je t’aim」で爆発するという考えが完全に崩れてしまいました。でもこの時沢田さんは他の誰にも曲依頼せず、僕だけに任せてくれたんです。沢田さんほどの人だったら他の何人かに曲依頼してその中でいい曲をシングルにすると思っていたので、沢田さんの「男気」の様なものに感激と責任感を感じたのを思い出します。
 
M2 アルマージ : ネットとかでこの曲は佐藤隆のデラシネを中森明菜さんがカバーしたというのを見ることがありますが、実際はそうではなくて初めから中森明菜さんに歌ってもらおうと思って作ったのがこのアルマージです。僕も明菜さんのスタッフも一緒にシングルを作ろうという様な思いがあって、この曲の前に一曲「椿姫ジュリアーナ」という曲を書きました。この曲を作った時はスペインに「音楽の旅はるか」の撮影に行っている最中で、撮影が終わって夜に曲を書こうと思っていましたが毎日夜中近くまで撮影が続き中々曲を書く時間がありませんでした。結局2週間近くの撮影が終わりスペインから日本に戻ってくる途中トランジットでロンドンに一泊することになって、そこのホテルで作りました。日本からは「まだできない?」という連絡が何度も入っていたのでホテルから国際電話で受話器に向かって歌いそれを日本のスタッフが録音してもらったという事がありました。しかし帰ってきたら国際電話の調子が悪くメロディがよくわからなかったと言われ、金子飛鳥氏と佐藤正治氏に自宅に来てもらい一緒にデモテープの録音をしました。贅沢なデモテープです。残念ながら今回は収録するにはもう一つという事でやめました。
さて今回のDemo Track を聴いていただければ分かるようにサビの部分は「さむい、さむい、さむい」と歌っています。言葉が思いつかなかったので本当に寒かったので「さむい、、、」としておいたわけですが、この曲の歌詞を書いた大津あきらさんがそんな風な詞を書いてくれるものとばかり思っていたら自分のイメージとはかなり違う詞になっていました。どこかで「佐藤隆はサビが同じ言葉の繰り返しばかりだ」というのを見た事がありますが、それは同じ言葉を繰り返しながら背景(コード)が変わっていく面白さを狙ったものです。
想像して見てください。ビートルズの「She Loves You Yeah Yeah Yeah」これも同じ言葉を繰り返しながらコードが変わっていくから面白いと思います。僕らは知らないうちにそんな事が体に染み込んでいるんです。そんなアルマージを明菜さんはレコーディングしてくれた訳ですが、当時の彼女はたくさんの曲をレコーディングしてその中からシングルの曲を選んでいたようです。そしてその時にはアルマージは選ばれなかった訳です。その頃僕も自分のアルバム「水の中の太陽」をレコーディングしていて、曲が使われないんだったら自分で歌おうと思い、大津あきらさんに頼んで僕用に直してもらい「デラシネ」としてリリースした訳です。その後明菜さんが次のシングルとして「アルマージ」をリリースしたので初めに書いたように彼女が僕の「デラシネ」をカバーしたと誤解されたようです。
 
M3 七色の罪 : この曲は加藤登紀子さんに書いた曲です。渋谷のホテルで待ち合わせてそこの1階にある寿司屋で打ち合わせというか話をしたのを覚えていますが、どんなことを話したかは思い出せません。曲もどうやって書いたのか覚えていません。ただ曲のデモテープをお登紀さんに送ったら感激して涙が出たと言ってくれたのを覚えています。「夜のヒットスタジオ」で歌ってくれました。司会者に「新曲です。」と紹介された時に「はい佐藤隆さんに書いてもらいました」とわざわざ僕の名前まで言ってくれました。でもその後のベスト盤にはどれにも入っていないんですね。全くもう。
 
M4 最後の手紙 : この曲も加藤登紀子さんに書いた曲です。「七色の罪」から少したってまた依頼が来ました。前回は一応シングル曲狙いという感じで作った訳ですが、この曲はあまりそういう意識はなく自由に作りました。この頃確か民族楽器的なパーカッションに凝っていたと思います。ですからこの曲はドラムレスでその代わりキーの違う何種類かのパーカッションを使って見ました。イントロのピアノから徐々に音が増えていって一番低い音のパーカッションが入ってくる、そんな背景と遥か遠くに向いたようなメロディが自分では気に入っています。
 
M5 アモーレ : この曲は石川ひとみさんに書いた曲です。今回のアルバムもほとんどが曲先行ですが、この曲は日本語がついているので歌詞が先かもしれません。あまり覚えていないです。ただCMとタイアップするという事と「この夏ちょっと遊ing」をメロディの中に入れて欲しいと言う依頼があったような気がします。「アモーレ、アモーレ、アモレミオ」と言う言葉は僕が考えたんじゃないかな? 
 
M6 映画のように抱きしめて : これはリリイに書いた曲です。リリィにはもう一曲「Say」と言う曲を書いていて、その曲では「うー、うー、、、」というバックコーラスをやりました。僕の中でリリィという人はある意味トップランナー的な捉え方があってそのリリィに会うというのはとても緊張感の伴うものでした。でもスタジオに行くとリリィがいてとっても優しくてあったかい人でした。それでもコーラスをレコーディングしている時には緊張から声が震えました。そんな体験はリリィの時が初めてで最後です。
 
M7 わがまま : この曲は里峰圭衣子さんという人に書いた曲です。曲依頼の経緯が好きでなくあまり書く気がしなかったのを覚えています。でもいつものように締め切りが来てしまい、プロモーションで行っていたEMIの打ち合わせ室にあった電子ピアノを借りて一気に作りました。僕の場合、曲依頼があった時ストックの中から選んで渡す訳ではなくて、その都度曲を作って渡します。そして曲が出来上がるのは大体締め切り日の朝です。だからその曲を客観的に判断するのはとても難しいです。そしてこの曲がその一番いい例で「どうしてこんなにいい曲を渡しちゃったんだろう?」と今でも思っています。自分では多分今回のアルバムの中で一番好きな曲です。Woman タララララ、Woman タララララ、、、、そんな風に歌い始めてMan Loves A Woman, Woman Loves A Man そんな歌詞に変えて録音したい曲です。
 
M8 昨日より抱きしめて : この曲は香坂みゆきさんに書いた曲です。確か香坂さんからの依頼でこの曲の歌のレコーディングに立ち会いました。名古屋からのプロモーションの帰りでその頃あまり着ている人も少なかったジャージの上下で行ったら香坂さんに「佐藤さん、パジャマで来ないで」なんて言われてしまいました。スタジオには普段顔を出さないこの曲の編曲をしたチト河内さんも来ていて好奇心見え見えと言った感じでした。チトさんが「そこのところもう一回歌ってくれます?」っていうと「いいよぉ」って返事。面白かったです。これも自分で好きな曲です。
 
M9 名画座 : この曲のデモテープ日本語で歌っていますが、確か曲が先にできて「研ナオコさんが歌いやすいように日本語で歌って見てくれない?」と頼まれて詞がついた後に日本語で歌い直したような覚えがありません。サビの部分が2声になっていますが僕としては高い方の音のメロディが主メロと考えていて、できれば2声が5対5のバランスでミックスしてくれたらいいなと思っていたら低い音のパートがメインになってしまい、高い音のパートは小さめのコーラスになってしまっていました。したがって盛り上がる筈のサビの部分が沈んでしまいました。歌のレコーディングに立ち会いたかったのですが、本人が恥ずかしがり屋なのでということで立ち会えなかったのが残念です。
 
M10 Woman : 中村雅俊さんのところへ行ってしまった曲です。これはアルバム「男と女」用の曲を沢山書いた中の一曲です。大津あきらさんが何曲分もの詞を書いてくれていてその中の一曲です。詞が先の曲です。「めまい、、、」という部分が「Woman 、、、」となったと思います。このデモテープの詞のままで自分で歌って出したかった曲です。30年以上経ってやっと発表できました。
 
M11 Lady, Lady, Lady : これは伊藤さやかさんに書いた曲です。彼女には全部で3曲書きました。その頃ビクターレコードでディレクターをしていた友人から「書いて見ない?」と言われて書いた曲です。自分の中の60年代マージービート的な曲です。そして何とこの曲を含めたアルバムをロンドンでレコーディングしてくるというので仕上がりを楽しみにしていました。僕のマイナーロックをロンドンのミュージシャンがどう演奏するか? 一回しか聞きませんでした。イギリスの奴は判ってないな、、なんて勝手に思ったのを思い出します。
 
M12 CORTDOBA : これは小田陽子さんという方に書いた曲です。大津あきらさんが彼女のアルバムのプロデュースをしていたので僕にも声がかかったという訳です。どういう流れでそうなったのかよく覚えてないんですが、彼女と会って話しているうちに「お酒でも飲みに行こうか?」という話になり下北沢のお店へ行きました。色々話しているうちにチト河内さんが以前彼女のアルバムの編曲をしてよく知っているということを聞き、チトさんに電話をしたら飛んで来ました。チトさん美人に弱いからな。
 
M13 Oriental Lady : この曲は知っている方も多いのではないかと思います。中森明菜さんが出ていたオリエンタル時計のCMに流れていた曲です。いつもデタラメ英語のデモテープですが、さすがにCMでテレビで流れるというので歌詞を考えなくてはならないという事になり
日本語は合わないと思い英語となった訳ですが、英語の歌詞なんて書ける訳もなく、レコードを何枚かひっぱり出して来て部分部分で繋げて歌詞を作りました。デタラメ英語に比べると発音がちょっと悪いかな?
 
M14 道化師の綱渡り : この曲は坂上二郎さんの舞台用に作った曲です。ただ詞がついたのか、使われたのかも判らないのでDemo Track の表記は無しにしました。
 
M15 夏の仕業でした。: これは「にしん」というデュオに書いた曲です。大口ひろしと Two brain Two hearts というユニットを組み「みんな元気かい / Na=Ze 」をリリースした後、六本木の「Morph」というところで月に一度ライブをやっていました。そこは僕がデビューした時の「Water」という事務所にいた福田氏が作ったライブハウスでした。その福田氏は「Water」が解散した後Hound Dog を連れて「Mother」という事務所を作り、やがて尾崎豊を世に送り出しました。そんな彼から僕のところに「これからデビューする『にしん』というデュオの曲を書いてくれないか」と依頼が来て書いた曲です。Aメロは元歌があります。解るかな?
 
M16 裸足のバレリーナ : 吉野千代乃という人のところに行ってしまった曲です。30年位前のある時期僕はパチンコをやっている時期がありました。曲ができない時期だったように思います。何時かは覚えていませんが午後に行き閉店までやっていました。帰り道やるせ無い気持ちと自責の念で家に帰ると無理矢理にメロディを作っては録音してました。そんなある日パチンコ屋で流れる有線放送から「あれ、これ佐藤隆の世界に似てるな」という曲が流れて来ました。聞いているうちになんか覚えがあるメロディで自分が作った曲だという事に気がつきました。もうすぐにパチンコをやめて家に戻りEMIのディレクターに今起こった事を説明しました。するとそのディレクタテーが言うには「小泉さんが佐藤さんのデモテープの中から選んで渡しちゃったんですよ」と。小泉さんと言うのはそのディレクターの上司で僕をEMIに移籍させてくれた人です。そしてディレクターには次のアルバム作りもあるので未発表のデモテープを渡してあった訳です。そんな経緯からの出来事だった訳ですが、いくら僕が世話になった人とはいえ作曲者本人に断りもせず曲を渡し、レコーディングし、リリースまでしていた。しかもリリースした事さえも僕には知らせてこなかった。こんな世界です。僕は「プラハの春」と言うとりあえずのタイトルでとても気に入っていて、その頃の僕の中ではシングル候補の一曲だったんです。そんな事があったこの曲ですが今でも好きな一曲です。
 
こうして今回の収録曲16曲について思いつくまま書いてみましたが、やはり自分で書いた曲は自分で歌うのが一番いいなと思いました。ただ今回の収録曲は曲の依頼が来なければ生まれてなかっただろうと思います。そう考えると「縁」ですね。
 
 
 

バッハの庭の片隅で (Deluxe Edition)

 
 
201745日より通常配信、ハイレゾ配信 (96kHz/24bit) を始めます。
 
収録曲は
 
01. Cello Suite #1 in G Major, BWV 1007: 1. Prelude (Mandolin Version)
02.   Violin Partita #1 in B Minor, BWV 1002: 6. Double (Mandolin Version)
03.   English Suite No. 3 in G Minor, BWV 80 8: 5. Gavotte I
04.   Partita No. 6 in E Minor, BWV 830: 6. T empo di Gavotta
05.   Violin Partita No. 1 in B Minor, BWV 10 02: 5. Sarabande
06.   Minuet in G Major BWV Anh. 116
07.   Musette in D Major, BWV Anh. 126
08.   March in D Major, BWV Anh. 122 (From Notebook for Anna Magdalena Bach)
09.   Invention No. 1 in C Major, BWV 772
10.   Minuet in G Minor BWV Anh. 115
11.   9 Little Preludes: 6. Prelude in G Minor, BWV 929
12.   Menuet in D Minor, BWV Anh. 132
13.   Violin Partita #1 in B Minor, BWV 1002: 6. Double (Guitar Version)
14.   Prelude from Cello Suite BWV 1008: 1. Prelude
15.   Cello Suite #1 in G Major, BWV 1007: 1. Prelude (Mandocello Version)
 
になります。
 
Produced by Takashi Sato
Arranged by Takashi Sato
Recording, Mixing Engeneer : Takashi Sato
Photographer : Chiaki Imamori
Recording Date : August 2014, November 2016, January 2017
 
Takashi Sato : Mandolin (1994 Gilchrist Model 5, 1920 Lyon & Healy Style A Professional),
Acoustic Guitar (1946 Martin D -18), Classic Guitar (Jim Redgate), Mandocello (Capek)
 
アルバム「バッハの庭の片隅で」と「バッハの庭に忘れ物」を 一枚にまとめたアルバムです。リリースにあたり Remixを行い、既発のアルバムとは また違った作品に仕上がっています。前 2作がコンサートホールでの演奏とすると、 今回のアルバムは室内楽といった表情になっています。
 
2017 2 24
 
 

 
  バッハの庭に忘れ物
 
 
 
2017 3 1 日より通常配信、ハイレゾ配信 (96kHz/24bit ) を始めます。
 
収録曲は
 
01.   9 Little Preludes: 6. Prelude in G Minor, BWV 929
02.   Partita No. 6 in E Minor, BWV 830: 6. T empo di Gavotta
03.   Violin Partita No. 1 In B Minor, BWV 10 02: 5. Sarabande
 
になります。
 
Produced by Takashi Sato
Arranged by Takashi Sato
Recording, Mixing Engeneer : Takashi Sato
Photographer : Chiaki Imamori
Recording Date : January 2017
 
Takashi Sato : Acoustic Guitar (1946 Martin D - 18), Mandolin (1920 Lyon & Healy Style A Professional)
 
前作の「バッハの庭の片隅で」をレコーディングした際に、どうしても弾けなかったのが今回収録の 3曲になります。一度は諦めようと思いましたが、 15ヶ月の空白 (練習 )期間を考えるとどうしても形に残しておきたかった楽曲達です。これで今僕が弾けるバッハの曲は全てになります。楽しんで頂けたらと思います。
 
2017 1 25
 
 

バッハの庭の片隅で
 
 
 
2017 1 11 日より通常配信、ハイレゾ配信 ( 96kHz/24bit ) を始めます。
 
収録曲は
 
01. Cello Suite #1 in G Major, BWV 1007: 1. Prelude (Mandolin Version)
02. Violin Partita #1 in B Minor, BWV 1002: 6. Double (Mandolin Version)
03. English Suite No. 3 in G Minor, BWV 80 8: 5. Gavotte I
04. Minuet in G Major BWV Anh. 116
05. Musette in D Major, BWV Anh. 126
06. Invention No. 1 in C Major, BWV 772
07. March in D Major, BWV Anh. 122 (From Notebook for Anna Magdalena Bach)
08. Minuet in G Minor BWV Anh. 115
09. Menuet in D Minor, BWV Anh. 132
10. Violin Partita #1 in B Minor, BWV 1002: 6. Double (Guitar Version)
11. Prelude from Cello Suite BWV 1008: 1. Prelude
12. Cello Suite #1 in G Major, BWV 1007: 1. Prelude (Mandocello Version)
 
になります。
 
Produced by Takashi Sato
Arranged by Takashi Sato
Recording, Mixing, Mastering Engeneer : Takashi Sato
Photographer : Chiaki Imamori
Recording Date : August 2014, November 2016
 
Takashi Sato : Mandolin, Acoustic Guitar, Classic Guitar, Mandocello
 
僕にとって初めてのClassical Music のアルバムになります。Mandolin, Acoustic Guitar, Classic Guitar, Mandocello それぞれのソロ演奏、そして Mandolin Classic Guitar によるアンサンブル。
そんな内容のアルバムです。上記の楽器によるバッハ独特のメロディーを楽しんで頂けたらと思っています。
 
2016 12 24
 
『マンドリンとの出会い』
アルバム「水の中の太陽」を発表した後、全国何カ所かのツアーに出ました。その時レコーディングではシンセサイザーで演奏されていた「黒い瞳」のマンドリンの部分を、生のマンドリンでやろうと言う事になりました。しかしメンバーの中で手の空いている (?)のは僕だけでした。そこでツアーメンバーの渡辺等君からどんなマンドリンを買ったらいいか教えてもらい、ピックアップもついでに教えてもらい取り付けました。そしてそれ迄一度もマンドリンを弾いた事がなかったので、渡辺等君から 5つ位コードを教えてもらいステージで演奏しました。これはアルパム「アンプラグド・ライブ」に収録されています。その後マンドリンを弾いたのはアルバム「 En」に収録されている「二十三夜」の中でほんの少しだけ弾きました。
今から 4年前の今頃「今年はライブをやろう」と思って歌の練習とアレンジを考えていました。そんな毎日を繰り返している時に「そうだマイクの着いたクラシックギターが必要だな」と思い、いつも楽器を買っているアメリカの楽器屋のホームページを見ていました。そうしたらとても格好いいギターがありました。そしてそのギターの紹介文に「 Ricky Skaggs」が所有していたと書いてありました。しかしそんな人の名前は聞いた事がなかったので、何となく買う事に気乗りしませんでした。それでもそのギターがとても格好良かったので、ある日 Ricky Skaggs と言う人を You Tube で調べてみました。 You Tube Highway 40 Blues」という曲を見て驚きました。マンドリンもギターも見た事のないくらいの速さで弾いていました。それ以来マンドリンと言う楽器のイメージがまるっきり変ってしまいました。 Country ブルーグラスの世界ではそうした弾き方は当たり前だったようですが、僕はいろんな音楽の中で唯一カントリー・ソングだけは聞かなかったので本当に驚きました。
 
『バッハとの出会い』
Ricky Skaggs のマンドリンにびっくりし魅了された自分でしたがカントリー・ソングやブルーグラスをやろうと言う気持ちにはなりませんでした。そしてある日 You Tube を見ていたら、マンドリンでバッハの曲を弾いている動画がありました。その曲が「 Cello Suite #1 in G Major, BWV 1007: 1. Prelude」でした。僕は「この曲をライブのアンコールかどこかで演奏したら格好いいだろうな」と思いました。そう思ったらどうしてもマンドリンを弾きたくなり、早速神田の楽器屋に行って 1920年代制の Gibson A1という Tear Drop 型のマンドリンを買ってきました。しかしドレミファも分からないし、コンサートの時に教えてもらったコードも思い出せない状態でした。それでも「 Cello Suite #1 in G Major, BWV 1007: 1. Prelude」を弾けるようになりたかったので、 You Tube でその曲をコマ送りしながら覚えようと思いつきました。 3音か 4音位ずつ指の位置と音を確認しながら覚えて行き、 4小節くらいいくとつなげて弾いてみました。 4小節でもつなげて弾いてみると覚えきれていなかったりしました。それでもそんなやり方で 8小節、 16小節とつなげて行き何とか最後まで覚えるのに何週間もかかりました。そんなやり方でマンドリンの曲やギターの曲を覚えて行きました。ただ You Tube の演奏は速すぎて、今考えると間違って覚えた音が沢山ありました。僕は中学生の時にブラスバンドでトランペットを吹いていたので、楽譜を読めない事はなかったんです。ただ Beatles の曲を覚えようとした時にあまりにも分からないので楽譜を買ってやってみましたが全然雰囲気が出ませんでした。それ以来楽譜を使わずにレコードを何回も何回も聞きながらコピーしてきました。バッハの曲をマンドリンで弾き始めて久し振りに楽譜を買いました。そしたら始めに覚えた曲がチェロの曲だったので譜面は「ヘ音記号」でした。これにはさすがに参りました。英語を辞書を片手に翻訳しているような感じでした。すぐにその曲の譜面は諦めました。そう言う具合で間違って覚えたまま随分練習していました。
 
『タブ譜との出会い』
3曲か 4曲覚えた頃に「タブ譜」と言うものがある事を思い出しました。ギターで使った事があるのを思い出しました。タブ譜と言うのは何弦のどこを押さえればいいかが図になっているものです。マンドリンでそう言ったものがないか調べてみるといくつかありました。 CDとタブ譜が付いたものがいくつかありました。それを買ってかなりレパートリーが増えました。といってもどの曲も速すぎてまた 4小節位ずつ覚えて行くやり方でした。そしてギターとマンドリンのアンサンブルもそんなタブ譜で覚えました。ただアンサンブルの曲のタブ譜にはマンドリンしか載っていなくてギターは耳で聴きながら覚えました。そんな風にして今回のバッハのアルバムの曲を覚えて行きました。ただほとんどマンドリンをやった事がない僕にとって速く弾くのは本当に難しい事で、 15ヶ月間、一日 12時間位練習しました。
 
『レコーディング』
初めてバッハの曲をレコーディングしたのは 3年前の 2月でした。でもまだまだでした。そして次はその年の夏に録音しました。始めの録音で音の固さが気になったので、 8チャンネルのアナログテープのレコーダーと 10チャンネルのミキシングコンソールを借りて録音しました。もちろんマイクは真空管のノイマン U47U67を使いました。いい演奏ができた曲や思うようにできない曲がありました。一ヶ月くらい録音しましたが、まだ伸びしろがあると思いそこからまた練習を続けました。しかしその年いっぱい練習して何とか思うように弾けるようになった頃には、もうマンドリンを弾くのが苦痛で楽しくなくなってしまいました。今思うと相当肩に力が入っていました。それからほとんどマンドリンを弾かなくなりました。ケースを開けてマンドリンを見るのも嫌でした。
それから 2年近く経って何となくマンドリンを弾いてみたいなと思い出し、少しずつ弾き始めました。楽しく弾く事ができました。そしてまたレコーディングを初めてバッハのアルバムを完成させようと言う気持ちになりました。それが去年の 11月でした。随分と時間がかかってしまいましたが、やっと「佐藤隆のバッハ」が出来上がりました。
 
「アルバムタイトル」
もう何年も前に「ターシャの庭 / Tash's Artistic Garden 」と言う本を見ながら読んだ事があって、その英語の原題が妙に頭に残っていました。「 Tash's Garden」だったらそんなに残らなかったと思いますが、「 Artistic」という言葉を「 Garden」の前につけた所が意外だったんです。
そんな事が頭の隅に残っていたせいか、始めは「 Bach's Garden」と言うタイトルにしようと思っていました。でもマンドリンにしてもクラシックギターにしてもバッハを弾く人は本当に沢山居て、その人達がみんな素晴らしい演奏をしているので、「恥ずかしながら」自分もと言う事で「バッハの庭の片隅で」と言うタイトルにしました。
 
書こう書こうと思いながら、なかなか書けませんでした。こうした説明がいいのかどうかよく分かりませんが、マンドリンに出会い、バッハに出会い、アルバムを作る事ができたと言う事が少し分かって貰えたのではないかと思っています。でもこういった経緯よりバッハのメロディーを楽しんでもらえる事が一番です。極端な言い方をすればバッハの曲もその当時のポップソングだったのではないかと思います。僕は自分では作れないメロディーを楽しんで弾いているだけです。とっても面白いメロディーです。
 
2017 2 6
 
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男と女 ( Demo Tracks )
 
 
 

2016831日より通常配信、ハイレゾ配信 ( 48kHz/24bit ) を始めます。
 
曲目は
 
01. マイ・クラシック Intro
02. マイ・クラシック
03. 映画時代
04. 短くも狂おしく燃え
05. 愛してくれるかい
06. アフロディーテの夏
07. アンダルシアの娘 Intro
08. アンダルシアの娘
09. 悲しい森の子供達
10. ウォーターホール
11. 壁になったジャンゴ
12. 白夜のエトランゼ
13. 痛いよ
14. どじ
15. さよならなんて言えやしない
16. アンダルシアの娘 (1st Version)
 
になります。
 
Produced by Takashi Sato
Recorded,Mixed, Mastered by Takashi Sato
 
Takashi Sato : Vocal, Chorus, All Instruments
 
Demo Tape を発表したい、そんな気持ちは常に持っていました。ただ以前Diary でも触れたように僕にとってDemo Tape は、まだまだ音楽的にいくらでもヒントになる鉱石のようなものなんです
。それでも敢えて今回アルバム「男と女」のDemo Tapeをリリースする事にしました。ひとつには僕の中でやりたい音楽が変って来たなという事があります。もうひとつは、もうこの頃のような声は出ないだろうなという事がありました。
僕はDemo Tape を作る際できる限りの事をしました。Introや間奏、コーラスなど時間があれば可能な限り考えました。コロンビア時代の1st2ndは余りDemo Tapeで作った歌以外のメロディーは生かされませんでした。そう言う訳で続く3rd4th アルバムは萩田光男さんにお願いしてDemo Tape の再現と言う形でアルバムを作りました。もちろん足りない部分は萩田さんが考えてくれました。「君にダブルパーキング」がそのいい例です。この曲のDemo Tapeはリズムポックスとギターと歌とベース位の簡単なものでした。それをあそこまで素晴らしい作品にしてくれました。EMIに移籍してチト河内さんと出会いました。チトさんは僕のイントロ、間奏、コーラスをそのまま生かしながらチトさんの世界を作りました。「日々の泡」は篠原信幸さんがアレンジをしてくれました。篠原さんは僕のDemo Tapeを再現しながら、さりげなく篠原さんの色を入れたアレンジになりました。僕はEMI時代のアルバムではこのアルバムが一番好きな気がします。その後は三宅純氏と2枚のアルバムを作り、EMI最後のシングル「エスメラルダ」とアルバム「十六夜曲」の2曲を白井良明氏と作りました。こうして多くのアレンジャーの方とアルバムを作ってきましたが、これはレコード会社に所属し、出版社がアルバムの制作費を出していたので僕がアレンジをするという事ができなかった訳です。
そして「8 beat dream」から長年の夢であった一人で楽器を演奏し、アレンジもするというスタイルでやり始める事になります。ドラムはチト河内さんですがそれ以外の楽器、コーラス、歌を全部自分でやるというスタイルです。ここまでに曲を作り始めて20年以上の時間がかかりました。
そして作品も演奏も全て満足できる「石の枕」が出来上がるのにさらに20年近くかかりました。ブラスバンドでトランペットを吹いていた自分がBeatles に出会い、BeatlesのコピーからBeatlesの香りがするオリジナル曲を作ろうと変っていった10代、その時から50年近くかかってできた「石の枕」。
今回の「男と女」(Demo Tracks) は、そんな僕の音楽の旅の中の中間地点ぐらいになると思います。そしてこうして一曲、一曲苦労して作っていったからこそ、その後に続いていったと思います。
 
2016.8.30

 
 
 

 
                                                      Mosha
 

 
 

2016824日より、アルバム「Mosha」の通常配信およびハイレゾ配信 (48kHz/24bit) を始めます。
 
収録曲は
 
1. Just For Today
2. This Is Love
3. Poor Little Girl
4. Junk ( インストゥルメンタル )
5. Julia
6. I'd Do It For Your Love
 
になります。
 
Produced by Takashi Sato
Recording, Mixing, Mastering by Takashi Sato(M-6はラジオ " Because" の音源をMateringしています)
 
Takashi Sato : Vocal, Chorus, All Instruments
 
今回のアルバムは自分にとって初めてのカバー・アルバムです。ただ自分なりの解釈でアレンジするのではなく、オリジナルになるべく忠実に再現しています。ゴッホが浮世絵を描いたように。そんな訳でアルバムタイトルは「模写」にしようと思いましたが、iTunes のライブラリーに並べてみるととても違和感を感じたのでローマ字表記の「Mosha」にしました。
作品に関してはHome Page で流した事のある曲がほとんどですが、今回新たにマスタリングをしました。
録音は前半の4曲が40台半ば、5曲目が多分30代前半、6曲目が39才のときだと思いますが、記憶ははっきりとしていません。このアルバムに「Rock And Roll Music」と「Woman」を収録できればよかったのですが、他の方が原盤権を持っている為に実現できなかったのが残念です。ただ「模写」という事を考えれば、今回のアルバムに収録されている曲は全て一人でやっているので、「くくり」としてはよいのかなと思います。この「模写」、特に前半の4曲は後のアルバム「石の枕」を録音していく上でおおいに影響が出ました。
 
2016721

 
 

 

巴里物語

 

 
 
 

2016817日より、New Single「巴里物語」の通常配信、ハイレゾ配信 ( 48kHz/24bit ) を始めます。
 
曲目は
 
1. 巴里物語 ( インストゥルメンタル )
 
になります。
 
Produced by Takashi Sato
All Instruments and Arranged by Takashi Sato
Recorded by Takashi Sato
Mixed by Haruhiko Shimokawa
Mastered by Takashi Sato
 
この曲はレコード・デビュー前か、デビューして直にかはっきりと思い出せませんが、かなり前に作った曲です。僕はいつも面白いコード進行を探しながら曲を作っています。そんな中でもこの曲は特別な曲です。和音の中の音がファ、ミ、レ#、レ、ド#、ドという風になっています。単純にF, E, D# 、、、というコードではなくて、上で説明した和音が入ったコードを探しながら見つけ出したという感じです。なんかフランス映画の主題歌のような曲を書いてみたいと思っていたので、こういうメロディーの曲になりました。そんな訳で僕はこの曲に「男と女のいる舗道」というタイトルをつけていました。
それから何年かして僕の作ったメロディーを深町純さんのピアノとアレンジでアルバムを作ろうという事が、僕の知らない間に進められていて、僕が気がついた時には「何か新曲はないか、アルバムに入れたい曲はあるか」そんな感じでした。アルバムタイトルが「ピアノとヴァイオリンのための巴里物語」という事だったので、「男と女のいる舗道」を提供しました。そして同じような作曲方法で作った「Mr. Blues 」をレコーディングして欲しいと伝えました。話はそれますが「Mr. Blues」という曲は「憧れは夢の中に」というアルバムに収録する曲を作っている時に、1st Album に収録されている「Mr. Lonely」と対になるように「Mrs. Lonely」という言葉を思いついて作りました。「Oh Mr. Blues」の所を「Oh Mrs. Lonely」と歌ってみてください。儚い女性をテーマにした歌になる筈でしたが、John Lennon の事件があったので「Mr. Blues」という歌になったのも必然だったのかもしれません。
話は「ピアノとヴァイオリン、、、」に戻りますが、僕の中でつけていた「男と女のいる舗道」がアルバムの中で「巴里物語」というタイトルになってしまっていました。演奏もタイトルも僕にとっては妙に広くなり過ぎて、僕の録音したデモテープの「モンマルトルの路地裏あたりに佇む男と女」という焦点を絞り込んだ感じが感じられませんでした。
そんな訳で「8 beat dream」のレコーディングの時に、この曲をレコーディングしました。最近のDiaryでもふれたシングルのカップリングにインストゥルメンタルを入れるつもりで。実際この曲も「帰るとこあるの / ジブラルタル」の次のシングルとして「忘れないさ / 男と女のいる舗道」というタイトルでCD シングルのジャケットまで作ったんです。僕の所にそのジャケットがあります。しかしそのシングルが発売される事もなく僕はEMI から離れました。
そして今回やっと「巴里物語」というタイトルでリリースする事になりました。これはこの作品のメロディーがすでに「巴里物語」としてJASRACに登録されてしまっている為、タイトルを変更できないからです。でも僕の想い描いていた世界は今回の作品を聴いて頂ければ、きっと伝わってくれるんではないかと思っています。218秒の短い時間の曲ですが、気に入ってもらえるといいなと思っています。
 
2016716

 
 

 

空を見ながらひとりごと
 
 
 

2016810日から通常配信、ハイレゾ配信 (96kHz/24bit) を始めます。
 
収録曲は
 
01. アマゾンの月
02. 戦場に降る雨
03. キャバレー
04. オルフェ
05. アンダルシアの娘
06. 愛してくれるかい
07. 星はもうヴェールをまとい
08. フェリーニとバスタブ
09. あれから
10. 夏のにおい
11. 禁断のオペラ
 
になります。
 
Produced by Takashi Sato
Arranged by Takashi Sato
Recording, Mixing, Mastering Engineer : Takashi Sato
Photographer : Chiaki Imamori
 
Takashi Sato : Vocal, Chorus, Guitar, Bass, Percussion
 
僕は18才の頃からテープレコーダーを使って曲作りをしてきました。はじめは2トラックのテープレコーダーを数台つなげて録音していました。それはレコードデビューした29才位まで続きました。そしてその頃8トラックのテープレコーダーを手に入れ、音も随分良くなり、各音のバランスも調整しやすくなりました。そして43才くらいの時に(8 beat dreamのアルバムの頃です)通常32トラック、ドラムを録音する時には更に48トラックにもなるテープレコーダーを使うようになりました。こんな風にして僕はメロディとその背景(サウンド)を考え作ってきました。そしてその作業はアルバム「石の枕」のレコーディングが終わるまでの40年くらい続けました。
「石の枕」のアルバムが出来上がった後はしばらくそう言った作業、曲作りをする気になれませんでした。そしてクラシックの曲を練習して一昨年の春と夏に録音してみました。しかしまだ納得できるような仕上がりにはならず、また同時にまだ伸びしろがある事を思い知らされました。そんなクラシック音楽の世界に15ヶ月いましたが、どれもインストゥルメンタルの曲ばかりで歌を歌いたくなりました。クラシックの曲はしばらく寝かせておこうと思いました。そして昨年の春頃から歌い始め78 月に「弾き語り」というタイトルそのままのライブをしました。その後もいつでもライブができるように喉(声帯)の筋肉が落ちないように歌の練習を続けていました。しかしなかなかライブを形にするのは難しいまま今年になってしまいました。そして今年の春頃「また何か録音して曲作りの世界に戻りたいな」と思うようになりました。実際未発表の作りかけの曲はかなりありますが、最近の自分の好きな歌とは少し違う方を向いているように思いました。そこで折角「弾き語りライブ」用にギターと歌だけで飽きずにやれるように曲をアレンジしてあったので、それらの曲から録音してみようという事になりました。発表する、しないは関係なくまず録音の日々の生活に戻りたかったんです。しかしギター一本と歌だけで録音してみてもどうにも物足りなさを感じました。以前だったらすぐにドラムを入れてベースを入れて、、、という感じになっていたと思います。でも今回はギターと歌だけにこだわってドラムは絶対に入れないと決めていました。ドラムを入れてこれまでに作った曲を録音し始めると過去のアルバムのリメイクのような感じがして嫌だったんです。あくまでも「弾き語りライブ」の延長にしたかったんです。ライブに来られなかった人に「こんな感じでライブをやっていたのか、、、」と思って貰える様なアルバムになればいいなと思っていました。そうして弾き語りスタイルで録音を始めたのはいいのですが、録音したものを聴いてみると何とも寂しいんです。そこでギターをダブルにしたり、最低限のコーラスは足す事にしました。コーラスのない曲にはタンバリンとシェーカー(マラカスのような音がする楽器)を録音しました。あと2曲だけ色づけでエレキギターを足しました。そして1曲だけベースギターも弾きました。Diaryにも書きましたが、ギターと歌だけの弾き語りの曲は3曲です。後は何かしら音を足しています。でも基本的にアコースティックギターと歌だけのアルバムです。
アルバムの制作作業が終わって全曲を通して聴いてみました。とってもカラフルなアルバムに感じました。そしていろんな流れがあるようにも感じました。「こんなアルバム作った事ないな、聴いた事ないな」と言うのが僕の感想です。65才になってから作ったアルバムです。若い頃の声と比べると随分変ったようにも感じました。でも良くも悪くも等身大の今の自分がアルバムの中にいます。アルバムを聴いてくれた方がどんな風に感じてくれるか楽しみでもあり、不安でもあります。
 
201678
 

 
 
 
Moonlight Sonata
 
 
 
2015422日より配信を始めます。
今回はハイレゾ配信 (48kHz/24bit) も同時に始めます。
収録曲は
 
01. 八月のメモワール
02. 短くも狂おしく燃え
03. 映画時代
04. 愛してくれるかい
05. 日々の泡
06. アンダルシアの娘
07. 白夜のエトランゼ
08. 痛いよ
09. スチューデントライン
10. グランドジャットの日曜日 ~再会
11. カーサル陸橋からの手紙
12. オルフェ
13. 悲しい森の子供達
14. 星はもうヴェールをまとい
15. 一人よりも二人
16. デラシネ
 
になります。
 
Produced by Takashi Sato
Composed by Takashi Sato
Arranged by Yoshiaki Shigehisa
Engeneer : Haruhiko Shimokawa
Art Work : Takashi Sato
Recorded at Sendai CAD Hall   March 1988
 
Takashi Sato : Vocal, Guitar
Yoshiaki Shigehisa : Piano, Vocal
 
 
 

 
青の時代
 
 
 

201319日よりCDの発売、音楽配信を始めます。
2015年4月29日よりハイレゾ配信 (48kHz/24bit) を始めました。
収録曲は
01.カルメン
02.エスメラルダ
03.八月のメモワール
04.裸足のゼルダ
05.オルフェ
06.12番街のキャロル
07.失楽園
08.デラシネ
09.アジャンタ
10.僕達の孤独
11.桃色吐息
 
になります。
 
Produced by Takashi Sato
Composed by Takashi Sato
Arranged by Yoshiaki Shigehisa
Recorded and Mixed by Haruhiko Shimokawa
Remastered by Haruhiko Shimokawa
Art Work : Takashi Sato
Recorded at Sunshine Theater on 1990.12.26
 
Takashi Sato : Vocal, Guitar, Piano
Yoshiaki Shigehisa : Piano, Synthesizer
Kaoru Niwata : Violin
Chieko Kinbara : Viola
Shigeki Misawa : Percussion
Izumi Misawa : Percussion
Hirohiko Otsubo : Wood Bass
 
Grateful for everyone who came over and joined the live.
 
アルバム「石の枕」のMix が終わった時に、エンジニアの下川氏にCD にしてもらいました。家に着いて早速聴いてみると、「こんなに気持ちのいい音」今のオーディオ環境では駄目だなぁ、、、もったいないなぁ、、、と思いました。それから色々と調べて、新しいセットを揃えました。早速、新しくなったオーディオセットで「石の枕」を聴いてみると「すごかった」です。自分で言うのもおかしいですが、、、体で音を感じ、それが心に響いてくる、、、そんな感じでした。何か随分長い間、頭で音楽を聴いていたなぁ、、と思い知らされました。「石の枕」はレコーディング、Mix を含めてもうかなり聴いています。だからそう何度も聴きません。そこで、他のCD を探してみると案外ないんです。アルバム通して楽しめるCDが。
そんな時に思い出したのが、オーディオの試聴レポートに使うCDがジャズやクラシックばかり、という事でした。どうしてロックはないんだろう? そんな疑問をエンジニアの下川氏に聴いた所、「クラシックとジャズは生楽器だからですよ」という答えでした。そんな訳で久し振りに色々なクラシックのCDを聴いてみました。一番気に入ったのはルービンシュタインのショパンでした。繊細で優しく本当に心地よいです。グレングールドのバッハは聴いていて疲れるので、余り聴きません。後、やはり弦楽四重奏は各楽器の音色と絡み合いが何とも面白いです。トランペット協奏曲も好きです。これは僕が昔トランペットを吹いていたせいもあると思います。まあそんな感じで、かなりクラシックを楽しんでいました。
そんな時に1990年のコンサートを思い出しました。ピアノ、ヴァイオリン、ビオラ、ウッドベース、パーカッションそしてVocal という編成でした。この編成の音は既に「アンプラグドライブ」という形でCD でも、配信でも発表しています。しかし、このアルバムの音源は「デラシネ」と「桃色吐息」を除いてはFostex 16ch のテープレコーダーで録音した音なんです。しかし1990年のコンサートは、ちゃんと録音用のバスが来て、いわゆるスタジオ録音と同等の器材で録音しました。幸いにも僕はその時録音したテープを持っていたので、まず自分のパソコンに取り込んでからCD にして、それを今お気に入りのオーディオセットで聴いてみました。何とこの所聴いていたクラシックの音、要素がいっぱい詰まっている、、、そして39歳のVocal が、自分にとってとても新鮮でした。「これをきちんとしたアルバムにしたい」「絶対にアルバムとして残しておきたい」そう思い、直ぐにエンジニアの下川氏と会いました。(実は下川氏と始めて仕事をしたのがこのライブだったんです。) そして彼もこのコンサートの音を久し振りに聞いて楽しんでいました。そんな訳で、直ぐに作業を始めました。目指したのは「気持ちのいい音」でした。古いとか新しいではなくて、今聴いて気持ちいい音を目指しました。
出来上がった音は最高でした。何とも言えぬ色気を持ったピアノ、物悲しくなるようなヴィオラ、鬼気迫るヴァイオリン、民族楽器的なパーカッション、、、
どんな世界が想像できるでしょうか? 時に切なく、時に激しく、時に不思議に、、、
様々な景色が入り交じったアルバムが出来上がりました。そしてアルバムタイトルはコンサートと同じ「青の時代」としました。そうです、、、ピカソです。
 

 
 

 

石の枕
 
 
 

2012年103日より New Album 「石の枕」の音楽配信が始まります。
2015年4月29日よりハイレゾ配信 (48kHz/24bit) を始めました。
 
収録曲は
1. stop 、、、
2. グズ・グズ
3. 女達は、、、
4. はやく、はやく
5. 遠回り
6. クロマニヨンの女
7. 石の枕
8. Na=Ze
9. みんな元気かい
 
になります。
 
Produced by Takashi Sato
Composed and Arranged by Takashi Sato
Lyrics : Hiroshi Oguchi
Recording Engeneer : Takashi Sato, Haruhiko ShimoKawa
Mixing Engeneer : Haruhiko Shimokawa
Art Work : Takashi Sato
 
Takashi Sato : Vocal, Chorus, E.Guitar, A.Guitar, Bass, Keyboard, Percussion
Hiroshi Oguchi : Drums (M-8, M-9)
Chito Kawachi : Drums, Percussion
Hiroyuki Tamba : E.Guitar (M-8)
 
821日にmixingが全て終わり、翌日から何人かの人達にCDを送りました。
ひろしの奥さんからは「ひろしの事で久し振りに泣いちゃったわ」って言う電話を頂きました。10年前にsingle を作った時のproducer 故中井氏の奥さんは「中井も、ひろしさんも本当に喜んでいると思います。どうもありがとう」「私、このアルバム聴いてaudio set 買い替えようと思って、、、、何かもっといいセットで聴きたくなっちゃった」、、、そんな連絡をもらいました。
Drumを叩いてくれたチト河内さんからは「すごくいいね」「時間かけて作ったかいがあって、本当に良くできているよ」「隆のやりたかった音が作れたんじゃない」、、、、と言って頂きました。
また、配信の作業をして頂いている会社のDirector の方からは、こんなメールを頂きました。
アルバム....いいですねー。1曲目はへルター・スケルターを思わすリフに
ニタリとしました。
またクロマニョン?のイントロ部分のトラックって....打ち込みですか?
あそこからのまさかの展開に驚きです。
口幅ったいですが...やはり...稀代のメロディメーカーですね。
個人的には3曲目「女達は」をお酒呑みながら、聴き倒したいです!
また、以前「ある一日」という中で書いた友人からは、こんなメールが届きました。
最近のハリウッド映画で「アベンジャーズ」ってのがあり
その宣伝文句が、「日本よ、これが映画だ!!」と言うのですが、
最近の音楽界に向かって「これが、真の音楽だ!!」と問いたいです。
お疲れ様でした。伝えるべき音楽がありました。
 
こんなに沢山の嬉しい言葉を頂き、本当にアルバムを作って良かったと思いました。
 よく職人が自分の作った作品、仕事が本当に思い入れが強く、また愛情が強く、またその仕上がりが良い時に、その作品を手放したくない、自分の所においておきたい。と言う話を聞きます。今回の「石の枕」というアルバムは、自分にとってそんなアルバムだったんです。でも、もう各々の楽曲が「一人歩き」していい頃だと思いました。
どうか皆さん「石の枕」の楽曲達を、沢山可愛がってあげてください。
そして、皆さんの心の中で成長していってくけると嬉しいなぁと思っています。
 

 
 

 

En
 
 
2011年2月16日より通常配信 を始めました。
2015年4月29日よりハイレゾ配信 (48kHz/24bit) を始めました。 
 

今回は18曲収録のアルバムになります。
 
曲目と曲順です。
 
01. イエスタディ
02. jeteim受話器から
03. 我が儘娘は眠りの中
04. ペパーミントキッズ
05. ピンナップにシャウト
06. 私の夢
07. 僕の願い
08. 太陽の誘惑
09. ありがとう
10. 桃色吐息
11. 姫魔性
12. 気持ちいっぱいあるでしょ
13. 桜心中
14. ママに捧げる挽歌
15. チャイニーズガール
16. 瑠璃色の恋人達
17. 二十三夜
18. 夢の世代 
 
Produce,Composed,All Arranged by Takashi Sato
Takashi Sato : Vocal,Chorus,E.Guitar,A.Guitar,Bass,Keyboad,Drum Programing,Percussion
Hiroyuki Tamba : E.Guitar on M-05,M-11,M-12,M-18
Engineer : Takashi Sato,Haruhiko Shimokawa
Mix : Haruhiko Shimokawa
Photograph : chako
Art Work : Takashi Sato
 
 
「アルバム紹介」
アルバム「8 beat dream」を完成させた後、さて次は何をやろうかと考えました。そんな時に楽曲提供したものが随分あるのに気づきました。「桃色吐息」以降、同じ様な作品を求められることに嫌気がさしていましたが、実はそれ以前に随分沢山の方に色々な楽曲を提供させてもらっていました。そんな訳で自分で気に入っているメロディの楽曲を選んで録音しようと決めました。従って必ずしもヒットした曲、知名度があるという観点からの選曲ではありませんでした。僕は職業作曲家ではないので提供した楽曲のArrangeは、ほとんどと言っていいくらいガッカリするものばかりでした。物を作って行く上で大切な「愛情」「思い入れ」が感じられなかったんです。そんな事もあって自分の意図したSoundで作り直してみようと言う思いで録音しました。録音して行くうちに沢山の出会いを思い出しました。谷村新司さん、堺正章さん、大津あきらさん数え上げたらきりがありません。そんな事を思い出して「縁」というアルバムタイトルをつけました。録音自体はかなりラフな物でしたが、丹波博幸氏にE.Guitar4曲弾いてもらった以外は全て一人で演奏しました。Mixerの下川晴彦氏の手によって僕の思う「音」に仕上げて頂きました。カラフルなアルバムです。ある意味、佐藤隆のベスト盤と言える作品になりました。「桃色吐息」しか知らない方には是非聴いて欲しい作品です。

 
 
 

 

みんな元気かい / Na-Ze
 
 
 

2016810日にハイレゾ配信 (48kHz/24bit) を始めます。
 
2012103日に Single みんな元気かい/Na=Ze の音楽配信を始めます。これは、今から10年前の200244日にCD Single としてリリースしたものです。Two brain Two hearts というユニット名で、佐藤隆、大口ひろし二人だけでレコーディングしたものです。今回のアルバム「石の枕」にも、この2曲は収録されていますが、アルバムバージョンは Twin Drum で、殆どの楽器を新しく録音していますので、この Single バージョンは、完全な佐藤隆/大口ひろし バージョンになります。

 
 
 

 
アンプラグドライブ
 
 
 

今回のアルバム紹介は「まこりんのわがままなご意見」 http://wagamamakorin.client.jp/satotakashi.html
を書いていらっしゃる"まこりんさん"に許可を頂いてアルバム評を転載させていただきました。"まこりんさんはわざわざ新たに書き直してくださいました。
 
 
アンプラグド・ライブ  (00.11.18)
text :まこりん
1. デラシネ 2. ベルリンソナタ 3. 虹色浪漫 4. 黒い瞳 5. 禁断のオペラ 6. 再会 ?グランド・ジェットの日曜日?  7. たまらないよ 8. カリョービンガ 9. 星影のプロフィール 10. 深い森へ 11. カーサル陸橋の手紙 12. 桃色吐息 13. デラシネ
 
 2000年にインディーズレーベル「コスモスレコーズ」からリリースされた佐藤隆・初のライブアルバム。音源は89?90年のライブからのもので、10年以上前の音源をなぜあえて新たに発表するのか、リリース情報を聞いただけではいまいち不明だったけれども、実際作品を聞いたら、答えは簡単明瞭。傑作ライブだから、このまま埋もれたままにしておくのは勿体無い音源だから、時期は過ぎてしまったけれども、あえてソフト化した、と。そういうことね。
 87年「水の中の太陽」、88年「甘い生活」の二枚のアルバムからがメインで、いわゆるベスト的な選曲とは言えないけれども、売れるベストとしてではなく、このサウンドを残すってコンセプトなのだろう。??とはいえ「桃色吐息」「デラシネ(AL-MAUJ)」と佐藤隆作曲の二大シングルヒットはしっかり収録しており、抜け目ない。重久義明のアレンジによって、それぞれの楽曲はスタジオ録音盤とはまったく装いを異にしている。
 そんな今作のお色直し。「アンプラグド」というタイトルからして、フォーキーなサウンドで、アコギの弾き語りメインの、地味なサウンドメイクなんじゃねーの ? と思われがちだけれども、さにあらず。このアルバム、むっちゃ派手なのだ。「ヨーロピアン」とか「エスニック」という言葉で括られがちな彼の音楽だけれども、その真骨頂といっていいかも。ギター・ベース・ピアノ・パーカス・弦カルテットという編成でさらに深く、その民族の血と業に入り込んだという印象。スタジオ録音盤より一層コアで、それでいて華やか。サウンドに煽られるように、佐藤隆のボーカルも、いつにもまして艶っぽくパッショネイト。まるで幻のカーニバルに迷いこんだかのような、闇が深く、血が濃い、妖しい1枚。カッコよすぎて眩暈するほど。
 ベストテイクはラストのほうの「デラシネ」(オープニングもバージョン違いの「デラシネ」なのだ、これ。こちらもドラマチックでなかなか)。ベースもパーカスもバイオリンも、んでもって佐藤隆の歌唱までもが、情念ほとばしりまくり。なんだこのものすごい気迫は。
 
Produced by Takashi Sato
Recorded & Mixed by Haruhiko Shimokawa
Mastered by Youichi Aikawa
Recording Date 1989 ~ 1990
Stage Arranged by Yoshiaki Shigehisa
 
Musicians
Takashi Sato : Vocal,Guitar Mandolin
Yoshiaki Shigehisa : Piano,Pianica,Chorus
Hitoshi Watanabe : Bass,Mandorin,Chorus
Hirohiko Otsubo : Bass
Shigeki Misawa & Izumi Misawa : Percussion
Haruko Yano , Kaoru Niwata : Violin
Kaori Yakumaru , Chieko Kinbara : Viola
 
Thanks to Ryo Mikami ,Shigeru Sugiyama ,Akira Kitamura

 
 
 

 

アンプラグドライブ [2011 Remaster]
 

 
 
 
2011年727日からアルバム「アンプラグドライブ」の Remater Version のダウンロード配信を始めます。それに先立って713日より「桃色吐息」「デラシネ」がシングルとしてダウンロード配信されます。今回CDが自分の所に回って来た時に久し振りに「アンプラグドライブ」を聴いてみました。現在録音しているアルバムとは全く逆の方向を向いている事、また今の自分にはできないであろう音楽が非常に新鮮に、そして自然に自分の中に入って来ました。そして今から20年以上も前にこんなライブをしていた事、現在も過去も含めてこんな楽曲、編成、サウンドを持ったライブは自分の知る限りではありません。これを Remaster して聴いてみたい。そんな想いが自分の中で膨らんで行きました。しかし既にCDで発表している[アンプラグドライブ」のMixing 作業は大変なものでした。本当に重箱の隅をつつく様なMixingをしました。パーカッションの三沢マタロウ君の足首に付けた鈴の音まで拾い出してMixingしました。そんな中で果たして既発の「アンプラグドライブ」よりいい音のRemaster Versionはできるのかどうか考えました。
現在進めているアルバムの録音の前から"良い音"を模索していました。電源タップ、電源ケーブル、ギター・ケーブル、3P-2P変換アダプター等、随分と"良い音"を探し続けました。そこから得た答えは"オーディオ的に良い音""音楽的に気持ちの良い音"
との違いでした。僕はやはり後者を選択しました。
そんな中で、いつものように下川晴彦氏にRemasteringをして頂きました。僕は何にも注文を付けずにお願いしました。そして出来上がって来た音を聴きました。本当に素晴しかったです。パーカッションの皮、そして金属が目に浮かびます。Violin,Violaの弦を掻きむしる様な音、より繊細で表情を増したピアノの音、そしてふくよかで艶の増したVocal 全てが僕の想像以上の仕上がりでした。全体的に低音部が増して土台がしっかりとなり中音部のふくよかさ、そして高音部の緊迫感、、、それらがつづれ織りのように絡まりあって物凄い"うねり"になっています。本当に素晴しいアルバムに生まれ変わりました。是非聴いて頂きたいと思っています。

 
 
 

 

8 beat dream

 

 
曲目は
 
1. 8 beat dream 2. 君が居て、君を見て 3. ダイヤモンドの孔雀 4. No-No Man 5. フェリーニとバスタブ 6. THANK YOU VERY MUCH 7. あれから・・・ 8. LUCY いつも君を探している 9. 何処か 10. 忘れないさ 11. 帰るとこあるの 12. どんなに遠くはなれても
 
になります。
 
 

 
8 beat dream (world version)
 
 
2011年2月16日より通常配信 を始めました。
2015年4月29日よりハイレゾ配信 (48kHz/24bit) を始めました。
 
 

曲目、曲順
 
01.Green Bird
02.Marmalade
03.Gelsomina
04.No-No Man
05.Thank You Very Muych
06.Sentimental Rain
07.Hydranger
08.kanna
09.Winter Road
10.Yeah!Yeah!Yeah!
11.Christmas Rose
 
Produced by Takashi Sato
Compose & Lylicks & All arranged by Takashi Sato
Takashi Sato : Vocal,Chorus,E.Guitar,A.Guitar,Bass,Keyboad
Chito Kawachi : Drums & Percussion
Yoshiaki Shigehisa : Keyboad on M-08,M-10
Otohiko Fujita : Horn on M-03
Engeneer : Haruhiko Shimokawa , Takashi Sato
Mix : Haruhiko Shimokawa
Photograph : Jun Takagi
Art Work : Takashi Sato
 
「アルバム紹介」
ある時期、Beatlesの楽曲をコピーして録音していました。そんな曲を高校時代に一緒にBeatlesのコピーバンドをしていた友人に聴かせた所、開口一番「Bassの音が違うね」と言われました。頭を金槌で殴られた様な衝撃でした。それから60年代のBeatlesの使用していた楽器を探し歩きました。'66Casino,'64Texan,VoxOrgan,'63VoxAmp,Mellotronそして中でも'64のRickenbackerのBassは、その年に2本しか作られていない物でした。
そうして集めた楽器にふさわしい楽曲、つもり僕の曲作りの原点であるBeatles
の匂いのする楽曲を書き集めました。録音はこれも僕の原点である一人多重録音に立ち返りました。まず一番拘ったのはRingoStarのDrumでした。あらゆるパターンをリズムマシーンにコピーしました。これを最初に録音してから他の楽器を重ねて行きました。まさにタイムスリップした様な瞬間でした。その後、Drumをチト河内さんにリズムマシーンと全く同じに叩いてもらいました。彼はRodgersのSerial 7 番のDrum Setを持ってきてくれました。他にチェンバロやホルーンを生の楽器に録音し直して完成しました。更にMixingは素晴しい物でした。新しい発見の連続でした。こうして出来上がったアルバムが8 beat dream(world version)です。日本で一番Beatlesに拘っている男が作った自分なりに出した答えです。佐藤隆の中にいるBeatlesです。僕のデビュー時のキャッチコピーは「僕達が最後のビートルズ・エイジかもしれない」でした。30年近くかかってやっと発表できた佐藤隆が一番やりたかった事をやったアルバムです。 こちらは、今回Remasterした物になります。

 
 

 

十六夜曲
 
 
 
通常配信中
 
曲目は
 
1. 北京で朝食を 2. キャバレー 3. 八月のメモワール 4. マイ・クラシック 5. 映画時代 6. 12番街のキャロル 7. 桃色吐息 8. カルメン 9. 僕たちの孤独 10. ください 11. ひとひらの雪 12. デラシネ 13. 虹色浪漫 14. 黒い瞳 15. カリョービンガ 16. エスメラルダ
 
になります。
 
 
 

 
甘い生活
 
 
通常配信中
 
曲目は
 
1. ベルリンソナタ 2. 禁断のオペラ 3. 月にいる人 4. ペルソナ 5. カリョービンガ 6. 星影のプロフィール 7. たまらないよ 8. スウィート フルネーム 9. 失楽園 10. ポルノグラフ 11. 深い森へ 12. アリス幻想
 
になります。
 
 

 
水の中の太陽
 
 
2015年4月8日より通常配信 を始めました。
2015年7月8日よりハイレゾ配信 (96kHz/24bit) を始めました。
 
 
曲目は
 
1. 虹色浪漫 2. 黒い瞳 ~ アモーレ・ミオ ~ 3. 太陽のシチリア 4. 戦場に降る雨 5. 再会 ~ グランド・ジャットの日曜日 ~ 6. デラシネ 7. 二つの太陽 8. カーサル陸橋の手紙 9. 夏のにおい
 
になります。
 
 

 
日々の泡
 
 
通常配信中
 
曲目は
 
1. ください 2. 日々の泡 3. 希望商人 4. 否 - ノン 5. ひとひらの雪 6. 少女 7. 慕情 8. 不思議な呪文 9. 薄情 10. 旅芸人の恋歌
 
になります。
 
 

 
土曜の夜と日曜の朝
 
 
2017年11月22日より通常配信 を始めました。
2015年7月8日よりハイレゾ配信 (96kHz/24bit) を始めました。
 
曲目は
 
1. 12番街のキャロル 2. 桃色吐息 3. オルフェ 4. カルメン 5. 僕たちの孤独 - マチルド 6. 2. ファンタンゴ 7. 軽蔑 8. 星はもうヴェールをまとい 9. クレタの迷路 10. 霧のスカンジナビア
 
になります。
 
 

 
男と女
 
 
2017年11月22日より通常配信 を始めました。
2015年7月8日よりハイレゾ配信 (96kHz/24bit) を始めました。
 
 
曲目は
 
1. マイ・クラシック 2. 映画時代 3. 短くも狂おしく燃え 4. 愛してくれるかい 5. アフロディーテの夏 6. アンダルシアの娘 7. 悲しい森の子供たち 8. ウォーターホール 9. 壁になったジャンゴ 10. 白夜のエトランゼ 11. 痛いよ 12. どじ
 
になります。
 
 
 

 
P.S I Love You
 
 
iTunes にて配信中
 
曲目は
 
1. ローゼのワイン 2. 君にダブル・パーキング 3. 好きさ好きさ 4. スチューデント・ライン 5. 片手にマティーニ、片手にブロークンハート 6. Too Long Spring 7. 八月のメモワール 8. いじけいじけて 9. 愛のファウンテン 10. From 東京
 
になります。
 
 

 
憧れは夢の中に
 
 
iTunes にて配信中
 
曲目は
 
1. Oh My Love 2. 苦い朝 3. 愛しのDreamin' Girl 4. コスモポリタン 5. Mr. Blues 6. 裸足のゼルダ 7. Be My Woman 8. サンデーアフターヌーン 9. Be Trad 10. 憧れは夢の中に
 
になります。
 
 

 
Urban "Au-Ri"
 
 
iTunes にて配信中
 
曲目は
 
1. シネラマ・シティ 2. バッド・ソサエティー 3. Cabaret 4. After 5 Woman 5. さよならと言ってくれ 6. ウッディー俺も男だ 7. ハードボイルド・ナイト 8. 涙だけアゲイン 9. 探偵 (スルース) 10. Morn'
 
になります。
 
 

 
I've Been Walking
 
 
 iTunes にて配信中
 
曲目は
 
1. アジャンタ 2. Spy 3. Mr. ロンリー 4. メ・ソ・ポ・タ・ミ・ア 5. G線上のリンダ 6. メトロポリス 7. Any Day 8. 北京で朝食を 9. 赤い靴は嘘つき 10. 8 ビート・ドリーム
 
になります。
 


 
Mail
 
宛先は takashisato3@mac.com になります。
この Official Web Site は佐藤隆本人が一人で全部作っています。
従ってメールへのご返事も僕が直接お送りさせて頂きます。
質問や感想等、何でも遠慮せずにお送りください。
お待ちしています。
 
 

STAFF

 
 
 
 
 
  

 

 
 
 

 

 


 
Profile
 
1951年3月11日 東京都府中市に生まれる。
1980年4月1日 シングル「北京で朝食を」でコロンビアレコードよりデビュー。
4枚のアルバムと5枚のシングルを発表。
1984年 東芝EMIに移籍。その年のアルバム「男と女」で日本レコード大賞アルバム賞を受賞。また高橋真梨子氏に楽曲提供した「桃色吐息」で日本作曲大賞受賞。
1985年 TBS「音楽の旅はるか」に出演。その取材と撮影でスペインとアフリカに2週間ほど滞在する。
1985年 東京とパリにてRecordingしたアルバム「巴里物語」発表。その際ニースにてフランシス・レイ氏に会う。
1986年 藤田敏八監督、松坂慶子主演の「波光きらめく果て」の音楽監督を担当。
1988年 アルバム「甘い生活」のMixingでLondonに2週間ほど滞在。その際The BeatlesのProducerとして有名なSir George Martin氏に会う。
1991年 Live Video「青の時代」発表。
1992年 八ヶ岳山麓に自身のスタジオを作り、そこでRecordingを始めるようになる。 
2001年 大口ひろしとユニットTwo brain Two heartsを組み、翌年シングル「みんな元気かい / Na=Ze」を発表。六本木「Morph」にて毎月一回のライブを大口ひろしと半年程行う。
2011年より自身のレーベル「ジェルソミーナレコーズ」から多くのアルバムをリリース。
2015年 14年振りのライブを原宿「ラドンナ」にて行う。ギター、ピアノでの3時間に及ぶ「一人弾き語り」を行う。
2017年 自身初となるClassical Music のアルバム「バッハの庭の片隅で」をリリース。
 
作曲家としもこれまで、高橋真梨子、中森明菜、沢田研二、堺正章他、多くのアーティストに楽曲提供。
 
 
 

 

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